世界4位のスマホメーカー「OPPO」 日本攻略の道筋(日経トレンディネット)

2018年1月に日本市場への参入を果たした世界第4位のスマートフォンメーカーである中国のOPPO。日本ではまだ知名度が低いOPPOだが、カメラへの注力や積極的なプロモーションで、新興国を中心に急速に人気を高めている。携帯電話・モバイル専門ライターの佐野正弘氏が中国にあるOPPOの本社を取材し、同社の強みと日本市場攻略に向けた戦略を探った。

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 スマートフォン出荷台数でサムスン、アップル、ファーウェイに次ぐ4位のシェアを獲得している、中国のスマートフォンメーカー「OPPO」。そのOPPOが、今年1月末に同社のフラッグシップモデル「R11s」で、日本市場への参入を発表した。

 OPPOは世界的に高いシェアを持つものの、販売の中心は中国と東南アジアなどの新興国であるため、日本ではほとんど知られていない。そこで今回、中国・広東省東莞市の工場本社と、深セン市にあるOPPOの本社を訪れ、OPPOのこれまでの取り組みと戦略、日本市場に対する考え方などを聞いた。

すべてのリソースをスマートフォンに集中

 OPPOは2004年に設立された。当初はMP3プレーヤーが主力だったが、2008年に携帯電話事業に進出。カメラに特徴のあるスマートフォンを次々投入したことで、新興国の若い世代から支持を獲得し、急成長を遂げた。現在は事業をスマートフォン1本に集中。アップルやサムスン電子、ファーウェイなどがパソコンや家電製品も手がけるのとは異なり、社内の全リソースをスマートフォンに投入することで、ユーザー体験を高めることに注力しているという。

 そのことを象徴しているのが、スマートフォンの開発から製造までを一貫して行う東莞市の工場本社だ。OPPOは中国だけでも3万人の社員を抱えており、そのうち1万人がこの工場本社に在籍している。自社で工場を持ち、スマートフォンを製造している企業は多くない中、自社でスマートフォンの開発から製造までを行い、クオリティーコントロールを重視する姿勢からは、同社がスマートフォン事業にかける意気込みが見て取れる。

 OPPOがスマートフォンで力を入れている要素は、大きく分けて、デザイン、急速充電、カメラ機能の3つ。その中でも特に注力しているのがカメラ機能だ。OPPOは自社のスマートフォンを「カメラフォン」と呼び、スマートフォンに適したカメラの研究開発を非常に重視している。

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大容量バッテリーは20000mAhと50000mAhを使い分ける(日経トレンディネット)

外出時のバッテリー切れ対策にお薦めの2モデル

 最近はスマートフォンとタブレット、Bluetoothヘッドホンやモバイルルーターなど、複数の端末を持ち歩く人が増えている。それら一式を携えて外出するときに心配になるのがバッテリーだ。また、スマートフォンしか持ち歩かないという人の中にも、バッテリー切れで困った経験のある人は多いのではないだろうか。

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 喫茶店などが近くにあればそこで電源を借りることもできるだろうが、充電中は移動ができなくなってしまう。そこでお勧めしたいのが、モバイルバッテリーを携行することだ。

 この数年は、スマートフォンを5回以上もフル充電できるとうたう大容量モバイルバッテリーが珍しくなくなってきた。スマートフォンしか持ち歩かない人なら、週に1、2回も充電すれば“モバイルバッテリー本体がバッテリー切れ”に陥ることもないだろう。大容量モデルは充電に時間がかかるのが難点だが、急速充電に対応したモデルなら、そのあたりのストレスも軽減されるはずだ。

 例えばアンカーの「PowerCore II 20000」などは、急速充電に対応した大容量モバイルバッテリーの代表例。20000mAhの大容量をうたっており、「iPhone 8」なら約7回もフル充電できるという。

 しかも本体は62×170×22mmと、2~3年前なら5000mAhクラスのサイズ感で、重量も約369g。急速充電への対応もポイントで、「Quick Charge」対応の充電器を使えば、およそ5時間でフル充電が可能とのことだ。

 さらにコストを抑えたい人には、「RuiPu」というブランドの24000mAhのモバイルバッテリーもお薦めだ。こちらは中国・深セン市に本社を置く企業の製品ということで、商品説明の日本語にはたどたどしさを感じるが、レザー調のボディーの質感とデザインが好評で、アマゾンの購入者のほとんどが星4つ以上の評価を付けている。

