ドローンは200g未満の申請不要タイプに勢い(日経トレンディネット)

 前回の「平昌五輪直前! BDレコーダーは1TB×2番組が売れ筋」に引き続き、今回はビックロ ビックカメラ新宿東口店にドローンの売れ筋を取材した。ドローンは航空法の対象となる200g以上の機体と200g未満の対象外モデルに大別され、それぞれニーズがあるという。ドローンコーナーを担当する遠藤恭介氏は「200g未満のモデルを自分用やプレゼント用に買われる方が増えています。一方で200g以上のモデルもYouTubeに動画をアップしたいなどのニーズから需要が高まっています。着実に市場が大きくなっていると感じますね」という。

【関連画像】ビックロ ビックカメラ新宿東口店 地下1階にあるドローンコーナー

 それを踏まえて売れ筋モデルをみていこう。

 1位と2位、4位が200g未満、3位と5位が200g以上で、入門クラスから中上級機までバランスよくランクインする結果となった。確かに裾野が広がって市場が大きくなっているように思える。次のページからモデルごとの人気の理由を探っていきたい。

※なお、写真や文章で掲載している価格は、2018年1月30日16:00時点のもの。日々変動しているので、参考程度に見ていただきたい。

200g未満はホバリングして自撮りできる1万円級が人気

 売れ筋トップはSACの「DRH810」。ポケットに収納できるコンパクトなボディーを採用した屋内向きドローンで、空中で静止するホバリング機能やボタンひとつで戻ってくるワンキーリターン機能を備えている。コントローラーを同梱しているが、スマートフォンの専用アプリでも操作できるのもポイントだ。

 遠藤氏は「部屋のなかでスマホで操作しながら自撮りできるところが喜ばれています。ドローンでの自撮りはホバリング機能がしっかりしていないとできませんが、DRH810なら安心して試せると思いますよ」と語る。

 入門機としてはもちろん、子供へのプレゼント用としても選ばれることが多いモデルだという。

 続く2位のSAC「DRX25」もできることはDRH810とあまり変わらないが、カメラの角度をコントローラー側で自由に調整できるといった付加機能がついているので、カメラアングルやフレームワークが工夫しやすい利点がある。反面、機体は大ぶりとなる。

「機体がプロユース定番の『Phantom』シリーズによく似ているので、将来のステップアップを思い描きながら自分用の入門機として選ぶ方が多い印象ですね。もちろんプレゼント用としてもよく売れていますよ」

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SIMロック解除した端末を格安SIMで使うには? 中古スマホ購入時に気をつけたいキャリアとSIMロックの落とし穴(日経トレンディネット)

 大手携帯電話会社から販売されているスマートフォンで、ほかの携帯電話会社やMVNO(仮想移動体通信事業者)のSIMカードを利用するには「SIMロック」外す手続きが必要だ。

【関連画像】原則、一括払いなら、すぐにSIMロックを解除できる。一方で、auの中古端末も、NTTドコモやソフトバンク同様に最初に購入した本人しかロックを解除できなくなった

 このSIMロック解除について、KDDI(au)とソフトバンクが2017年12月1日、一部の条件を変更した。これ以降、一部に例外はあるものの、端末代金を一括で支払った場合は、原則としてすぐにSIMロックを解除できるようになっている。NTTドコモではすでに同様の条件でSIMロックの解除が可能となっていたため、これで3大キャリアの足並みがほぼそろった格好だ。

 一方で、これまでauの中古端末は誰でもSIMロックを解除できたが、他の2社と同様に、最初に購入した本人しかロックを解除できなくなった。詳しくは後述するが、格安SIMでauの中古端末を使いたいと思っている人にとってはデメリットと言える変更で、今後は今まで以上の注意が必要だ。

