秋に抜け毛が多い人がすべき「夏の頭皮ケア」(東洋経済オンライン)

8/19(日) 11:00配信

東洋経済オンライン

 記録的な猛暑日が続く今年の夏。そろそろ身体だけでなく、頭皮にも疲れがたまる時期だ。頭皮の血行不良と過剰な皮脂は、髪にとって最大の敵。夏にしっかりケアして実り多き秋を迎えるために「メンズグルーミングサロン & ストア バイ カキモトアームズ」の前田智彦店長とビューティアドバイザーの宮田舞美さんに、効果的な夏の頭皮ケアを聞いた。

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■夏の過剰な脂を洗い流して、発毛の土壌を整え

 「男性の頭皮は、Tゾーンの2倍の皮脂が出ていると言われています。女性と比べても2倍です」と語るのは、ビューティアドバイザーの宮田舞美さん。特に注意したいのは、分泌された皮脂が夏の強い紫外線で固まりやすくなり、脂が毛穴にこびりついてしまうこと。毛穴につまった皮脂が、髪の成長を妨げ、抜け毛・薄毛の原因につながってしまう。

 「男性の頭皮ケアのポイントは、皮脂の除去です。必要な皮脂と水分を残しながら、余分な皮脂を洗浄力の強いシャンプーで徹底的に洗い流しましょう。夏にきちんと頭皮をケアしないと、ダメージが蓄積されて秋に影響が現れることもあります」

 重要なのは「その日の皮脂は、その日のうちに落とすこと」。シャンプーで皮脂を洗い流し、頭皮のバランスを一定に保つ頭皮用トリートメントで栄養を与えることで、頭皮トラブルを軽減しベストな発毛環境に導くことができる。ていねいなヘアケアが、ツヤとハリのある豊かな髪を育てるのだ。

■血行促進と適切なケアで、抜け毛・薄毛を防ぐ

 皮脂の除去と同時に、重要なポイントが血行促進だ。

 「髪の栄養は血液から補給されるので、血行促進が重要です。シャンプーをするときには十分に泡立ててから、頭皮を揉むように洗います。洗う方向はこめかみから頭頂へ、さらに太い血管のある襟足から頭頂へ。全て下から上に向けて洗ってください。そうすることで頭皮全体の血行を促進することができます」と、店長の前田さん。皮脂を取り除いて髪に栄養を補給する。それが、強い髪を育てる要素だ。

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虫歯の人が妄信してしまう危険な歯科医5例(東洋経済オンライン)

 「悪質な歯医者は、ごく一部。それをマスコミが強調するので、患者に不信感が広まってしまった」

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 歯科治療の問題点を報道すると、関係者からこんな〝逆批判〟が返ってくるが、本当に一部の問題なのか、私は疑問を抱いている。

拙著『やってはいけない歯科治療』で、モラルを疑うような歯科治療の実態をレポートしたところ、全国の患者から深刻なトラブルの相談が次々と寄せられてきた。「もっと早く本を出してくれたら、歯を失わずにすんだ」という悲痛な声もある。

 そこで今回は、歯を守るために、知っておくべき5つの実例をお伝えしたい。

■case.1 「画期的な◯◯式治療法」の正体

 画期的な虫歯治療と称するものが、いくつか存在する。その一つは、「虫歯の穴に薬剤を詰めて封鎖、1年以上かけて除菌しながら、自然治癒力で治してしまう」というもの。これを推し進める中心的な歯医者は「名医」としてテレビで紹介され、本はベストセラーになった。

 ただし、有効性が確立されている治療法は、保険適用になるのが一般的。なのに、これらの画期的治療法とされるものは自費診療で、決して安くはない費用がかかる。実施している歯医者も、ごくわずかしかいない。

 普及しない理由について、中心的な歯医者は、こう主張している。

 ”虫歯が自然に治ったら、患者以外に誰の利益にもならないので、広まらないように圧力がかかった”