 165×80×20㎜、500gの本体にUSBポートを4基、さらにmicroUSB、lightningポートを備えており、複数のデバイスを一度に充電できるのが特徴。パーセント表示でバッテリー残量が確認できるのも便利だ。こちらも「QuickCharge」対応で、2年間のメーカー保証も付いている。

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キャリアの「テザリング有料化」が批判される理由 佐野正弘の“日本的”ケータイ論(日経トレンディネット)

キャンペーン終了でテザリング騒動再び

 パソコンや携帯ゲーム機などの機器を、スマートフォン経由でインターネット接続する「テザリング」は、複数の端末を持ち歩くユーザーにとって、非常に便利な機能だ。だが一方で、通信量の急増を嫌うキャリア(通信事業者)としては提供したくない機能でもある。テザリングをめぐっては、切望するユーザーと消極的なキャリアが衝突したことが、過去にも何度かあった。

【関連画像】3月2日のKDDIプレスリリースより。旧料金プランの「データ定額20」「データ定額30」のテザリングオプション利用料が500円に引き下げられ、2018年4月から有料となった

 そして今回、ユーザーの批判を浴びているのは、「スーパーデジラ(データ定額20・30)」「auピタットプラン」「auフラットプラン20・30」のテザリングオプションを有料化したKDDI(au)だ。

 「スーパーデジラ」を2016年に投入した際、auは、テザリング利用には月額1000円のオプション料金がかかるとしていた。2017年7月に発表された「auピタットプラン」「auフラットプラン」も、月額料金こそ500円に引き下げられたものの、テザリングは有料オプション扱い。それらが2018年3月末まで無料で利用できたのは、キャンペーンの対象となっていたからだ。

 そのキャンペーンが終了する2018年3月末を迎えるに当たり、auは「スーパーデジラ」のテザリングオプション利用料を500円に引き下げて「auピタットプラン」「auフラットプラン」とそろえた上で、無料のキャンペーンを打ち切った。この措置に納得がいかない多くのユーザーが、インターネットを中心に批判の声を上げているのである。

 それらの批判の声を受けてか、同じくテザリング無料のキャンペーン終了を予定していたソフトバンクは、5月末までキャンペーン期間を延長すると発表。またNTTドコモもテザリングオプション無料のキャンペーンを終了する予定はないようだ。

通信量は変わらないのに別途料金がかかる

 そもそもなぜ、ユーザーたちはテザリングの有料化を批判しているのか。それは、スマートフォンで通信した場合も、テザリングを利用した場合も、通信量には違いがないためだ。にもかかわらず、なぜテザリングの利用にはオプション料金が必要になるのか? 疑問が湧くのは当然のことだろう。

 しかも現在は、データ通信料が完全定額制ではなく、契約した料金プラン以上の高速データ通信を行うためには、追加料金を支払う仕組みになっている。キャリアにとっては通信量が増えたほうが利益が上がる状況であるにもかかわらず、テザリングによる通信を有料にすることで、意図的に制限を設けているのはなぜだろうか。

 キャリアがテザリングを制限したい理由は、やはりパソコンによる大容量通信が第一だろう。スマートフォンと比べてストレージ容量の大きいパソコンは、大容量ファイルの送受信ができてしまう。キャリアは、通信ネットワークに想定外の負荷がかかることを警戒しているわけだ。

 それは、auが大容量通信の可能な料金プランしかテザリングを有料にしていないことからもうかがえる。利用できるデータ通信量が少ないプランのテザリングオプションは、引き続き無料となっているのだ。

 とはいえ、現在では動画視聴をはじめ、大容量通信を必要とするスマートフォン向けサービスは多いし、アプリやOS(基本ソフト)のアップデートも大容量化が進んでいる。もちろん、そうした大容量通信に対処するため、キャリアも積極的にインフラの高度化・大容量化を進めている。それでもなお、テザリングだけが“厄介者”扱いされ続けているのはなぜか。

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急拡大するゲーミングPC、売れ筋は10万円クラス 売り場直送!家電トレンド便(日経トレンディネット)