 そこで今回は、大手携帯電話会社におけるSIMロック解除の条件や、SIMロック解除した端末を格安SIMで使うにあたり、どのような影響があるのかをまとめてみた。

一括払いなら、すぐにSIMロックを解除できる

 まずは、大手携帯電話会社のSIMロック解除について、最新の条件をおさらいしておこう。前述のように、2017年12月1日からは3キャリアの条件がほぼそろった。以前は日数などの条件に微妙な違いがあったが、現在は把握しやすくなっている。

 購入した端末のSIMロックがいつから解除できるのかは、3キャリアとも端末代金の支払い方法によって異なる。これがちょっとややこしい。

 まず、分割払いで購入した場合、SIMロックを解除できるのは、端末の購入から101日目以降。ただし、同じ回線で以前にもSIMロックを解除したことがあり、直近のSIMロック解除から101日目以降の場合は、端末購入後、いつでも解除できる。タイミングによっては、分割払いで購入してもすぐにSIMロックを解除できるわけだ。

 一括払いで購入した場合は、3社とも原則として、いつでもSIMロックを解除できる。なお、NTTドコモとソフトバンクでは、分割払いで購入した端末の残金をまとめて精算すると一括払い扱いになり、その時点からSIMロックが解除できるようになる。

 ただし、NTTドコモの「端末購入サポート」、auの「au購入サポート」、ソフトバンクの「一括購入割引」など、割引サービスを利用して端末を購入した場合は、分割払いと同様に101日目以降までSIMロックが解除できない(ドコモのみ、端末購入サポートの解除料を支払うことで購入から100日以内でも解除可能)。

 また、解約した端末のSIMロックを後から解除する場合にも条件がある。NTTドコモとauは解約日から100日以内、ソフトバンクは解約日から90日以内であれば、解約後でもSIMロックの解除を受け付けている。ソフトバンクのみ他の2社よりも期間が10日短く設定されているため、仮に端末のSIMロックが解除できるようになるまでの期間が91日以上残った状態で解約した場合、SIMロックが解除できなくなってしまう。

●auの中古端末も自分で購入したもの以外は解除不可能に

 さらに、3キャリアが公表しているSIMロック解除の受付条件には、表現が異なるものの「端末を購入した本人のみ解除の申し込みが可能」という内容が記載されている。中古ショップで購入した端末(いわゆる「白ロム」)はもちろん、家族から譲り受けた端末であっても、購入した本人以外はSIMロックを解除できないのだ。

 auに関しては、これまでSIMロック解除の条件をクリアしている端末であれば、誰がauのショップ店頭に持ち込んでもSIMロックを解除できたが、今回の改定により、端末購入者以外ではSIMロックの解除ができなくなった。

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破綻したフリーテル 受け継いだ企業の狙いは「eSIM」(日経トレンディネット)

 2017年12月に経営破綻したプラスワン・マーケティング(東京・港)の端末事業を譲り受け、新生「フリーテル」としてスマートフォン市場に進出したMAYA SYSTEM(東京・新宿)は、2018年2月9日に新製品発表会を開き、その経緯を説明した。同社はなぜ、あえて破綻したブランドのスマートフォン開発を手掛けるという決断を下したのだろうか。

【関連画像】eSIM対応端末の開発を検討していたMAYA SYSTEMが、eSIM対応端末開発を打ち出したプラスワン・マーケティングとの協業に向けて交渉していたことが今回の事業譲渡につながった

●フリーテルを引き継いだMAYA SYSTEMとは

 自社でスマートフォンを開発する一方でMVNO(仮想移動体通信事業者)として通信事業も手掛けるという独自の戦略と、有名人を起用したテレビCMをはじめとする積極的なプロモーション攻勢で注目されていたプラスワン・マーケティング。同社は2017年半ばから深刻な経営不振に陥り、同年11月に通信事業を楽天に売却。端末の開発に特化したものの経営を立て直すことはできず、翌12月には民事再生法の適用を申請するに至った。