 だが、現実は、この画期的治療法が不成功に終わり、後始末を引き受けている歯医者が少なくない。

 こうした独自の治療法は「○○式治療法」というように、発案者である歯医者の名前を冠することが多い。現行法では、正式な臨床試験で有効性が確認されていない治療法でも、歯医者の判断で行うことが容認されているので、注意していただきたい。

 抜歯原因の1位である歯周病でも、科学的な根拠のない独自の治療法を打ち出す歯医者がいる。たとえば、これもその一つ。

 「歯茎マッサージで、歯周病菌を取り除ける」

 歯茎(歯肉)をマッサージして血行を良くすると、免疫力も高まり、歯周病が治るという理屈らしい。こんなに簡単なら、なぜ広まらないのか? 

 歯周病治療の第一人者・弘岡秀明氏(スウェーデン・デンタルセンター院長)は、次のように解説する。

 「マッサージされた歯肉は、一見すると引き締まって見えるので、健康になったと“錯覚”するのです。歯周病は感染症ですから、原因となっているバイオフィルム(細菌のかたまり)などの除去が必要です。歯肉マッサージで歯周病が治るということは、あり得ません」

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「嫁姑問題」解決するにはギリシャ男から学べ(東洋経済オンライン)

8/19(日) 6:00配信

東洋経済オンライン

 「ハネムーンですが、ツインルームでお願いします」

 以前、ギリシャで日本人向けの旅行会社で働いていたときに、お客さんからこんなオーダーがありました。ギリシャでは、年配の夫婦でも同じベッドで寝ることが多いので、これを聞いたときは「新婚さんなのに……」と少し違和感がありました。プライベートな時間や空間が日本人には大切なんだな、とも思いました。

 日本が大好きな私ですが、それでも日本人と結婚すると決めたときは少し不安もありました。ちょうどその時期は『マッサン』が話題になっていたので、「エリーみたいにお義母さんにいじめられたらどうしよう……」と思うこともありました。でも、実際には夫の家族はとても優しく接してくれます。もちろんギリシャの家族関係と全部一緒というわけにはいきませんが、いつも気を遣ってくれて、私を喜ばせようとしてくれているのが伝わってきます。とてもありがたいです。

■「嫉妬」という字は万国共通の鉄板ギャグ

 そこで今回は、日本とギリシャにおける家族、夫婦関係について取り上げたいと思います。『3年B組金八先生』のシリーズや『最高の離婚』など、さまざまなドラマがこのテーマを取り扱っているので、日本でも関心が高いと思いますが、ギリシャは家族の絆が強いので一段と関心の高いテーマです。

 私たちの仲人さんは、「ハッピーワイフ、ハッピーライフ」といつも言っていますが、今回は、ギリシャ人の目から見た、家族・夫婦仲がうまくいくポイントをいくつか紹介していきたいと思います。

 まず、1番のポイントになってくるのが、奥さんとお母さんとの関係です。日本でも、嫁姑問題という言葉があるくらいですので大事だと思いますが、ギリシャでもとても大切です。男同士では「アンドロパレア(男同士の関係)」という言葉があって、旦那さんが義理のお父さんと飲みに行ったり、一緒に趣味を楽しんだりするので大丈夫ですが、女同士はなかなか大変です。

 「嫉妬」という言葉に使われる2つの漢字のどちらにも「女」が入っていますが、よく特徴をとらえていると感じます。ギリシャの人たちに日本語を教えていて、一つひとつの漢字には意味があることを説明するときに、この「嫉妬」はとてもよい例になります。鉄板のジョークです(笑)。

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一流の科学者が「神の存在」を信じるワケ(東洋経済オンライン)

8/18(土) 14:00配信

東洋経済オンライン

あなたは神を信じますか?  こう訊ねられたらどう答えるだろう。日本だと、神様は存在しないと思うけど神頼みはする、というのが多数派だろうか。この本『科学者はなぜ神を信じるのか』で問われるのは、我々が普段思い浮かべるようないたるところにいる神様ではない。キリスト教の神、創造主としての神である。

