里山まるごとホテル 農村流 お・も・て・な・し 石川県輪島市の三井地区(日本農業新聞)

 フロントはかやぶき屋根の古民家、廊下はあぜ道──。石川県輪島市に今年、地域一帯を一つのホテルと見立てて客を迎え入れる「里山まるごとホテル」が誕生した。食事の提供や農家民宿の運営など、地域住民ができることを補完し合いながら客をもてなす。農業と観光を組み合わせて農村の付加価値を高め、能登の豊かな自然を次世代につなげていく構想を描く。政府が推進する滞在型観光「農泊」のモデルとしても注目を集めそうだ。(斯波希)

地域住民が協力 「農泊」モデルに

 世界農業遺産に登録された能登半島の小さな町、輪島市三井(みい)地区。町の入り口には、築150年のかやぶき屋根の古民家が、訪問客を迎え入れるようにたたずむ。今年4月にオープンした「里山まるごとホテル」の“フロント兼食堂”だ。

 客は田舎に帰ってきたような感覚で、畳の間や縁側で食事をしたり昼寝をしたりと思い思いに過ごす。縁側の先には田んぼが広がり、夏の青々とした稲や秋には黄金色に実る稲穂など、季節ごとの農村風景を楽しめる。

 予約をすれば、ガイド付きで集落を巡るサイクリング(4000円~)や和紙すき(500円~)、農家民宿での宿泊も体験できる。拠点となる古民家「茅葺庵(かやぶきあん)三井の里」には、月に700~800人が訪れる。

 運営は、同市の元地域おこし協力隊が今年2月に設立した「百笑の暮らし」。代表を務める東京都出身の山本亮さん(31)は「三井の暮らしの形を伝え、自分と同じようにファンになってくれる人を増やす。人と里山の関係が生まれる場所にしたい」と力を込める。

 食堂で使う食材の提供や調理などには、山本さんの思いに賛同する地域住民が積極的に関わり、ホテルを盛り上げる。農家民宿など一つの施設で完結するのではなく、住民が協力し合うことで、無理なく客を受け入れる仕組みができつつある。

 かやぶき屋根に使うカヤの生産や農産物加工などに取り組む農家ら約50人でつくる「みい里山百笑の会」の西山茂男会長は「今、まさに滞在型の観光に注目が集まっている。ありのままの暮らしを見てもらい、収入につなげることが、過疎が進む地域の生き残り方になってくる」と展望する。

 里山まるごとホテルでは今後、宿泊場所となる古民家や農家民宿の整備、ホームページの多言語対応などを進め、訪日外国人(インバウンド)を含めた国内外に里山の魅力を発信する考えだ。

日本農業新聞

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レモンサワーブームの今、ハイサワー特区で東京版の街おこし(SankeiBiz)

 若者のアルコール離れが進むなか、今レモンサワーがブームとなっている。東京都内にはレモンサワーの専門店もあり、レモンサワー好きの女子=レサワ女子なんて言葉も出ているようだ。

 博水社(東京都目黒区)が提供するレモンサワーを作るための割り材「ハイサワーレモン」の酒屋・飲食店への販売量は2013年から4年連続右肩上がりでとどまることを知らない。

 今回はこの博水社が立ち上げた新しい飲み企画「ハイサワー特区」に注目したい。

 博水社の地元、武蔵小山から西小山に至るエリアには「ハイサワー特区」なるものが存在する。加盟店は32店舗(2018年7月現在)。

 駅前の再開発で街が姿を変えようとしているなか、地元に古き良き酒場を残し、飲み文化を盛り上げていこうと、2016年11月に博水社内にあるハイサワー特区実行委員会が立ち上げた。

 それぞれの店舗が共同で景品付きのイベントを行い、地域の酒場文化を活性化していく。

 2018年3月には期間内に各店舗を巡ってスタンプを押してもらい、ビンゴを達成すると景品がもらえるビンゴスタンプラリーが行われた。来たる2018年9月には、先着順で各店舗のオリジナルハイサワーセットを飲んだお客様に景品が配られるイベントが行われる。

 この地元活性イベントはどのような盛り上がりを見せているのだろうか? 気になってきた。詳しくは博水社、そして「ハイサワー特区」の店舗で1杯ひっかけながら聞いてみることにしよう。