 そのプラスワンからフリーテルのブランドを譲り受けたのが、MAYA SYSTEMだ。同社の設立は2007年で、当初はコールセンターを中心とした人材派遣業を手掛けていた。現在は人材派遣業をグループ会社のMAYA STAFFINGへと移管しており、MAYA SYSTEMの中心事業はITソリューション関連となっている。

 スマートフォンとはあまり関係がないようにも思えるが、社長の吉田利一氏によると、同社が端末事業を譲り受けたのにはモバイル、そして「eSIM」が大きく関係しているという。

eSIMでの協業から端末事業の譲渡に

 実はMAYA SYSTEMは、世界100カ国以上で利用できるモバイルWi-Fiルーター「jetfi(ジェットファイ)」を2016年から提供している。このjetfiの最大の特徴は「eSIM」(Embedded SIM、イーシム)を搭載していることだ。eSIMでは情報を書き換えることが可能なため、jetfiはその特性を生かして現地の通信事業者が提供するネットワークに接続することで、国際ローミングと比べて安価な通信料を実現している。吉田氏は、端末を世界中で利用可能にするeSIMに大きな可能性を感じてjetfiの事業を展開するに至ったと言う。

 eSIMの事業を拡大するべく、自社でeSIM対応スマートフォンを開発したいと考えたものの、ノウハウを持ち合わせていなかったと吉田氏。ところが2017年6月、プラスワンがeSIM対応の端末を開発し、2018年春に販売を開始するとの報道を目にした。そこで吉田氏はプラスワンとコンタクトを取り、協業に向けた話し合いを進め、出資も検討していたと言う。その途中でプラスワンが経営破綻したため、結果的に端末事業の譲渡を受けるに至ったというわけだ。

 MAYA SYSTEMでは、譲渡された端末事業のリソースを生かし、eSIM対応スマートフォンの開発を進めているとのこと。MVNOはデータ通信の国際ローミングサービスを提供していないため、MVNOの利用者は海外渡航時にデータ通信が利用できない。その不自由さをeSIMによって解消したいとしている。

 さらに今後は、eSIMの技術を活用し、海外でも利用できるIoT向けのチップ開発も進めていくとのこと。eSIMを生かすビジネスの拡大こそが、プラスワンの端末事業を譲り受けた大きな狙いだったことが分かる。

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新機種の登場でパナソニック「レッツノート」の素晴らしさを再認識(日経トレンディネット)

 パナソニック「レッツノート」シリーズの売れ筋は、12.1型液晶を搭載するベーシックな製品だ。定番は「レッツノートSZ」で、僕も愛用している。その人気シリーズの新機種が登場したのでレビューしていきたい。

【関連画像】左の黒いモデルが「レッツノートSZ」。新登場の「レッツノートSV」は色以外はほとんど変わらないように見える

 新登場の「レッツノートSV」はボディーが一新されている……と言っても「ん? どこが違うんだ?」と思うだろう。僕も最初はそう思った。ところが、実際には外装もほぼすべてが変わっている。光学ドライブの位置が変更されてるし、LEDの位置も異なる。ディスプレー部分も微妙に手が加えられており、ちょうつがいの形状も違う。

 本体の重量も微妙に重くなっている。最軽量モデル同士でレッツノートSVとレッツノートSZを比べるとSVが999g、SZが929gで70gの差がある。この差が生まれた理由はいくつかあるが、最も大きいのがクアッドコアCPUを搭載したことだ。前機種と比べて処理性能が1.3倍になっているとのことだが、単にクアッドコアCPUを搭載しただけでは性能をフルに引き出せない。放熱などに配慮した結果、重量が増してしまったわけだ。

 70g程度なら気にならないという人も多いだろう。だがレッツノートファンの僕は、微妙にがっかりした。軽量化とは言わないまでも、せめて同じ重量に収めてほしかったところだ。

 ちなみに僕は、レッツノートを買うなら本体カラーは黒と決めている。レッツノートのようにマグネシウムを使っているボディーは、アルミを使っているボディーに比べてパーツの合わせ目の隙間が目立ちがちだ。実際、レッツノートの合わせ目は、はっきり言うと隙間だらけ。しかし、黒い本体ならその隙間があまり目立たず、全体の完成度が高く見える。個人的な好みの話ではあるが、黒が格好良いと感じるのには、そんな理由もあるのだと思う。