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■科学者たちは神とどのように折り合いをつけてきたのか

 科学者のスタンスはどうだろう。『利己的な遺伝子』のリチャード・ドーキンスは『神は妄想である』という著書で、科学的合理性こそが重要で、宗教はそれに反するものであると痛烈に批判した。この本、宗教的背景からか日本ではあまり話題にならなかったが、世界中で100万部を越すベストセラーになった。もちろん賛否激論である。

 一方、ヒトゲノム計画を率いた一流の生命科学者、米国・国立衛生研究所(NIH)所長のフランシス・コリンズは、無神論者の家庭に育ったが、後に敬虔なクリスチャンとなった。そして、科学的真理と信仰的真理は矛盾しないと確信し、『ゲノムと聖書:科学者、〈神〉について考える』という本まで上梓している。

 ドーキンスとコリンズは、10年ほど前に『タイム』誌で対談している。その際、ドーキンスは、宇宙創造の背後に神のようなものが存在することまでは否定していなかった。宗教上の教義による思考停止が科学に反する、というのが、神は妄想であると敵視する根本的な姿勢なのだ。

 この2人は生命系の科学者である。それに対して『科学者はなぜ神を信じるのか』は、素粒子論を専門とする一流の理論物理学者にしてカトリック教会の助祭でもある三田一郎先生による、物理学の歴史という視点からの神についての考察だ。

 うわ、難しそう、と、ひるまれるかもしれない。じつは、わたしもそう思っていて、買い置いたあと、しばらく積ん読状態になっていた。しかし、読み始めるや、あまりに面白くて一気に読んでしまった。

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甲子園「四国凋落と東北躍進」の明らかな根拠(東洋経済オンライン)

8/18(土) 6:00配信

東洋経済オンライン

私は、データを基に都道府県を比較分析するサイト「都道府県別統計とランキングで見る県民性」を運営しています。「コンビニの店舗数は東京が1位っていうけど、それって人口が多いんだから、当たり前じゃないの?」といった疑問を、客観的な統計データ、つまり「数字」を用いて分析しているのです。

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 今回のテーマ「甲子園地方別歴代勝率」は、「昔といまでは、甲子園上位校の顔ぶれが変わっているような気がする。客観的なデータで示せないだろうか?」という思いから生まれました。昔は雪国の高校がなかなか勝てず、「雪に閉ざされて練習しにくいから」と言われていましたが、最近は東北・北海道勢が毎回上位に食い込んでいる印象があります。こういった印象をデータで探ってみるべく調べてみました。

■統計データでわかった「甲子園に強い地方」

 調査のベースとしたのは「勝率」です。勝率とはその名のとおり「勝利した割合」のことで、数式で示すと「勝利数÷試合数」となります。たとえば試合数が10試合だったとき、5勝5敗なら勝率は50%(0.5)、8勝2敗なら80%(0.8)です。

 ここでは地方の全出場校の勝利数を、試合数で割って勝率を出しました。たとえば関東地方であれば、茨城・群馬・栃木・埼玉・千葉・東京・神奈川の7都県から甲子園に出場した全高校の勝利数を合計し、それらの高校の全試合数で割ることで「関東地方の勝率」としています。全チームが1回戦敗退だったとすると勝率0%、勝ち上がるチームが多くなればなるほど勝率があがります。つまり「地方の勝率が高い=トーナメントを勝ち上がるチームが多い=その地方は強い」といえます。

 今回は「移動平均」という計算方法を使いました。これは一定の期間の平均を折れ線グラフにするもので、飛び抜けて勝率が高かった年や低かった年が平均化され、なだらかな折れ線グラフになります。この処理によって、長期的な傾向がつかみやすくなります。

