「原辰徳」が参戦したゴルフ大会の絶大な効果(東洋経済オンライン)

8/26(日) 6:00配信

東洋経済オンライン

 懐かしいアナウンスが、ゴルフ場に流れる。「4番、サード、原」にギャラリーがどっと沸く。

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 8月17~19日に静岡の裾野カンツリー倶楽部(運営:リソルグループ)で行われたPGAシニアツアー、第18回「ファンケルクラシック」に行った。大会前から、プロ野球元巨人監督の原辰徳氏がアマチュア(以下アマ)で出場すると評判になっていた。「還暦を迎えて新たな挑戦」でもあった。選手なので、以下敬称を省略する。

大会初日から、盛り上がりを見せていた。以前、『ファンケルのゴルフ大会、毎年大盛況の理由』(2017年8月29日配信)で紹介したことがあるが、この大会はもともと、ファンケルがゴルフ場に家族連れなどを呼び込むために自社製品を配布したり、さまざまなイベントを行ったりして、観客動員ではシニアツアーでもナンバーワン、男女のレギュラーツアーと比べても毎年10指に入る観客数を誇っている。

 なので、ギャラリーが多いのは不思議ではないのだが、例年になくゴルフ場に入る道路が渋滞し、午前8時前というのにゴルフ場近くの駐車場もほぼ満杯。クラブハウスにたどり着くまでにいつもの倍の時間がかかった。

 ギャラリーバスに乗ったところ、車内で流れる大会PRビデオで最初に登場するのは原。トップシニアプロが集結する大会で、中嶋常幸や倉本昌弘より先に「顔」を出す。ビデオが流れると、50~60歳ぐらいと見受けられる女性たちは、原の話で持ち切りだ。

■初日から大盛況

 1番ホールはギャラリーでいっぱい、男女レギュラーツアーでも初日からこれはそうそうないだろうと思った。原がスタートすると大移動が始まる。やはり原見たさのギャラリーだった。

 原は「東京ドームのお客さんを裾野CCに呼びたい」とリップサービスしていたが、現実になったようだ。

 オレンジ色のジャイアンツタオルを首に巻き付けた一群、監督時代の背番号88のユニホーム姿の人たちもいる。

 さすがにトランペットや太鼓での応援はなかったが、明らかに従来の「ゴルフファン」ではない人が目についた。

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人類は不死と至福と神性を目指すようになる(東洋経済オンライン)

8/25(土) 11:30配信

東洋経済オンライン

続編は前作を超えない、そんな通説を吹き飛ばすような会心の一冊だ。人類の来し方を描き、全世界で800万部を超えるベストセラーとなった『サピエンス全史』。これを受けた本書『ホモ・デウス』では、人類の行く末を戦慄の姿として描き出す。

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■人類はホモ・サピエンスからホモ・デウスへ

 過去何千年にもわたり人類を悩ましてきた問題、それは飢饉、疫病、そして戦争の3つであった。しかし驚くべきことに、我々は飢饉と疫病と戦争を首尾よく抑え込みことに成功し、この数十年で理解も制御もできる対処可能な課題へと変えることに成功したのである。

 ならばそれらに替わり、新たに人類が取り組むべき課題とは何になるのだろうか?  著者のユヴァル・ノア・ハラリは、人類が不死と至福と神性を目指すようになるであろうと予測する。それは人間が自らを神へとアップグレードし、ホモ・サピエンスからホモ・デウスへ変わることを意味する。

 重要なのは、予測の根拠だ。本書の前半部では前作同様に、我々を我々足らしめているものとしての虚構に着目する。私達は虚構を信じる能力によって上手に協力することが出来るわけだが、一方で虚構には代償が伴う。会社、貨幣、国家……。虚構に過ぎなかったものが知らずのうちに強大化し、虚構によって私達の協力の目標が決まってしまうことも多々あるのだ。

 まさに虚構が現実を生み出したと言わんばかりの人類の歴史ではあるが、我々にとって必要不可欠な協力システムがこの先どのようになっていくのか?  そしてそれによって我々人類はどのように変わっていくのか?  人類の行く末もまた、虚構という概念から導き出していく。