 今回はソフマップAKIBA2号店 パソコン総合館に、ゲーミングパソコンの売れ筋を取材した。

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 3Dグラフィックスなどを多用した処理の重いゲームを遊ぶためのゲーミングパソコンは、一般的なパソコンよりも目的が絞られるうえハイスペックが要求されるため、これまではパソコンやPCゲームに詳しいコアなユーザーが多いジャンルといわれていた。ところが、昨年夏に様相が大きく変わったようだ。同店の石上司氏は「YouTubeなどのゲーム実況動画を見て、『自分もプレーしてみたい』『自分も実況してみたい』とPCゲームに興味を持つ人が一気に増えた印象があります。eスポーツの影響も大きいです。来店される方の平均年齢は大きく下がりましたし、男女比も偏りがなくなりました」という。

 最近の売れ筋ランキングも、新規ユーザーの勢いがいかにすごいかを示す並びになっている。

 1位の「Inspiron 15 7567」が象徴的だが、15万円以下のモデルが4位まで続いており、ゲーミングPCながら一般的なパソコンと価格の差がほとんどない製品が主流になっているのが印象的だ。また、4位を除いてノート型が中心になっているもの見逃せない。石上氏は「いまはノート型のシェアが7割です。カフェやスタジオに持ち込んで実況したいというニーズが増えたのと、排熱構造が向上して使い勝手が良くなったことが大きく関係していると思います」と話していた。

 モデルごとの人気の理由は次のページから追っていこう。

※なお、写真や文章で掲載している価格は、2018年3月27日14:00時点のもの。日々変動しているので、参考程度に見ていただきたい。

ゲーミングPC入門機は15万円が予算の目安

 一番人気は、デルの15.6型フルHDノート「Inspiron 15 7567 NG55-7HLPPB」だ。スペックはCore i5-7300HQとGeForce GTX 1050Ti、8GBメモリーで、ゲーミングノートとしては必要最低限だ。とりあえずPCゲームを始めてみたいという入門機として人気があり、初めてのパソコンとして購入する人も多いそうだ。

 「だいたい10万円を予算として考えている人が多く、その範囲内で収まりつつゲーミングPCとして使えるギリギリのところにあるモデルといえます。低画質モードであれば、『PUBG』(プレイヤーアンノウンズ バトルグラウンズ)などの流行のタイトルはそれなりに遊べます」

 石上氏はゲーミングパソコンとしては「グラフィックスチップはできればGeForce GTX 1060以上が欲しいです」と語る。そのスペックを満たすとどうしても10万円を超えてしまうが、15万円以内であれば複数のモデルが見つかる。そのあたりがゲーミング入門機のボリュームゾーンになっているようだ。

 2位のエイスーステック「ROG STRIX GL703VM-EE062T」は、GeForce GTX 1060と17.3型フルHDの大型ディスプレーを搭載しているところが人気を呼んでいる。「持ち歩きしない使い方なら大画面のほうが遊びやすいですからね。現在キャッシュバックキャンペーンを実施していることもあって人気があります」。

 3位のデル「Inspiron 15 7577 NG55VR-7WLP2」は1位と同じ15.6型フルHD液晶搭載だが、グラフィックスメモリーが大きいGeForce GTX 1060を内蔵し、一段上のスペックになる。「メインメモリーを当店で16GBまで増設できるので(※有料オプション)、予算内でできるかぎりハイスペックを目指したい方に支持されています」。

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新作と海外プロモが結実 「今年はCygamesの年になる」 キーパーソン激白! 進化するゲーム・ビジネス2018(日経トレンディネット)

昨年の「新作タイトル」はゼロ……!?

――2017年は重点課題として「新作」「クロスメディア」「海外展開」の3点を挙げていらっしゃいましたが、昨年を振り返っていかがですか?(関連記事:ゲーム連動アニメに注力のCygames 海外ヒットも狙う)

木村唯人氏(以下、木村氏): 実は新作は何も出なかったんです。子会社のWithEntertainmentから『セブンズストーリー』という新作は出ましたが、当時出そうと思っていたものは何も出ず、すべて今年にずれ込んだ形になります。どれもトラブルが起こって仕方なく延期したのではなく、作りながら「もっとすごいものができそう」という思いがあってのことでした。

 2018年は『プリンセスコネクト!Re:Dive』が2月15日にリリースされたのを皮切りに、いくつか出せればと思っています。

――開発の遅延というよりも、完成度の向上というかなり前向きな理由だったんですね。クロスメディア展開についてはいかがですか?