▼地元への恩返しがきっかけ

 博水社で代表取締役社長をつとめる田中秀子さんが「ハイサワー特区」を作ったきっかけを教えてくれた。「地元への恩返し、本当これに尽きます」と。

 元々博水社は戦前から続くラムネ屋さんだった。しかしラムネだけでは大手飲料メーカーに太刀打ちできないということで、焼酎を割るためのレモン果汁入りの炭酸割り材、ハイサワーができたのが1980年のことだった。

 しかし当時は焼酎を炭酸飲料で割って飲むという文化はなかった。当然◯◯サワーというメニューもない。それどころか焼酎自体が今のようにポピュラーな飲み物ではなかった。

 そんななか、酒販店やスーパーに販路を持たない博水社は、地元武蔵小山から西小山の居酒屋、寿司屋、スナックなど飲食店を1軒1軒回って、焼酎をハイサワーレモンで割って試してもらった。レモン果汁と炭酸がたっぷりのレモンサワーが簡単に作れる。

 「これは初めて! 美味い!」ということから、ハイサワーは地元から広まっていったのだ。

 そして今、その昔ながらの地元の飲食店が駅前の再開発で立ち退かせざるを得ないということが頻繁にあり、元気がない。

 「私たちを助けてくれた地元の飲食店を、今度は私たちが地元の会社として盛り上げる企画を考えたかった」(田中さん)

 「ハイサワー特区」は昔、自分たちを助けてくれた地元の飲食店への博水社からの恩返しのカタチだったのだ。

▼常連さんはもちろん外からも人が来る

 では「ハイサワー特区」の3月のビンゴイベントはどのような盛り上がりを見せたのだろうか? 同社で広報を担当する原口彩也香さんに聞いてみた。

 「元々は地元の飲食店と地元のお客様を盛り上げる企画だったのですが、結果、地元以外からもたくさんのお客様が来てくれたんです!」

 ビンゴのカードの5×5のマス目にそれぞれ「ハイサワー特区」に加盟している店舗の名前が書いてある。そこに行ってハイサワーを飲むとスタンプを押してもらえる。それを縦横斜めいずれか一直線に繋げると景品がもらえるというものだ。

 地元の飲食店の常連さんが喜びそうな企画だが、なんとそれを聞いた地元以外の人もこの「ハイサワー特区」を楽しんでくれていたという。

 ちなみにマドラーやグラスをはじめ、ハイサワーのグッズは非常に人気が高くコレクターもいるほどだ。

▼難しいはずのビンゴなのに

 それでは実際に「ハイサワー特区」に加盟する店舗のスタッフにもイベントの盛り上がりを聞いてみよう。

 武蔵小山の人気居酒屋「長平」の店主、川上充さんにお話を訊いてみた。

 「うちも、ビンゴの時はスタンプを押したんですけどね、あのビンゴ、難しいんですよ。だって一列の中にうちみたいな居酒屋もあれば、中華があったり、スナックがあったり、趣向が全部違うんですから(笑)。けど、見事ビンゴを達成する方もたくさんいましたよ! 中には2列3列と達成する方も(笑)」

 地元を盛り上げる企画、「ハイサワー特区」は確実に成果が出ているようだ。次の9月のイベントには筆者も是非参加したいと思う。(ジャイアント佐藤/5時から作家塾(R))

 《5時から作家塾(R)》 1999年1月、著者デビュー志願者を支援することを目的に、書籍プロデューサー、ライター、ISEZE_BOOKへの書評寄稿者などから成るグループとして発足。その後、現在の代表である吉田克己の独立・起業に伴い、2002年4月にNPO法人化。現在は、Webサイトのコーナー企画、コンテンツ提供、原稿執筆など、編集ディレクター&ライター集団として活動中。

身近になったe-BIKE(電動アシスト自転車)、注目の“街乗り”車種(日経トレンディネット)

 街中を歩いていると子供とともに自転車で出かける親子連れの様子を目にする。最近では、『楽に子供の自転車の後ろを追走する母親の乗る自転車』や『父親の乗っているスポーティな自転車』が「e-BIKE(電動アシスト自転車)」であることも増えた。『自転車の前かごいっぱいに買い物袋を入れたまま坂道を進むシニア』が息切れすることなく快走する姿を目にする読者も少なくないだろう。

【関連画像】ブリヂストンサイクル「ラクット」シリーズ。「ラクット20インチ」、「ラクット24インチ」、3輪タイプで後輪の間にバスケットが装着された「ラクット ワゴン」の3タイプ