 まず最初に驚くのは、現在多くの人にとって当たり前の概念になっている人間至上主義、この構成要素をことごとく虚構にノミネートしてしまうことだ。私達が素晴らしいものと信じて疑わない自由意志も、もっと言えば自己という存在そのものも虚構にすぎないというのだ。この背景には、かつて私達の外界の道具として使われてきたテクノロジーが体内に入り込み、肉体や精神を制御し始めているという事実がある。

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「検察側の罪人」は単純なスター映画ではない(東洋経済オンライン)

8/25(土) 9:00配信

東洋経済オンライン

木村拓哉、二宮和也という二大スターの初共演が話題となっている映画『検察側の罪人』が公開中だ。司法制度が抱える問題点に鋭く切り込みながら、「正義とは何か」という命題を問いかける本作。都内で発生した強盗殺人事件の被疑者に対する捜査方針をめぐって、2人の検事が対立する。
法で裁けない罪人は、罰を免れ許されるのか――。そこに鋭く迫った社会派ミステリーとなっている。メガホンを取ったのは、『わが母の記』『日本のいちばん長い日』『関ヶ原』の原田眞人監督。そこで今回は原田監督に、木村、二宮という2人のスター俳優と仕事をしてみた印象を聞いた。

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■単なるスター映画だったらやらなかった

 ――これまで多くの社会派映画を手掛けてきた原田監督が、木村拓哉、二宮和也というジャニーズの2大スターを迎えたところにこの作品の面白さを感じるのですが、スター映画を撮るという命題と、ご自身の作家性とのバランスはどのように考えたのでしょうか。

 そんなことはまったく考えなかったですね。僕は始めから木村さんもニノ(二宮和也)も役者として興味があったんです。

 そもそも東宝さんから「2人の共演企画はどうですか?」と言われて、それが単なるスター映画の企画だったら、たぶんやらなかったと思う。その時に「われわれがいいと思っている題材はこれです」と言われたのが、『検察側の罪人』でした。彼らに演技者としての資質を求めていることもわかったので、お受けすることにしました。僕自身も犯罪映画をやりたかったということもありましたし。

 ――本作は雫井脩介さんの同名小説が原作となりますが、二宮さん、木村さんが演じたそれぞれのキャラクターについて、どのようにしてイメージを膨らませたのでしょうか。

 若手の沖野検事のほうはニノのイメージでいいと思ったのですが、最上検事を木村さんがやるとしたらどうしたらいいのか、ということは考えました。原作小説はとても長いので、最上が思う正義を貫くプロセスをきちんと説明していますが、映画でやる場合、それをうまく説明できないのではないかと思いました。

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きゅうりで11キロ痩せた男性のすごいやり方(東洋経済オンライン)

8/25(土) 9:00配信

東洋経済オンライン

最近、話題の「きゅうり食べるだけダイエット」。
スーパーの野菜売り場では、夕方にはきゅうりがなくなる! という現象も起こるほど。テレビでも取り上げられ、SNS上でも成果報告をアップする人が続出中だ。
これは、東京・南麻布にあるミシュラン2つ星の和食の名店「分とく山」総料理長である野崎洋光氏が考案したダイエット方法で、自身も2カ月で11kg減量という成果を出している。

■きゅうりを食べるだけで、メタボが解消した理由

 きゅうりダイエットを始めたきっかけは、人間ドックで脂肪肝や高コレステロールを指摘されたからです。健康のために少しはやせなければと、小腹がすいたとき、口寂しいとき、仕事の合間、朝食代わり、夜食にと、きゅうりを食べることにしました。

 「なぜ、きゅうりだったのか」というと、私の出身が福島県だからです。
福島県は消費量全国1位に輝いたこともあるほどのきゅうりの生産地です。子どもの頃からなじみ深い食材で、低カロリーで腹持ちがいいことは承知済み。しかも、切ったり調理したりしなくても、そのままポリポリかじるだけでいい。仕込みの間の忙しいときでも、手軽に食べられ、飽きずに長く続けることができました。とにかく、野菜でかさを増すことを心掛けました。

 多いときで、1日10本きゅうりを食べた日もあります。すると、面白いように体重が減り、2カ月で11kgも体重減。尿の出がよくなり、お腹がへこみました。きゅうりダイエットをして6年近く経ちますが、まったくリバウンドはありません。

 人間ドックの数値も正常に回復し、現在でもオール優等生です。体重、体脂肪率、腹囲、LDL&HDLコレステロール値、肝機能の数値、いずれもよい状態を保っています。

■「きゅうり」には、脂肪を分解する力があった! 