木村氏: 一般的な意味での「クロスメディア」とは少し意味合いが違うかもしれませんが、リアルイベントや各企業とのコラボを実施して、それらが成功したと自負しています。

 例えば、『グランブルーファンタジー』(以下、グラブル)では初となるリアルイベント「グラブルフェス2017」を大好評のうちに終えられました。コラボは『グラブル』と、『サムライスピリッツ』『カードキャプターさくら』『活撃 刀剣乱舞』『進撃の巨人』などで実施しています。中でも、2017年10月のマクドナルドさんとのコラボレーションは大きな取り組みでした。

――Cygamesはアニメを絡めたクロスメディアが有名ですが、かなり多方面で展開している印象です。

木村氏: アニメのプロジェクトは規模としては非常に大きかったですね。『グラブル』のアニメ放送はかなり好評で、これを機にゲームを始めた人も多いですし、ブルーレイやDVDのセールスも好調です。

 2017年前半はこうしたアニメの動きが、後半はマクドナルドとのコラボが大きかったということです。非常に多くの方にマクドナルドで食事をしていただけました。『グラブル』には「スカイコンパス」という専用の周辺アプリがあって、アニメと同時にリリースしたのですが、これがリアル店舗とコラボする上での架け橋になってくれました。

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ソニーのモバイルプロジェクター 唯一残念な点とは? 戸田 覚のPC進化論(日経トレンディネット)

 僕はプレゼンに関する本や記事を書く機会が多く、プロジェクターにもかなり関心がある。特にモバイルプロジェクターは気軽に持ち歩ける上に、価格も手ごろなのが魅力だ。簡単に持ち歩けると、仕事だけでなく旅行などにも持ち出して、大画面で動画や写真を楽しめるので楽しい。ということで、今回は、ソニーが4月25日に発売する新製品「MP-CD1」を試してみた。

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 本体サイズは、ちょっと大きめのスマートフォンやモバイルバッテリー程度。大きさは83×16×150mmで、重さは280gだ。さすがにシャツのポケットに入れると服の形が崩れてしまうが、小さなカバンにも余裕で入る。ポーチなどにスマホと一緒に入れて持ち歩けるのは素晴らしい。

 デザインは黒一色で、ガジェット好きの物欲をくすぐるし、仕事で使うにも目立たなくていい。個人的に感心したのは、金属ボディーを採用した剛性の高さだ。この固いボディーは手にしていてうれしくなる。標準で付属する合皮のケースも黒で統一されていて質感が良く、しかもモバイルプロジェクターがぴったり収まるサイズに作られているあたり、“設計者はわかっているなあ”と感心する。

端子は盛りだくさんだ

 モバイルプロジェクターとしては、端子の数はずいぶん多く、レンズを正面に見て左側面に並んでいる。充電に使うUSB Type-C端子、各種機器と接続するためのHDMI端子、スピーカーをつなぐAUDIO OUT端子を備える。また、通常サイズのUSB端子もあり、これはMP-CD1をモバイルバッテリーとして利用するときに使う。

 パソコンとの接続なら、HDMIケーブルを利用すればいい。Androidスマートフォンと接続するには別売りのMHLケーブルが必要とされているが、USB Type-CをHDMIに変換するアダプター(Anker USB-C & HDMI変換アダプター)を試してみたところ、問題なく使えた。iPhoneとの接続は、Apple純正のLightning-Digital AVアダプターを利用した。スマホ、iPhoneとの接続もつなぐだけで済み、とても簡単だった。

 唯一の欠点を挙げるなら、ワイヤレスで接続する機能がないことだろう。モバイルプロジェクターの中には、無線規格のMiracastを利用してパソコンなどとワイヤレスで接続し、投影できる製品もある。ケーブルなしで使えれば、荷物も減るし、置き場所も選ばないのでとても便利だ。

 また、ケーブルで接続するモバイルプロジェクターは、テーブルの上などに固定するのが難しいとも感じる。当然のことながら、使用時はモバイルプロジェクターを三脚に取りつけるのだが、その際、プロジェクターが太いHDMIケーブルに引っ張られて動いてしまうことがあるのだ。