見やすいディスプレーに顔認証対応カメラを搭載

 レッツノートSVが搭載するディスプレーは12.1型で、解像度は1920×1200ドットとなっている。いわゆるフルHDとほぼ同じだが、縦横比が正方形に近くなった分、縦方向の解像度が増していると考えていい。最近は高解像度のモバイルノートも多いので物足りないと思うかもしれないが、実用上は十分な解像度だろう。4Kレベルまで解像度を上げたとしても、それでは文字が小さくて見づらくなってしまうのだ。

 液晶は例によってアンチグレアだ。反射が抑えられており、明るい屋外でも見やすい。仕事で使うパソコンは、動画や写真がきれいなものより、文字が見やすいものであるべきだ。外出先で使うことを考慮すれば、モバイルノートの液晶はアンチグレアが絶対条件だと断言できる。

 またレッツノートSVは、ディスプレー上部に顔認証用のカメラを搭載している。紛失のリスクがあるモバイルノートでは生体認証も必須と言っていいが、顔認証と指紋認証のどちらがいいかは迷うところだろう。手袋をしているときは顔認証が便利だし、マスクをしているときは指紋センサーが重宝する。それでも僕が愛用しているレッツノートSZは生体認証非対応なので、大いにうらやましく感じる部分だ。

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音楽CDを効率よくスマホに取り込むには? 30年分、2000枚の音楽CDをやっつける方法はあるのか!?(日経トレンディネット)

演奏活動でメシを食っていたこともある音楽とITにはちょっとうるさいライター湯浅英夫氏が、自分がハマった物について、そのハマった穴を解説していく。今回は大量の音楽CDを効率よくスマホに取り込む方法を探る。

【関連画像】自宅のCD棚の一部。CDはおそらく2000枚以上で、アナログレコードも大量にある。しかし家は狭い。一体どうすればいいのか

 最近は音楽配信サービスで音楽を聴くことが多くなったが、手元の音楽CDをパソコンの光学ドライブに入れてFLAK形式やMP3形式などのデータファイルとして取り込んで(リッピング)聴くこともまだまだある。音楽配信サービスで見つからないアルバムを優先してコツコツと作業しているが、30年近く買い続けてきた音楽CDは山のようにあり、作業はなかなか終わらない。このCDに費やしてきたお金を別のことに回していれば、今頃もう少しイイ生活を送れていたのではないかとたまに思う。

 気になるのは、最近は光学ドライブを搭載したパソコンが減っていることだ。PCメーカーに聞いても、ソフトのインストールやデータのやりとりにCDメディアやDVDメディアを使う人はかなり減っているという。光学ドライブのないパソコンだと音楽CDの取り込みができずに困ってしまうが、そんな場合に便利そうなのが、パソコンを使わずに、スマホと接続して音楽CDからのリッピングができるというアイ・オー・データ機器のCDドライブ、「CDレコ」シリーズだ。

●ジャニーズファンにも人気

 CDレコの最新モデルであるCDRI-W24AI2シリーズは、女性にウケそうなデザインがまず目を引く。パステルカラー調の2色のカラバリを用意し、天板には透明感漂うアクリル素材が貼ってあり、パッケージもなんとなくふんわり感の漂うデザインになっている。筆者のイメージでは、CDレコシリーズはいかにも外付けドライブといった武骨なデザインだったはずなのだが、この最新モデルを見て少し驚いた。

 アイ・オー・データ機器に聞いたところ、CDレコのユーザーには実は女性が多いのだという。パソコンが苦手だったり面倒だったりであまり使わない女性、特に音楽配信があまり行われていないジャニーズ系アイドルのファンの人たちなどが、購入したアイドルのCDをスマートフォンに取り込んで聴くために使うケースがあるという。