 私がダイエットに成功した方法は、たまたま「きゅうりを食べるだけ」でしたが、その後、ダイエット専門のお医者さまから、きゅうりはダイエットに最適な食材だということを教えていただきました。

以下は拙書『きゅうり食べるだけダイエット』でも紹介している内容です。

 きゅうりは、世界一栄養のない野菜と不名誉な評価を長年受けていて、ギネスブックにも登録されているほどではありました。しかし最近、「ホスホリパーゼ」という脂肪分解酵素を豊富に含み、ダイエットに最適な食材であることがわかったそうです。

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外科手術を刷新する「ロボット革命」の全貌(東洋経済オンライン)

8/25(土) 8:40配信

東洋経済オンライン

テレビドラマ『ブラックペアン』(TBS系、2018年4~6月放送)には、手術支援ロボット「ダヴィンチ」が登場した。これによって、はじめて最先端の外科手術の一端を知った人も多いことだろう。脚光を浴びる日本における手術支援ロボットは、いったい何がスゴイのか。ロボット心臓手術の第一人者で、「心臓外科のブラック・ジャック」と呼ばれる渡邊剛医師に解説してもらった。
 “ウイーン”と音を立てながら機械のアームが動く。ロボットの「手」が人間の身体にメスを入れ、手術が始まる。この光景はSFではない。すでに現実のものとなっている。

 適用範囲も徐々に広がっており、2018年4月には、ロボットを用いた心臓手術の中で弁膜症に対する弁形成術という手術が健康保険で認められた。本稿では、手術支援ロボット「ダヴィンチ」についてわかりやすく解説をしていきたい。

■不可能を可能にする

 ダヴィンチは完全な内視鏡下で手術できるのがポイントだ。通常の内視鏡手術は視野が2次元になる。対してダヴィンチによる内視鏡手術では、3次元のハイビジョン画像で見られる。画像の見え方がまったく違うのだ。

 これだけではない。通常の内視鏡手術では、文字通り「鏡」を見ながら進めるため、手の動きと画面上の鉗子の動きが逆になる。他方、ロボット手術では見た通りに操作できる。

 まだある。内視鏡鉗子は直線的な動きに限られる一方、ロボット鉗子はアームに自由度があるため、手術を行う医師の手首のように上下左右に回転して動かせる。

 さらに、実際の手の動きを5分の1まで落としてゆっくりと動かしたり、手振れを補正したりできる。患部を15倍に拡大できる「ズーム機能」まである。要するに、従来では不可能だったことを可能にする。それがダヴィンチだ。

 一般的な切開手術は、大きな手術痕が残ってしまい、痛みも激しく回復も遅いとされている。それに対し、内視鏡を用いた外科手術は、切開が最小限に抑えられるため、痛みが少なく回復も早い。しかも、傷痕が小さい。入院も短期で済む。

 それがロボット手術により、さらに精度が向上するのだから、現代はかつて夢見た世界を医療分野で実現したといっても過言ではないのかもしれない。まさに「夢の機械」だ。

 ダヴィンチが世の中に出現したのは2000年。そのルーツは1990年代までさかのぼる。アメリカの国防総省は湾岸戦争当時、前線にいる兵士をアメリカ本土から遠隔治療するアイデアを持っていた。戦後、その遠隔操作型ロボットの権利を取得した外科医が、インテュイティブサージカルという会社を立ち上げた。

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1日1万歩も!パ・リーグ「歩数計アプリ」の効果(東洋経済オンライン)

 パ・リーグ6球団の公式歩数計アプリ「パ・リーグウォーク」のダウンロード数が、2016年3月のリリースから2年4カ月で5万件を突破した。

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 パ・リーグウォークとは、パ・リーグ6球団の合弁会社であるパシフィックリーグマーケティング(以下、PLM)が提供しているスマホ用の歩数計アプリだ。

 注目すべきは、この5万人のうち、6割弱が、国や自治体の健康づくり事業ではほとんどアプローチできていない30~40歳代の就労世代だという点だ。

 しかもこのアプリを使って1日1万歩以上歩くファンも一定数いるという。

 なぜこのような事が実現できたのだろうか? 