 ただし、MP-CD1は、三脚を取り付ける穴が中心からずらしてあり、穴の横にケーブルを差し込むように設計されている。ケーブルをつないだ状態のバランスがよいので動きにくい。とてもよく考えられていると感心する。

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Facebookの情報流出、「診断系アプリ」はワナだらけ お騒がせSNS時代のサバイブ術(日経トレンディネット)

診断系アプリにはワナがある

 Facebookのニュースフィードには、毎日いろいろな投稿が流れてきますね。楽しそうな飲み会の様子、旅行先の写真などに交じって「あなたが戦国武将だったら誰?」というような投稿を見たことはありませんか?

【関連画像】 Facebookの情報流出、「診断系アプリ」はワナだらけ

 これは「診断系アプリ」などと呼ばれるもので、「あなたの良い奴度 vs. クズ度」などの診断系、「これ見える? 見えたら特殊な眼をしています」といったテスト系、「セクシー雑誌の表紙を飾った姿は?」などのプロフィール画像加工系などがあります。

 友達の診断結果が流れてくると、自分の場合はどうなのかを試したくなりますね。こうした診断系アプリは、タップするだけで自分も試せるように作られていますが、果たしてこうした診断系アプリは使っても大丈夫なのでしょうか。

 結論から言えば、個人情報を抜かれるアプリと安全なアプリがあります。詳しく説明していきます。

FacebookのCEOが謝罪した情報流出

 個人情報が抜かれるアプリなのか安全なアプリなのかは、簡単に判断できます。友達がシェアした診断系アプリをタップ、またはクリックしたとき、そのアプリが「Facebookでログイン」を求めるかどうかが運命の分かれ道です。

 もし「Facebookでログイン」画面が表示されたら、そのままログインしてはいけません。そのアプリは、あなたがFacebookに登録したプロフィール、メールアドレス、誕生日、写真、友達リストなどの情報を取得するかもしれないのです。

 2018年3月25日(現地時間)、Facebookの最高経営責任者(CEO)マーク・ザッカーバーグ氏は、英国のデータ分析会社がFacebookのユーザー情報5000万人分を取得したことについて、米国および英国の大手新聞各紙に謝罪広告を出しました。このユーザー情報は、まさに診断系アプリで流出したのです。

 2014年、英国のケンブリッジ大学教授が性格診断テストをFacebookに公開し、約27万人が利用しました。このアプリはログインしたユーザーだけでなく、その友達のプロフィール情報も取得するものでした。教授はその約5000万人分のデータを、データ分析会社に不正提供しました。選挙のコンサルティングも行う同社は、2016年のアメリカ大統領選挙でトランプ陣営についていたため、その膨大なデータが選挙にも利用されたと指摘されています。

 Facebookなんて信じられない――そう考えたユーザーは、「#DeleteFacebook(フェイスブックを削除しろ)」のハッシュタグを付けた投稿をTwitterに投稿する騒ぎになりました。

 ザッカーバーグ氏はこの問題について対策を取ると発表しています。不正な疑いのあるアプリはFacebookから排除すること、不正利用された際にはユーザーに報告すること、ユーザーが3カ月以上利用していないアプリによる情報アクセスを停止すること、ログインレビュー(そのアプリのレビュー)がないアプリに関しては、ユーザー名、プロフィール画像、メールアドレスの取得のみに制限すること、ユーザーが自分で使っているアプリをチェックすることなどです。

 しかしこの対策は発表されたばかりで、日本のユーザーに実装されるには時間が掛かります。そこで、今からすぐ自衛できる方法を説明します。

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足こぎ発電機でiPhoneをフル充電! かかる時間は!?(日経トレンディネット)

緊急時にすぐに使えるペダル式発電機

 スマートフォンは、多くの人にとって家族や友人、知人との日常的な連絡手段であり、ビジネスツールでもある。スマートフォンはいまや、数日どころか、数時間使えなくなるだけでも困るものになってしまったように思う。それだけに、外出時に心配になるのが端末のバッテリー残量だ。