 電動アシスト自転車と聞くと「子乗せのママチャリ」を想像する人は多い。以前に比べ、現在は電動アシスト自転車のカテゴリーは細分化されて、市場も拡大している。ユーザーは通勤・通学、子乗せ、シニア向け、スポーツタイプなどの用途を選ぶ以外にも自分の好みにあわせ他社の車種と比較しやすくなった。人気の海外ブランドからの日本規格適合モデルも発表され、従来イメージされがちな「ママチャリ」とは異なる車種も増えている。

 本企画では、これまで日経トレンディネットでとりあげた「e-BIKE(電動アシスト自転車)」のなかから注目の車種のポイントをあらためてまとめた。この機会に、気になる車種の情報収集やより満足する購入のためにぜひ参考にしてほしい。

※記事の内容は、執筆時点の情報に基づいています。より詳細な情報は日経トレンディネットでご覧いただけます。

各メーカーの注目のe-BIKE(電動アシスト自転車)

・「ラクット」シリーズ(ブリヂストンサイクル)
 「ラクット20インチ」(11万7800円、税抜き)、「ラクット24インチ」(11万8800円、税抜き)、3輪タイプで後輪の間にバスケットが装着された「ラクット ワゴン」(19万5800円、税抜き)の3タイプ。

 「ラクット20インチ」と「ラクット24インチ」のバッテリー容量は36.5V/9.9Ah。アシスト弱モード時に1回の充電でアシスト走行できる距離は、「ラクット20インチ」は77㎞、「ラクット24インチ」は80km、「ラクット ワゴン」は70km(走りながら自動充電を使用した場合は異なる)。カラーは、ツヤ消しルビーレッド、ツヤ消しサファイヤブルー、ミスティミント、ミスティラベンダーの4色(ラクット ワゴンはミスティラベンダー以外の3色)で展開する。 発売は8月下旬。

・「XU1」(パナソニック サイクルテック)
 電動アシストクロスバイク。乗車適応身長(目安)は159~178cm。サドルの高さ(最低地上高~最高地上高)は85.0~101.5cm。車両重量は24.5kg。ドライブトレインはシマノ アリビオ 1×9速。満充電でのアシスト走行距離はハイモード時は約44km。オートモード時は約57km。エコモード時は約82km。

 バッテリーの容量は36V/8Ahと控えめだが、同社の車種「XM2」の大容量バッテリーを別途購入し換装することで走行距離を伸ばすことができる(バッテリー単体でおよそ7万円)。「XU1」の価格は22万5000円(税抜き)。直接的なライバルであるヤマハの「YPJ-EC」(26万円、税抜き)、ミヤタ「クルーズ」(26万9000円、税抜き)と比べてリーズナブルな価格となっている。

・「ヴェクトロンS10」(ターン バイシクルズ)
 身長147~195cmに対応する電動アシスト折り畳みミニベロ(小径車)。20インチの小径ホイール(車輪)で、折り畳めば86×65×41cmとコンパクトになり玄関先などにも収納しやすいのが魅力。専用工具がなくても簡単にハンドル位置の高さを調節できる。

 重量は19.8kg。バッテリー容量は300Wh。ドイツの老舗メーカー「MAGURA」のブレーキを採用。ハンドルに付けられたディスプレーで速度や走行距離などが確認でき、アシスト力は5段階の切り替え(TURBO/SPORT/TOUR/ECO/OFF)も可能。変速は10速ギア。価格は29万8000円(税抜き)。

・「YPJシリーズ」(ヤマハ発動機)
 電動アシスト機能を持つモデル4車種「YPJ-XC/YPJ-ER/YPJ-EC/YPJ-TC」。各車種ともPASブランドも含めた同社の電動アシスト自転車として過去最大という500Whクラスの大容量バッテリーを搭載。発進時や加速時、登坂時に加え、平坦路でもアシストを効かせて走ることを前提にしている。

 いずれのモデルも標準的なアシスト量の「スタンダード(STD)モード」では満充電状態からアシストが切れるまでの走行距離は100km(カタログ値)を超える。ツーリングで使うことを考えても十分な航続距離だろう。バッテリーが大きい分、車体は少し重い。4車種の中で一番軽いYPJ-ERでも車重は19.6kg(Sサイズ)と、YPJ-Rに比べると約4kgほど重い。