 筆者はジャニーズファンではないが、自宅のパソコンの光学ドライブの調子がだんだん悪くなってきたこともあり、このCDレコを使えばCDのリッピング作業がはかどるのではないかと思って試してみることにした。

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世界4位のスマホメーカー、中国・OPPOはどんな会社か(日経トレンディネット)

 スマートフォン販売で世界第4位のシェアを誇る中国のOPPOが、2018年1月31日に日本市場進出を発表した。多くの日本人にとってなじみのないメーカーだが、OPPOは世界4位という大きなシェアを獲得している。そこで改めて、OPPOとはどのような企業で、どのような戦略をもって日本市場に乗り出すのかを、携帯電話・モバイル専門ライターの佐野正弘氏が説明する。

【関連画像】「R11s」で日本進出を果たした中国メーカーのOPPO。日本での知名度は低いものの、アジアの新興国を中心にシェアを拡大し、世界4位の販売シェアを持つ企業だ

 ファーウェイがSIMフリースマートフォン市場でトップシェアを獲得したり、ZTEがNTTドコモの2画面スマートフォン「M」を製造したりするなど、最近日本でも中国のスマートフォンメーカーが急速に存在感を高めている。そうした中、新たに日本市場進出を発表した中国企業が「OPPO」(オッポ)である。

 OPPOは世界のスマートフォン市場で、サムスン電子、アップル、ファーウェイに次ぐ4位の販売シェアを獲得する大手企業だ。そのOPPOが、フラッグシップモデルの「R11s」を手に、日本市場への参入を大々的に発表したことは、携帯電話業界にとって大きな話題だ(関連記事:日本初上陸!世界4位、中国OPPOのスマホ最速レビュー)。

元々はAV機器メーカーだったOPPO

 とはいえ、日本ではOPPOの知名度は決して高いとはいえない。知らないという人も多いだろう。

 OPPOは2004年に設立された非常に新しい企業であり、元々はDVDプレーヤーやMP3プレーヤーなどを手がけていた。だが2008年に携帯電話事業に参入して以降、携帯電話メーカーとして急速に成長。現在は中国のほか、アジアの新興国を中心に30の国や地域の市場に進出し、事業規模を拡大しているようだ。

 そうした経緯もあり、現在OPPOのブランドには、携帯電話事業を手がける「OPPO」と、AV機器を手がける「OPPO Digital」の2つがある。このうちOPPO Digitalは、既に日本に進出しており、オーディオ市場で一定のポジションを築いてきた。OPPOの日本法人であるOPPO Japanには、OPPO Digital Japan社長の河野謙三氏も取締役として参加している。

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ファーウェイのau向けスマホ「nova 2」はコスパ最強(日経トレンディネット)

ファーウェイがau向けに初めて投入するスマートフォン「HUAWEI nova 2」。一括価格で3万円台前半と、大手キャリア向けモデルとしては低価格ながら、デュアルカメラを搭載するなど高い機能・性能を誇る、非常にコストパフォーマンスが高いモデルだ。その実力を実際に試してみた。

【関連画像】nova 2の広角カメラで撮影した写真

 ファーウェイの「HUAWEI nova 2」は、ファーウェイが約5年ぶりに大手キャリア向けに投入する自社ブランド製品ということで、注目されている。

 HUAWEI nova 2はその名前の通り、2017年にSIMフリー向けに投入された「HUAWEI nova」の後継機である。novaシリーズは同社の「P」「Mate」などと比べると比較的低価格で、なおかつセルフィー(自分撮り)を積極的に撮影する若い世代向け。auが、新入学生の獲得に力を入れる春商戦に向けてnova 2を投入したのも、そうしたコンセプトがマッチしたためといえるだろう。