■1000歩増やすはずが1000歩減少

 医療費の削減を目的に、健康増進法が施行されたのは2003年5月。このおよそ5年前の1998年から検討が重ねられていた「21世紀における国民健康づくり運動」(いわゆる健康日本21)には、いくつかの数値目標が盛り込まれている。

 そのうちの1つの指標が1日あたりの歩数。当初、2010年を達成年として1日あたり1000歩増加させ、男性で9200歩、女性で8300歩の目標を設定した。だが、1997年比で増えるどころか逆に減ってしまった。

 2009年までの間で、15歳以上の1日あたりの平均歩数は、男性で8202歩から7243歩、女性で7282から6431歩へと、男性で959歩、女性で851歩減ったことが、健康日本21の最終評価で明らかになっている。

 その後、2度目標改訂があり、現在の目標値は2022年に20~64歳の男性が9000歩、女性が8500歩、65歳以上の男性で7000歩、女性6000歩となっている。

 とはいえ、下記の実績を見るかぎり、この目標を達成できる可能性はほぼない。

 厚生労働省の「国民健康・栄養調査」の公表済み直近実績(2016年調査)では、男女ともにすべての世代で目標値を大きく下回っている。

 国民健康・栄養調査の結果をもとに、健康日本21策定時の基準値となった1997年の実績と2016年の実績とを比較してみたところ、男女ともに就労世代の減少幅が大きいことがわかった。

■男性も女性も1日あたり歩数が減少

 まずは男性から。

 そして女性はこのような形になった。

 確かに、生活のあらゆる場面で自動化が進み、インターネットの発達によって、出向くことなく机の上で完結する業務は格段に増えた。

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生誕100年、バーンスタインの凄すぎる生涯(東洋経済オンライン)

8/25(土) 7:00配信

東洋経済オンライン

 2018年8月25日は、レナード・バーンスタイン(1918-1990)の生誕100周年記念日だ。没後100年を迎えたドビュッシー(1862-1918)と共に、2018年のクラシック界の顔であるバーンスタインは、作曲家、指揮者&教育者として20世紀のクラシック界に大きな足跡を遺した人物だ。

 指揮者としてのバーンスタインは、“楽壇の帝王”ヘルベルト・フォン・カラヤン(1908-1989)と並び称されるスーパースターとしてクラシック界を席巻した。指揮台の上で躍動するエネルギッシュな指揮ぶりと親しみやすい人柄は、クールでエレガントな完璧主義者カラヤンとはまさに好対照。「レニー」の愛称で呼ばれながら、多くのファンに愛されていた姿が思い出される。

 一方、作曲家バーンスタインの実績もすばらしい。クラシックにさほど興味のない方でも、ミュージカル&映画『ウエスト・サイド・ストーリー』の名は聞いたことがあるのではないだろうか。シェイクスピアの名作「ロミオとジュリエット」の舞台を1950年代のニューヨークに置き換えた大ヒットミュージカル「ウエスト・サイド・ストーリー」の音楽は、バーンスタインの代表作だ。

■豊かな人間関係に満ちたその人生

 バーンスタインの生涯は実に豊かな人間関係に満ちたものだった。

 小説「星の王子さま」で名高いサン=テグジュペリ(1900-1944)による「人間にとっての真の贅沢とは、人間関係における贅沢だ」という言葉がそのまま当てはまりそうなバーンスタインとはいったい何者だったのだろう。人懐こい性格ゆえに、多くの人々との間にすばらしい人間関係を築きあげ、輝かしい才能ゆえに、さまざまな人物からの手厚い援助を受けてきたバーンスタインは、これらのチャンスを糧としながら20世紀を代表する音楽家へと登りつめていったのだ。