 各車種のタイプと価格は次の通り。MTB(マウンテンバイク)タイプ「YPJ-XC」(35万円、税抜き)。グラベルロードタイプ「YPJ-ER」(32万円、税抜き)。クロスバイクタイプ「YPJ-EC」(26万円、税抜き)。泥よけやキャリアを標準装備したツーリングバイクタイプ「YPJ-TC」(30万円、税抜き)。

(文/日経トレンディネット編集)

※執筆時の記事を再構成

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「嫁姑問題」解決するにはギリシャ男から学べ(東洋経済オンライン)

8/19(日) 6:00配信

東洋経済オンライン

 「ハネムーンですが、ツインルームでお願いします」

 以前、ギリシャで日本人向けの旅行会社で働いていたときに、お客さんからこんなオーダーがありました。ギリシャでは、年配の夫婦でも同じベッドで寝ることが多いので、これを聞いたときは「新婚さんなのに……」と少し違和感がありました。プライベートな時間や空間が日本人には大切なんだな、とも思いました。

 日本が大好きな私ですが、それでも日本人と結婚すると決めたときは少し不安もありました。ちょうどその時期は『マッサン』が話題になっていたので、「エリーみたいにお義母さんにいじめられたらどうしよう……」と思うこともありました。でも、実際には夫の家族はとても優しく接してくれます。もちろんギリシャの家族関係と全部一緒というわけにはいきませんが、いつも気を遣ってくれて、私を喜ばせようとしてくれているのが伝わってきます。とてもありがたいです。

■「嫉妬」という字は万国共通の鉄板ギャグ

 そこで今回は、日本とギリシャにおける家族、夫婦関係について取り上げたいと思います。『3年B組金八先生』のシリーズや『最高の離婚』など、さまざまなドラマがこのテーマを取り扱っているので、日本でも関心が高いと思いますが、ギリシャは家族の絆が強いので一段と関心の高いテーマです。

 私たちの仲人さんは、「ハッピーワイフ、ハッピーライフ」といつも言っていますが、今回は、ギリシャ人の目から見た、家族・夫婦仲がうまくいくポイントをいくつか紹介していきたいと思います。

 まず、1番のポイントになってくるのが、奥さんとお母さんとの関係です。日本でも、嫁姑問題という言葉があるくらいですので大事だと思いますが、ギリシャでもとても大切です。男同士では「アンドロパレア(男同士の関係)」という言葉があって、旦那さんが義理のお父さんと飲みに行ったり、一緒に趣味を楽しんだりするので大丈夫ですが、女同士はなかなか大変です。

 「嫉妬」という言葉に使われる2つの漢字のどちらにも「女」が入っていますが、よく特徴をとらえていると感じます。ギリシャの人たちに日本語を教えていて、一つひとつの漢字には意味があることを説明するときに、この「嫉妬」はとてもよい例になります。鉄板のジョークです(笑)。

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日本車が今になって中国で躍進した根本要因(東洋経済オンライン)

8/19(日) 6:00配信

東洋経済オンライン

 巨大化する中国自動車市場で長年、欧米系自動車メーカーの後塵を拝してきた日系自動車メーカーが再び増産に向けて動き始めた。

【グラフ】日本車の中国におけるシェアは?

 トヨタは7月25日、中国での生産台数を2020年初めに200万台に引き上げると発表した。これに日産とホンダの直近の生産計画を合わせると、5年後の2023年には日系自動車ビッグスリーの中国での生産能力は、現在の2倍にあたる660万台に上り、欧米系自動車メーカー各社の生産台数を凌駕する。

 中国における新エネルギー車(NEV)シフトが進行する中、クルマ消費への意識が高まっていることも相まって、中国自動車市場は大きな転換期を迎える。この風潮は日系メーカーにとって年来の遅れを取り戻す好機となりそうだ。

■日系車「尖閣問題」以前の水準に初回復

 モータリゼーションの進展に伴い、中国の新車販売は2007年の878万台から2017年には2887万台へと拡大した。日本の新車販売が約520万台、アメリカが約1720万台ということからみても、3000万台の大台まであと一歩と迫る中国自動車市場は日米欧企業にとって最重要マーケットであり、各国自動車メーカーが販売で激しくしのぎを削る時代に突入したといえよう。