●スタンダードなサイズ感で高級感のあるボディー

 では、nova 2の実力はどのようなものなのだろうか。まずは外観からチェックしていこう。nova 2は5インチの液晶ディスプレーを搭載しており、サイズも幅69×高さ142×奥行き6.9mmと、iPhone 8(幅67.3×高さ138.4×奥行き7.3mm)より若干大きい程度。万人が利用しやすいスタンダードなサイズ感といえるだろう。側面や角にも丸みがあり、持ちやすさもしっかり配慮されている。

 一方で、ボディーにはアルミニウムマグネシウム素材を採用しており、高級感がある触り心地だ。3万円台の製品というとボディーに樹脂素材を用いるものが多いだけに、価格以上の価値を感じさせる。この仕上がりはファーウェイならではといえるだろう。

 背面には指紋センサーと2つのカメラが配置されているが、いずれも出っ張りが小さく、スマートなデザインとなっている。音量キーと電源キーはいずれも右側面に配置されているが、電源キーのほうは判別がつきやすいよう、切り込みが入れられている。細かな点だが、こうした配慮はうれしい。

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帰宅したらLINEで通知 落とし物タグで子供を見守る(日経トレンディネット)

 「イクメン」や「ワンオペ育児」など、共働き世帯の増加によって子育ての話題に事欠かない昨今。育児の負担を軽減するサービスへのニーズは高く、IoT(モノのインターネット化)を駆使したさまざまな便利サービスが登場している。そんななか、Qrio(キュリオ)が子ども見守りサービス「Qrio ただいまキット ~こどもの『ただいま』をLINEでお知らせ~」を開発。2018年1月17日から予約を受け付けている。

【関連画像】Qrioの子ども見守りサービス「Qrio ただいまキット ~こどもの『ただいま』をLINEでお知らせ~」

 Qrioはこれまでもユニークな製品を開発、販売してきた。「Qrio Smart Lock」は、自宅などのドアに貼り付けるだけで、鍵をスマートフォンで開錠・施錠できるようにする機器。「Qrio Smart Tag」はスマートフォンと連携して落とし物を探せるスマートタグだ。

 そのQrioが3つ目の製品として発売したのが「Qrio ただいまキット ~こどもの『ただいま』をLINEでお知らせ~」。前述のQrio Smart Lock、Qrio Smart Tagを発展させつつも、従来とは全く異なる顧客層を狙った製品だ。担当者に開発の狙いを聞くとともに、製品の特徴を探った。

LINEに「ただいま」と通知してくれる

 Qrio ただいまキットは、子どもに持たせて発信機的な役割を担う「Qrio Smart Tag」と、家に設置して受信機となる「Qrio Hub」からなる。大まかな仕組みとして、Qrio HubがQrio Smart Tagを検知したり、逆に検知できなくなったりすると、自宅の無線LAN経由で親などのスマートフォンにメッセージを送る。メッセージはLINE、もしくはメールで受信できる。

 例えば、Qrio Smart Tagを子どものランドセルやカギなどに取り付けておくことで、子どもが出かける(=Qrio HubがQrio Smart Tagを検知できなくなる)と親のスマホのLINEに「行ってきます」、子どもが帰宅する(=Qrio HubがQrio Smart Tagを検知する)と「ただいま」と通知する。共働きの親にとっては、子どもがいつ出かけたか、あるいはちゃんと帰ってきたかを、仕事中でも知れるわけだ。

 Qrio Smart Tagは複数登録できるので、ランドセルと塾のカバンなど複数の持ち物に取り付けたり、きょうだい全員に持たせたりできる。また、LINEグループにも通知が届くため、祖父母などを追加することも可能だ。

●既存の製品を組み合わせて新しいサービスを生み出す

 Qrio Smart LockもQrio Smart Tagも、当初クラウドファンディングで支援を募って販売したこともあり、購入層の多くは「新し物好き」「ガジェット好き」だった。一方、Qrio ただいまキットのターゲットは家族。Qrioにとって新しい顧客層に働きかける新規事業といっていい。