 人とのコミュニケーションは人生において不可欠だが、バーンスタインの場合は、その相手となる人物が半端ではない。まさに音楽史に名を刻む大物たちがこぞってバーンスタインに手を差し伸べているのだ。

 その筆頭に挙げられるのが、四半世紀にわたってボストン交響楽団に君臨し、同オケの黄金期を築き上げた指揮者セルゲイ・クーセヴィツキー(1874-1951)だろう。

 バーンスタインと20世紀音楽を語るうえで不可欠なこの人物について、少し長くなるがお付き合いいただきたい。

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「バーンスタイン」は結局、何者だったのか(東洋経済オンライン)

8/25(土) 7:00配信

東洋経済オンライン

 2018年8月25日は、レナード・バーンスタイン(1918-1990)の生誕100周年記念日だ。没後100年を迎えたドビュッシー(1862-1918)と共に、2018年のクラシック界の顔であるバーンスタインは、作曲家、指揮者&教育者として20世紀のクラシック界に大きな足跡を遺した人物だ。

 指揮者としてのバーンスタインは、“楽壇の帝王”ヘルベルト・フォン・カラヤン(1908-1989)と並び称されるスーパースターとしてクラシック界を席巻した。指揮台の上で躍動するエネルギッシュな指揮ぶりと親しみやすい人柄は、クールでエレガントな完璧主義者カラヤンとはまさに好対照。「レニー」の愛称で呼ばれながら、多くのファンに愛されていた姿が思い出される。

 一方、作曲家バーンスタインの実績もすばらしい。クラシックにさほど興味のない方でも、ミュージカル&映画『ウエスト・サイド・ストーリー』の名は聞いたことがあるのではないだろうか。シェイクスピアの名作「ロミオとジュリエット」の舞台を1950年代のニューヨークに置き換えた大ヒットミュージカル「ウエスト・サイド・ストーリー」の音楽は、バーンスタインの代表作だ。

■豊かな人間関係に満ちたその人生

 バーンスタインの生涯は実に豊かな人間関係に満ちたものだった。

 小説「星の王子さま」で名高いサン=テグジュペリ(1900-1944)による「人間にとっての真の贅沢とは、人間関係における贅沢だ」という言葉がそのまま当てはまりそうなバーンスタインとはいったい何者だったのだろう。人懐こい性格ゆえに、多くの人々との間にすばらしい人間関係を築きあげ、輝かしい才能ゆえに、さまざまな人物からの手厚い援助を受けてきたバーンスタインは、これらのチャンスを糧としながら20世紀を代表する音楽家へと登りつめていったのだ。

 人とのコミュニケーションは人生において不可欠だが、バーンスタインの場合は、その相手となる人物が半端ではない。まさに音楽史に名を刻む大物たちがこぞってバーンスタインに手を差し伸べているのだ。

 その筆頭に挙げられるのが、四半世紀にわたってボストン交響楽団に君臨し、同オケの黄金期を築き上げた指揮者セルゲイ・クーセヴィツキー(1874-1951)だろう。

 バーンスタインと20世紀音楽を語るうえで不可欠なこの人物について、少し長くなるがお付き合いいただきたい。

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視覚なしで戦うボール競技の知られざる世界(東洋経済オンライン)

8/25(土) 6:30配信

東洋経済オンライン

小学生のときに「網膜色素変性症」を発症し、次第に視力を失っていった小宮正江選手。大学卒業後、一度は一般企業に就職するものの、ついに両目ともに98%の視力を失い、コントラストの強いものしか判別できない状態に。しかし小宮選手はその後、視覚障害者向けの球技「ゴールボール」の世界で頭角を現し、パラアスリートとして輝かしいキャリアを築いてきました。
2004年アテネ・パラリンピックで銅メダル獲得、2008年北京・パラリンピック出場、2012年ロンドン・パラリンピックで金メダル獲得、2016年リオデジャネイロ・パラリンピック5位――まさしく世界のトップ戦線でプレーし続けてきた小宮選手。

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視力を失ってからの生活や、一般的にはあまり知られていないゴールボールの世界について、乙武洋匡が直撃します。

■声の方向、角度から相手の位置を知る

 小宮正江(以下、小宮):学生時代に読んだ乙武さんの『五体不満足』は、すごく心に残っている1冊で、まさかこうしてお話させていただく機会があるとは思っていませんでした。乙武さんは今も車椅子に乗っていらっしゃるんですよね? 