【関連画像】ペダル部分は有名ブランドのウェルゴ製。ベアリングが入っているため回転はスムーズ

 ケーターの「パワーボックス」は、非常用のポータブル発電機。自転車のように足でペダルをこいで発電する。差し込み口は日本で主流の「A型」で、120V、最大20Wの電力を供給できるという。もちろん、スマートフォンのACアダプターも問題なく使用できる。これさえあれば「ゼロから電気を生み出せる」と思うと非常に心強い。価格は直販サイトで税別4万5600円だ。

 というわけで今回は、電源が使えない屋外で、モバイルバッテリーなどの補助電源も一切ない状況に陥ったと仮定して、パワーボックスを試用してみた。

 パワーボックスのパッケージには、折り畳まれた発電機部分、ペダル、スタンドがそれぞれ収められているので、まずはクイックマニュアルに従って本体を組み立てる。組み立てに工具は要らず、パーツとパーツの接合部に金属製のピンを差し込んで固定するだけだ。「組み立てる」というほどの手間ではなく、10分もかからずに使える状態になった。

1分と少しで残量が1%アップ!

 パワーボックスを組み立て終わったとき、スマートフォンのバッテリー残量は2%だった。外出中なら、そろそろバッテリーが切れないかとおびえながら、コンセントが使える喫茶店を探しているところだ。

 なお、充電するスマートフォンは、使用期間1年ほどの「iPhone SE」。バッテリーはわずかにヘタリ始めた状態だ。パワーボックスのコンセントにアップル純正のアダプターとLightningケーブルを接続し、iPhone SEを充電すべくペダルを踏み始める……。ちなみにパワーボックスは、1秒間に1.5回転以上のペースでペダルをこぐと発電する仕様。あまりのんびりこいでいると電力の供給が止まってしまう。

 バッテリー残量2%からスタートして、3%になったのは1分19秒後。小数点以下の電池残量が分からないので誤差はあるだろうが、単純に1%あたり79秒とすると、130分あまりで0%から100%になる計算だ。

 とにかく、どんどんこいでみる。しばらくこいでいると、抵抗感が変わるポイントがあることが分かる。詳しい仕組みは不明だが、時々ペダルが重くなり、いかにも「発電している」という感触になるのだ。10分ほどこいでみた印象では、通常の軽い状態が80%、少し重い状態が15%、かなり重い状態が5%くらいの割合でペダルの抵抗感が変化するようだ。常に軽ければ発電も楽なのだが、こぐ時間が長くなるにつれて、この重さが疲労として地味に足に蓄積されていく……。

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クラウドより高速で便利! ファイル転送アプリ2選 戸田 覚のデジモノ深掘りレポート(日経トレンディネット)

 最近、やっぱりパソコンが使いやすいと再認識している。もちろん、スマートフォンも毎日、長時間使っているのだが、目の前にパソコンがあれば、無意識にパソコンに手が伸びる。何でもスマホで済ませようとする若者とはずいぶんな違いだ。「古い」といわれるかもしれないが、便利なのだから仕方がない。

【関連画像】Photos Companionは、マイクロソフト製の写真転送アプリ。iOS版とAndroid版がある

 僕は、自分で作成したファイルのほぼすべてをパソコンで管理している。スマホで撮影した写真やビデオをパソコンに取り込んで整理したり、書類などに貼り付けたりすることも少なくない。では、スマホからパソコンにファイルを移すときどうするか。

 一般的には、OneDriveやGoogleフォトなどのクラウドストレージを利用する人が多いだろう。僕も利用している。ただ、クラウドストレージは容量が限られているし、転送が遅くてイライラするので、保存するのはクラウドにバックアップしておきたいファイルや外出先で利用したいファイルにとどめている。

 スマホで撮った写真などを目の前のパソコンに送りたいだけなら、ファイル転送アプリのほうが便利だ。必要なファイルだけを指定して、パソコンに送るので、転送速度も速いし、クラウドストレージに余計なファイルが残ることもない。

 ということで、今回は最近便利に使っているスマホのファイルをパソコンに転送するツール「Photos Companion」と「AirMore」を紹介したい。

Windows 10限定だが転送は高速

 Photos Companionは、スマホで撮影した写真をパソコンに転送するためのアプリだ。最大の利点は高速なこと。クラウドを経由するサービスよりも圧倒的に高速だ。