 ただし、Qrio ただいまキットがユニークなのは、キットを構成するQrio Smart TagとQrio Hubがどちらもこのサービスのために新規開発された製品ではないことだ。既に販売しているスマートタグと、スマートロックをネット経由で遠隔操作するためのQrio Smart Lock向けオプションを組み合わせて、子どもの見守りという新しい製品を生み出した。

 その背景には、Qrioのビジネスに対する姿勢が挙げられそうだ。Qrioでは、もともと「製品単体を売る」という意識はなく「それぞれの製品で何ができるのか。サービスまでを含めて最終的な判断を下している」(事業開発部の高橋諒氏)という。そのため、開発ではまず「どんなサービスを作るべきか」を考え、そのサービスに応じて「必要な製品を作る」。極端な話、「スマホだけで済むサービスであれば、無理にハードウエアを作るは必要ないと思っている」と高橋氏は話す。まさに「モノ消費」ではなく「コト消費」を強く意識しているのだ。

●アイデアはユーザーのフィードバックから

 また、Qrio Smart LockやQrio Smart Tagを利用するユーザーからのフィードバックが、Qrio ただいまキットを生み出すアイデアの礎になっていることもあるようだ。

 例えば、Qrio Smart Lockは、Qrio Hubと組み合わせることで遠隔から操作できるようになるだけでなく、鍵の開け閉めをスマホに通知することもできるようになる。この機能はもともと旅行中の防犯などに役立てるために開発したそうだが、実際に利用したユーザーのなかには、子どもの帰宅時間を確認できることに利便性を感じた人がいた。「防犯にプラスして、家族の出入りにも活用できるというのは大きな気づきだった」と経営本部の望月剛氏は話す。

 Qrio Smart Tagの場合も、当初の想定では自宅の鍵やバッグ、傘などに取り付けておき、落とした場所や置き忘れた場所の確認に役立てるのが主な使い方だった。ところが、ユーザーの中には子どもにQrio Smart Tagを持たせ、迷子の防止に役立てているというケースがあったそうだ。「Qrio ただいまキットの生み出すベースのアイデアは、実は身近な場所にいろいろ転がっていたんです」(高橋氏)。

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eスポーツ盛り上がってる? 格闘ゲーム大会に参加した(日経トレンディネット)

 2018年1月26~28日までの3日間、対戦格闘ゲームのeスポーツ大会「エボリューション・チャンピオンシップ・シリーズ:日本」(EVO Japan)が開催された。会場は日程によって異なり、26、27日は池袋のサンシャインシティ文化会館、28日は秋葉原のアキバ・スクエア。話題のeスポーツの大会ってどんなの? 盛り上がったの? ゲームライターの岡安学氏が自らも参加してみた。

【関連画像】1月26、27日の会場は池袋のサンシャインシティ文化会館

 「エボリューション・チャンピオンシップ・シリーズ」(EVO)は、米国ラスベガスで2004年から開催されている対戦格闘ゲームを対象とした歴史あるeスポーツ大会だ。2017年は『ストリートファイターV』で、日本のプロプレーヤー「ときど選手」が、ルーザーズ(敗者復活)からの逆転優勝を決めており、対戦格闘ゲームファンの語り草となった。その後、ときど選手が日本のテレビ番組で特集されると、その知名度も大幅にアップし、ひいてはEVOも認知されてくるようになった。

 そんな中、日本で初めて開催されるEVOが、今回のEVO Japanだ。初日は『ストリートファイターV』『ブレイブルー』『ザ・キングオブファイターズXIV』の予選、『アームズ』の予選と決勝、2日目は『ストリートファイターV』『ギルティギア Xrd REV2』『鉄拳7』『大乱闘スマッシュブラザーズ』の予選、『ブレイブルー』と『ザ・キングオブファイターズ XIV』の決勝が行われた。3日目は会場を秋葉原に移し、『大乱闘スマッシュブラザーズ』『鉄拳7』『ギルティギア Xrd REV2』『ストリートファイターV』の決勝が行われた。