 今回はある年の前後4年の勝利数と敗北数を合計し、その年の勝率としています。具体的には2010年の勝率=(2006年~2014年の勝利数)÷(2006年~2014年の勝利数+敗北数)となっています。

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中国人の街「西川口」の変貌っぷりが凄すぎる(東洋経済オンライン)

8/18(土) 5:00配信

東洋経済オンライン

 東京から荒川を隔てた埼玉県南部に「西川口チャイナタウン」と呼ばれる一帯がある。JR蕨(わらび)駅からの徒歩圏内に位置する芝園団地に一歩足を踏み入れると、すれ違う人のほとんどが中国人だ。

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 隣のJR西川口駅周辺では、本場の味が楽しめる中国料理店が雨後の筍のように誕生している。ここは中国なのだろうかと錯覚してしまうほどの生活感だ。この地域で根を張る中国人はいったいどこからやってきて、どこへ向かおうとしているのだろうか。現地を取材してみた。

■芝園団地の中国人比率は50%

 2013年に芝園団地に住み始めた王琳さん(39歳、本人の希望により仮名)の顔には日本人女性と見紛うような白いファンデーションと真っ赤な口紅が浮かんでいた。話してみると日本語もほぼ完璧。それもそのはず、彼女が留学目的で東北部・遼寧省から来日してきたのはもう17年前のことだという。

 この団地で暮らしている日本人について聞いてみると、「日本人の影はないですよ。老人ホームみたいに(アパートの)部屋から出てこない」と答えた。約4500人が住むこの団地の中国人比率は50%を超えており、日本人住民は脇役となりつつあるのだ。

 芝園団地に住む中国人居住者の職業で目立つのはIT企業勤務。30代以上の中年層が家庭を築いているパターンが多いという。

 その一方で、1978年に完成した当時に入居した日本人住民らは年老いて、1人暮らしをしているケースが少なくない。1990年後半の「都心回帰」以降、中国人をはじめとする外国人が次々と空き部屋を埋めていった。団地内にある十数件の店舗もアジア系のレストランや商店が元々の地元店に取って代わっていった。あたかもオセロゲームのように。

 「中国人は日本語を話せないふりをする」「私物を公共スペースに置く」「敷金を払わないでいいようにと居抜きしている」などなど日本人住民からのクレームは尽きない。当然、昔ながらの住民は中国語を話すことができない。なにか注意しようにも怖くて声がかけられないという。

 在住歴40年の日本人の未亡人は「昔は優雅だった。1人も『向こう』の言葉を話す人はいなかった」と懐かしむ。国籍だけでなく、世代の違いが日中両住民のボタンのかけ違いの原因になっているのだ。

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ネットにつながる医療機器の危険すぎる実態(東洋経済オンライン)

8/17(金) 15:00配信

東洋経済オンライン

テレビ、ブルーレイレコーダー、ウェブカメラ、AIスピーカー。いわゆるIoT機器を標的にした、新手のサイバー攻撃に世界が戦々恐々としている。従来のウイルスと異なり、パソコンやスマートフォンではなく、ネットにつながる無防備な家電や機器のすべてが対象になる。第4次産業革命といわれ、社会に大きな変革をもたらすとされるIoTだが、本稿では医療機器へのハッキング実験をテーマに、その利便性の陰に忍び寄る新たな脅威を探る。

■高まる医療機器へのサイバー攻撃のリスク

インターネットに接続される心電計や血圧計などの医療機器のIoT化は、診断の迅速化や正確性の向上につながるとされ、効率的な医療の実現への貢献が期待されている。市場調査会社Grand View Research社によれば、世界のIoT市場は2022年におよそ4100億ドルに達すると見られており、今後成長が予想されるホットな分野だ。

 しかし、ほかのIoT機器同様、医療機器もインターネットにつながることで、犯罪者に狙われるリスクに直面する。たとえば、アメリカ政府はセキュリティ上の弱点が見つかったIoT機器の一覧を公開しているが、家電と並んで、糖尿病の治療装置、薬剤の管理システムなどの医療機器も目立つ。