 2018年1~7月の中国新車販売は、前年同期比4.3%増の1595万台で安定的に推移した。乗用車需要を牽引するSUV市場は同7.3%の成長率を維持している。中国地場メーカーは洗練されたデザインと外資系ブランド車の半値という安さで、SUV市場シェアの6割を握るまでに成長。日系メーカー各社は欧米系メーカーに比べ豊富なSUVラインナップがあり、中国地場メーカーの低価格車と棲み分けたことも奏功し、中高級SUV市場で4割超のシェアを確保した。

 セダン市場は昨年のマイナス成長から一転、同4.6%の伸びを見せている。クルマの高性能が強みの欧米系メーカーはあえて値下げに踏み切り、セダン市場のシェアは46%を占める。

 一方、日系車の日産「シルフィ」とトヨタ「カローラ」は車内空間の快適さと燃費のよさが評価され、欧米系ブランド車一色であった同市場で、それぞれ販売台数2位、3位に躍進した。このSUV、セダン両市場での同時躍進により、日系車の中国乗用車市場シェアは、2018年1~7月に18.1%、7月単月ベースでは20.6%となり、2012年に発生した「尖閣諸島問題」以前の水準に回復した。

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子供が「正しいお金持ち」になる3つの質問(東洋経済オンライン)

8/19(日) 6:00配信

東洋経済オンライン

 今回は夏休み期間中でもあり、小学生や中学生の子供を持つ親御さんなどにぜひ読んでいただきたいテーマにしました。ズバリ「お金って何だろう?」というものです。読者の皆さんに合計で3つの質問をしながら、一緒に考えて行きたいと思います。

■お金があっても、欲しいものが買えるわけじゃない? 

実は先日、金融庁で「こども霞が関見学デー 金融庁へGO!  ~小学生のためのハッピー・マネー®教室~」が開かれました(8月2日)。参加したのは小学校1~3年生の子供たちです。早速、著名な投資教育家の岡本和久さん(I-O ウェルス・アドバイザーズ社長)が子供たちに問いかけます。

 「お金って何だろう?  どうして大切なのかな?  どうやったら手に入るのかな?」

岡本さんは、全国の小中学校で「ハッピー・マネー教室」を行うなど、子供たちへのマネー教育に精力的に取り組んでいる方でご存じの方も多いことでしょう。

 子供たちが口々に答えます。

 「お金があれば、なんでも欲しいものが買えるよ」
「お金がないとモノが買えないし、暮らしていけないから大切」

 すると岡本さんが、すかさずさらに質問します。 

 「でも、お金を持っていても、無人島に住んでいたらどうかな?」

 このさらなる質問に、子供たちは首を傾げます。確かに、無人島でお金は何の役にも立ちそうにありません。

 お金って、いったいなんなのでしょう。皆さんなら、この質問にどう答えますか? 

 質問の答えはこのあとすぐにするとして、その後、霞が関にやってきた子供たちは、チョコレートができるまでを描いた絵のスライドを見ながら、1枚100円ちょっとの板チョコが、自分たちの手に入るまでに、どれほど多くの人たちの労働に支えられているのかを知ります。

 「みんなにおいしいチョコレートを食べてもらいたい。みんなに喜んでもらいたいと思って、たくさんの人が一生懸命仕事をしているんだね。たった1枚100円のチョコレートで、世界がつながっているんだよ」

■お金とは「人からの感謝のしるし」

 岡本さんが続けます。「お金は感謝のしるしだよ。お金は人から感謝されることで稼ぐことができます。『はたらく』というのは、はたの人(他人)を楽にすること。周りの人を楽にすること。楽にしてあげられるから、みんなに感謝されて、感謝のしるしのお金が手に入るんだね」

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昭和の東京を縦横無尽に走った「都電」の記憶(東洋経済オンライン)

8/19(日) 5:00配信

東洋経済オンライン

 古い話で恐縮だが、終戦直後の東京の焼け野原に東京都電(以下都電)がたくましく走る姿が映し出されている映画がある。1946(昭和21)年の正月映画として公開された『東京五人男』(東宝・斎藤寅次郎監督)で、名作として黒澤明監督や山田洋次監督も高く評価している作品である。

【写真】渋滞する日本橋を走る都電

 5人の復員兵が焼け跡の東京でたくましく生きる喜劇で、その中の2人(花菱アチャコ・横山エンタツ)が運転士と車掌という役どころだった。都電5014号が超満員の乗客を乗せ四谷見附付近の勾配をかけ上がってくるシーンが、焼け野原の中でいち早く復興した都電の姿を印象づけていた。