 ほかにもサイドトーナメントとして、コミュニティー主導のゲーム大会なども開催されていた。もともとコミュニティーから始まったイベントだけあって、メーカーや運営業者だけでなく、参加者も加わって大会が運営されている。

●大会参加人数は延べ7000人超、8000円の観客席が即完売

 日本での開催は今年が初めてだが、EVO自体は日本の対戦格闘ゲームファンに既に認知されており、大会参加人数は延べ7119人となった。複数タイトルに参加している人もいるのだが、それでも5000人以上の参加者を数えるイベントはそうそうない。

 来場者も多く集まった。池袋会場は入場無料で入場制限がなかったこともあり、2日間で1万2857人が来場した。秋葉原会場は有料イベントで、入場は1100人に制限、S席のチケットは8000円とスポーツイベントとしては高めだったにもかかわらず、あっという間に完売し、立ち見席を用意するほどの盛況ぶりだった。大会の様子は、TwitchやOPENREC.tv、AbemaTVなどの動画配信サービスがストリーミングで配信したが、これらも好調で、視聴者の延べ人数は、AbemaTVが約240万人、OPENREC.tvが約290万人にのぼった。

 これらを鑑みると、日本でもeスポーツは浸透し始めているとみていいだろう。もちろん世界と比較すると、まだまだ知らない人、興味のない人も多いのだが、それでもひとつのスポーツイベントとしては、「マイナー」と切って捨てられないレベルになりつつある。

 eスポーツというと気になるのが優勝の賞金額だ。今回は任天堂のゲームタイトル『アームズ』と『大乱闘スマッシュブラザーズ』を除く5タイトルで総額500万円を用意。各タイトルの優勝者には60万円が贈られた。

今日から整理上手に!? モバイル環境の快適化で作業効率をUP 戸田流Windowsカスタマイズ術(日経トレンディネット)

 働き方を改革して残業を減らすようにと言われても、仕事の総量が減らない限り、作業の効率化が前提になる。とはいえ、会社から具体的な方法が提示されるケースはまれ。となれば、個人が工夫するしかない。

【関連画像】デスクトップを簡単に整理するには

 8時間の作業を4時間に短縮するのは難しいかもしれないが、1時間の作業を5分ずつ短縮できれば、8時間で40分の時短になる。ということで今回と次回は、パソコン周りの環境を改善して効率化を図る方法を紹介していこう。

・デスクトップは「一時保存」フォルダーを作って整理

・スタートメニューには厳選したタイルを並べる

・頻繁に使うアプリはパソコンと同時に起動

・モバイルノートの容量不足はOneDriveの設定で解消(Fall Creators Updateの新機能)

●デスクトップは「一時保存」フォルダーを作って整理

 まずは、デスクトップを整理したい。はっきり言って、デスクトップに大量のアイコンが並んでいる人は仕事ができないと僕は思う。デスクトップに大量のアイコンが並んでいる人は少なくないのだが、それではファイルを探すのが大変だし、ミスも起きやすくなる。作業中のファイルを一時的にデスクトップに置いておくという人も多いが、いつの間にか不要なファイルがたまって収拾がつかなくなっていないだろうか。

 そこでお勧めしたいのが、一時保存フォルダーを作って、そこにファイルを全部入れてしまうことだ。デスクトップに置くのは、本当にいま使っているファイルだけにすれば、とても分かりやすくなる。

 一時保存とはいえファイルをフォルダーに入れておけば、並べ替えも簡単にできるし、内容のプレビューも可能になるため「PowerPointのファイルだけを選び出す」といった整理がしやすくなる。例えば1年前のファイルを見直すなど、期日を切って不要なファイルを削除する作業も、フォルダーに入れておくだけですぐさまできる。

 デスクトップでもファイルの並べ替えは可能だが、作業効率は大幅に落ちる。今日から、一時保存フォルダーの利用をお勧めする。それだけで、ファイル探しの時間を多少なりとも短縮できるはずだ。