 乙武洋匡(以下、乙武):ええ、ただ普通の車椅子とは少し違っていて、座面の高さを電動で昇降させることができるんです。いちばん高く合わせると、おおよそ身長170センチくらいの人と同じ目線になります。

 小宮:あ、なるほど!  だから少し上から声が降ってくるんですね。納得しました。

 乙武:そうか、小宮さんは声の角度や方向から、話し相手の位置やご自分との距離感を測っているんですね。だから、下から聞こえてくると思っていた私の声が、思っていたよりも上から響いてきて驚かれた。

 小宮:私は相手との距離もそうですし、歩くときの周囲の状況も自分では確認できないので、自分の耳やサポートの人に頼らざるをえません。

 その点、今日この部屋に案内いただく際も、乙武さんが廊下やエレベータの状況などをすごくわかりやすく説明してくれたので、歩きやすかったです。やはり、情報を伝えるのがお上手ですよね。

 乙武:ありがとうございます。それでいうと、世間はどうしても障害者と一括りにしがちですけど、先天性四肢欠損の私からすると、視覚障害はまったく別ジャンルなので、健常者のみなさんと同様に素人ということになります。今日はゴールボールのことも含め、初歩の初歩からお聞きできればと思います。

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食べてOK!やせる「麺類の食べ方」4つのコツ(東洋経済オンライン)

8/25(土) 6:00配信

東洋経済オンライン

これまで男女2000人以上にダイエット指導をし、落とした脂肪の合計は10トン以上にのぼるダイエット・アドバイザーの岸村康代氏。「健康的なダイエット」を追求し、テレビ番組「林先生が驚く初耳学!」でもお馴染みの岸村氏が、「岸村式ダイエット」の全ノウハウを1冊にまとめた新刊『落とした脂肪は合計10トン!  伝説のダイエット・アドバイザーが教える最強のやせ方』を上梓した。その岸村氏に、「太らない麺類の食べ方」を解説してもらう。

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■「我慢や無理をするダイエット」は続かない

 私は、これまで2000人以上にダイエット指導を行い、「大人のダイエット研究所」の代表としても「健康的なダイエット」のサポートに取り組んでいます。いままでの指導の間に落としてきた脂肪の合計重量は、じつに「10トン=1万キロ」以上。

 しかし、管理栄養士でダイエットアドバイザーでもある私ですが、じつは私自身が何度もダイエットに失敗し、「ダイエットが続かない人」の典型例でした。

 いままでの人生でどれだけのダイエットに取り組み、失敗してきたかわかりません。がんばってダイエットしたものの、リバウンドでかえって太ってしまい、「また失敗した……」と落ち込むという「ダメな人」の見本でした。

 私自身が、10年以上、失敗を繰り返してわかった真実は、「我慢や無理をするダイエットは、絶対に続かない」ということ。

 そこで栄養学について根本から学び直し、自分の体を実験台として、さまざまな方法を試み、ようやく我慢や無理をしなくても「自然にやせる」、そんな方法を発見しました。それが「岸村式ダイエット」です。

 この「岸村式ダイエット」を実践した人の中には、「いままで試したどのダイエットよりもラクで楽しくできた」と話してくれる人が大勢います。

 ここでは、「岸村式ダイエット」の中から、「やせる麺類の食べ方」の4つのコツを紹介したいと思います。

 まずは、ランチの定番メニューのひとつ「ラーメンの食べ方」について紹介します。

■ラーメンは「具だくさん」、パスタは「トマトベース」

【1】ラーメンは「具だくさん」で食べる

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