 例えば、以前に紹介した「Send Anywhere」でもできることは変わらないのだが速度が大きく違う(関連記事:一度使うと手放せない!戸田覚厳選のAndroidアプリ)。Send Anywhereは、使っているとあまり意識することがないが、クラウドを経由してファイルを転送している。アップロードとダウンロードにそれなりに時間がかかる。その代わり、ファイルをやり取りする機器のOSはWindowsでもAndroidでもiOSでもいいし、各機器が別々のネットワークにつながっていても利用できる。

 一方のPhotos Companionは、スマホとパソコンの間で直接ファイルを転送する。ファイルの転送はスマホからパソコンへの一方通行だが、インターネットを介さず、Wi-Fiを使ってデータを送信するので、クラウドを経由するよりも断然速い。

 難点は、パソコンのOSがWindows 10でないと使えないこと。パソコン側の受け口としてWindows 10の標準アプリ「フォト」を利用するからだ。また、パソコンとスマートフォンが同じWi-Fiネットワークにつながっていることも条件だ。SendAnywhereに比べると利用シーンは限定的だが、自宅やオフィスなどではPhotos Companionのほうが便利という人も多いはずだ。

 Photos Companionを使うには、スマホにアプリをインストールするだけでなく、パソコン側にも設定が必要なので、よく使うパソコンではフォトの設定を変更して、Wi-Fiでファイルをやり取りできるようにしておこう。

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業績堅調のコーエーテクモ 今後の成長は海外進出が鍵 キーパーソン激白! 進化するゲーム・ビジネス2018(日経トレンディネット)

『真・三國無双8』や『進撃の巨人2』など人気シリーズの新作を2018年前半にリリースしたコーエーテクモゲームス。2017年度第3四半期決算では、営業利益や経常利益が過去最高を記録するなど、経営は堅調だ。新旧タイトルをPlayStation4やNintendo Switchなどの家庭用ゲーム機だけでなく、SteamなどのPC版へ展開することで、世界的に売り上げが伸びた。さらにグローバル市場での存在感を高めるために開発体制、プロモーション施策などを練り直す。鯉沼久史社長に2018年の方針を聞いた。

【関連画像】鯉沼久史(こいぬま・ひさし)氏

(聞き手/山中浩之=日経ビジネス、渡辺一正=コンテンツ企画部、写真/中島正之)

※編集部注:インタビュー内容は1月29日の取材時点に基づきます。

家庭用ゲーム機の好調で明るい兆し

――「台北ゲームショウ2018」(現地時間1月25日~29日)はいかがでしたか。

鯉沼久史社長(以下鯉沼氏): 例年、ソニー・インタラクティブエンタテインメントブース内に出品しており、今年は『真・三國無双8』と『進撃の巨人2』の2作品を展示しました。またスクウェア・エニックスさんのタイトルで、当社が開発した『ディシディア ファイナルファンタジー NT』もありましたので、非常ににぎやかでした。

――『三國志2017』のアジア圏向けの配信も始まります。

鯉沼氏: そうですね。中国から配信をスタートして、あっという間に300万ダウンロードを超えました。中国はアプリが非常に強いです。台湾や韓国はアプリも強く、パッケージも売れるような市場になっています。東南アジアも今後、非常に魅力のある市場になるのではないかと思います。

――2017年を通じてはいかがですか。第3四半期の数字まで見ても、かなりいい1年だったのでは?

鯉沼氏: 2017年上期は少し苦戦しましたが、リリースしたタイトルが長く売れる状況は続いていると思います。家庭用ゲーム機向けは今まで厳しい状況が続いてきましたが、PlayStation4(PS4)が伸長していること、Nintendo Switch(Switch)が強力なハードウエアとして加わったことで、2018年は明るい兆しが見えるのではないかと思います。

 スマホ向けアプリも「日本市場は頭打ち」といわれていますが、「非常にいいところでの頭打ち」といいますか、好調をキープしているイメージです。

――2016年と2017年を比べてみて、トレンドの違いはありますか。

鯉沼氏: 2017年はハードウエアが伸びたことで、新作タイトルもそれなりに売れましたし、旧作も長くリピートオーダーが発生する傾向がありました。加えてPC向けゲーム配信サイト「Steam」をはじめとしたダウンロード販売も、かなり数字を伸ばしました。2016年よりは堅調だったのが、2017年でした。

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