■最盛期には213kmの路線網

 都電は終戦後すぐに戦災から立ち上がり、都民の足として戦後復興と高度成長期の東京の発展を支えた。現在は荒川線の12.2kmのみだが、最盛期には営業キロ約213km、最大で41系統を擁し、都内23区を縦横無尽に走った日本最大、世界的にも稀な路面電車網であった。

 筆者は1965(昭和40)年初頭に上京した。初めて乗ったのは渋谷―浜町中ノ橋に至る9系統だった。思い出に残る路線は、日本橋を経由して永代橋を渡る38系統・日本橋―門前仲町間である。当時の永代通りはまだマンションもほとんど見られない時代だったが、日本橋付近ではクルマが無秩序に線路内に進入して電車の行方を遮った。

 高度経済成長期、道路は慢性的に渋滞が続き電車は定時運行が困難な時代でもあったが、その中を都電は都民の足として走り続けた。

 上京して都電を利用し、まず不思議に思ったのは都電の1372mmというゲージ(レールの幅)だった。当時、筆者の知識の中では国鉄在来線をはじめ主な私鉄は1067mmの「狭軌」、新幹線や一部の私鉄は1435mmの「標準軌」、そして当時まだ地方にいくつも存在した軽便鉄道は762mmだったから、都電のゲージは初めて見る規格だった。

 このゲージの由来を知るには、東京の市内電車の草創期までさかのぼることになる。都電の前身は1882年に開業した東京馬車鉄道で、1900年代初頭には電化され、のちに東京市(当時)の運営する東京市電となった。馬車鉄道は1372mmゲージを多用していたため、市電もこのゲージを踏襲した。郊外から都心へ向かう民鉄も市電への乗り入れを考えて同じ1372mmゲージを採用した例があり、現在も使用しているのが京王電鉄だ。

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アメリカで「電動スケーター」大ブームの理由(東洋経済オンライン)

8/19(日) 5:00配信

東洋経済オンライン

 アメリカの多くの都市で今、「電動キックスケーター」のシェアリングサービスが人気だ。現地では「スクーター」とも呼ばれている。ブームが本格化したのは半年ほど前だ。

【写真】電動スケーターはどう使う?

 背景にあるのが、特に大都市の住民を悩ませる交通渋滞の悪化だ。サンフランシスコでは、車なら1マイル(約1.6キロメートル)進むのに30分かかることもあるが、時速24~30キロメートル前後の速度が出る電動スケーターなら5~10分だ。しかも基本料金は1ドルで、1分につき15セントの使用料を払えばよい。

 「より多くの人々が、短時間で環境に負担をかけずに都市の中を移動するには、自転車専用道路(を走る電動スケーター)が最も有望だ」

 サンフランシスコのスタートアップ、スキップ・スクーターズの共同創業者であるサンジェイ・ダストアCEOは、今や全米に浸透したライドシェアに代わるエコロジー型シェアサービスだとして、スケーターシェアに期待を込める。同社は今年2月、首都ワシントンDCでサービスを開始。すでに当局から営業許可を取得し、今後400台まで提供できる。歩行者が迷惑をこうむったり、街の景観や安全性を損ねたりしないよう、都市によっては営業許可の申請が必要だ。

■駐輪場いらず、QRコードで解錠

 電動スケーターが許可されていないニューヨークでは自転車シェアが人気だが、駐輪場が必要だ。一方、電動スケーターは乗り捨て自由。GPSが搭載されているため、スマートフォンのアプリ上で場所がわかり、アプリでQRコードを読み取って解錠する。

 ニューヨーク大学リューディン交通センターの副責任者で、都市計画に詳しいサラ・M・カウフマン氏は、街の密集度が高く自転車専用道路も足りないニューヨークでは、走行スペースの確保が難題だと指摘しつつ、同市でもスケーターシェアが認可されるべきと力説する。「駐輪場が設置されない低所得層の居住地域でも利用できる」(カウフマン氏)。

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日銀資産GDP超え 懸念強まる

 日銀の総資産が膨張したことで、将来的に大規模金融緩和を手じまいする「出口」戦略を開始した際に財務体質が悪化する懸念が強まっている。日銀が国債購入で放出したお金は金融機関が日銀に預ける当座預金に入る仕組みで、金利水準を引き上げればその利払い費が増加するからだ。最悪の場合、日銀の自己資本8兆円が消失して債務超過に陥る恐れもあり、出口を検討する際の障害になる。(産経新聞)

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