 取材班は、医療機器へのハッキングにくわしいある人物とアメリカ・ラスベガスでコンタクトを取ることに成功した。ビリー・リオス氏だ。GoogleやMicrosoftなど世界的IT企業でセキュリティに携わった後、現在はパートナーのジョナサン・バッツ氏とともに情報セキュリティ企業・ホワイトスコープ社を立ち上げ、幅広い分野におけるセキュリティリスクを調査・分析している。

 リオス氏らは、サイバー攻撃に対して脆弱性のあるIoT機器をインターネットで探すためのソフトウェアも開発している。これを使えば、SHODANをはじめとした同種の「脆弱性検索サイト」では検出されないものまで特定できるという。リオス氏は次のように話す。

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ネットに繋がった医療機器のヤバすぎる実態(東洋経済オンライン)

8/17(金) 15:00配信

東洋経済オンライン

テレビ、ブルーレイレコーダー、ウェブカメラ、AIスピーカー。いわゆるIoT機器を標的にした、新手のサイバー攻撃に世界が戦々恐々としている。従来のウイルスと異なり、パソコンやスマートフォンではなく、ネットにつながる無防備な家電や機器のすべてが対象になる。第4次産業革命といわれ、社会に大きな変革をもたらすとされるIoTだが、本稿では医療機器へのハッキング実験をテーマに、その利便性の陰に忍び寄る新たな脅威を探る。

■高まる医療機器へのサイバー攻撃のリスク

インターネットに接続される心電計や血圧計などの医療機器のIoT化は、診断の迅速化や正確性の向上につながるとされ、効率的な医療の実現への貢献が期待されている。市場調査会社Grand View Research社によれば、世界のIoT市場は2022年におよそ4100億ドルに達すると見られており、今後成長が予想されるホットな分野だ。

 しかし、ほかのIoT機器同様、医療機器もインターネットにつながることで、犯罪者に狙われるリスクに直面する。たとえば、アメリカ政府はセキュリティ上の弱点が見つかったIoT機器の一覧を公開しているが、家電と並んで、糖尿病の治療装置、薬剤の管理システムなどの医療機器も目立つ。

 取材班は、医療機器へのハッキングにくわしいある人物とアメリカ・ラスベガスでコンタクトを取ることに成功した。ビリー・リオス氏だ。GoogleやMicrosoftなど世界的IT企業でセキュリティに携わった後、現在はパートナーのジョナサン・バッツ氏とともに情報セキュリティ企業・ホワイトスコープ社を立ち上げ、幅広い分野におけるセキュリティリスクを調査・分析している。

 リオス氏らは、サイバー攻撃に対して脆弱性のあるIoT機器をインターネットで探すためのソフトウェアも開発している。これを使えば、SHODANをはじめとした同種の「脆弱性検索サイト」では検出されないものまで特定できるという。リオス氏は次のように話す。

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「1兆ドル」へ駆け上るアマゾンの意外な素顔(東洋経済オンライン)

8/17(金) 13:00配信

東洋経済オンライン

8月15日時点のアマゾンの株式時価総額は9182億ドル。これまでのペースで伸び続ければ、史上2社目の株式時価総額1兆ドル超え企業(最初の1兆ドル超え企業は8月2日に達成したアップル)になることはほぼ間違いない。アマゾンは、いったいなぜ破格の成功を収めることができたのか。成毛眞氏が近著『amazon 世界最先端の戦略がわかる』で描いたその素顔の一端をのぞいてみよう。

 アマゾン創業者のジェフ・ベゾスの組織観がうかがえるエピソードがある。研修の際に、数人のマネジャーが従業員はもっと相互にコミュニケーションを取るべきだと提案したところ、ベゾスが立ち上がり、「コミュニケーションは最悪だ」と力説したという。

 ベゾスにとって、コミュニケーションを必要とする組織は、きちんと機能していないという証拠でしかないというのだ。

 ベゾスが求めるのは、協調などするよりは個のアイデアが優先される組織である。つまり、権力が分散され、さらにいえば組織としてまとまりがない企業が理想だという。たとえば、クラウドコンピューティングサービスの「Amazon Web Services(AWS)」を開発している部署は、リアル店舗事業である「Amazon GO」には興味がない。それがいいというのだ。

 その意味では、ローマ帝国のように勢力を広げていく、一見、何の事業会社か説明が難しいアマゾンは、ベゾスの理想をまさに体現しているといえよう。

■失敗を繰り返してヒットを作るという経営方針

 ベゾスは、理系のトップらしいところが出ているように思う。たとえば、経営数値にあまりとらわれないところだ。

 公認会計士など、文系の人間は、今期の決算の数字を見るようにトレーニングされているが、理系は後付けでしか勉強していないから、自分のやりたいことをやる。キャッシュフロー経営などは、そこから生まれているのではないか。

 当然のことながら、AIなどテクノロジーへの感性も理系のほうがある。たとえば、理系には実験がつきものだ。実験したら失敗することがあることを、経験的に知っている。アマゾンは、よくベータ版を作ってテストをする。

 これは、まさにプログラミングの原理と一緒だ。コンピュータのプログラムは、とりあえずサブシステムという各部品のベータ版を作る。これと同じく、アマゾンは、あらゆるジャンルで中途半端でいいから世の中に出し、計画、実行、評価を繰り返す企業である。

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10年前の高級服よりユニクロを着るべき理由(東洋経済オンライン)

8/17(金) 8:00配信

東洋経済オンライン

今回は人気連載「晩婚さん、いらっしゃい!」の番外編。「男性の婚活ファッション」をテーマにスタイリストの大山旬さんにお話を聞きました。
 暑い。外を少し歩くだけでじっとりと汗をかいてしまう。こんな時期に初対面の人に会う予定があると、身に着けていく洋服選びに困る。

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 男性の婚活ファッションは特に難しい。会社に行くときと同じスーツとネクタイでは、自分は暑すぎるし相手の女性には重すぎる。35歳以上、我らが晩婚さんの年代がスーツ姿でお見合いに臨むと、人事面接のような光景になってしまうのだ。

 かといって、休日スタイルには自信がない。お見合いなどの場で、ショートパンツとポロシャツ姿では非常識だと思われるだろう。その他の洋服は学生時代からあまり変わっていなかったりする。使い古したチノパンやジーンズ。色あせた半袖シャツ。袖が擦り切れたジャケット……。

 第一印象が大切なのはわかっている。ファッション次第で印象が大きく変わることもなんとなく知っている。でも、明日何を着ていけばいいのかわからない。専門家に教えてほしい。

『おしゃれが苦手でもセンスよく見せる最強の「服選び」』(大和書房)などの著作があるスタイリスト大山旬さんは、3000人以上の個人にアドバイスをしてそのファッションを改善してきた実績がある。「男性の婚活ファッション」をテーマにお話を聞いた。

■婚活で「くるぶし見せ」「白いパンツ」は要注意

 ――大山さんのご著書を読んで、ジーンズをロールアップして「くるぶし」を見せるテクニックを知りました。

 街中を歩くのはちょっと勇気が必要でしたが、やってみると涼しいし、こなれた雰囲気になりますね。おすすめのホワイトジーンズも近いうちに買ってみようと思います。

 拙著を読んでいただきありがとうございます。でも、くるぶしを見せたり白パンを履いたりするのは婚活の場には向いていないと思います。初対面の女性からは「チャラい」と思われる危険があるからです。やり過ぎは禁物です。

 特に婚活の場合は、100点満点のオシャレではなく、いい意味での無難、つまり80点を目指してください。

 女性が男性に求める80点ファッションのポイントは2つだけだと思います。清潔感とシンプルさです。

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