JX金属・三井物・丸紅、チリ2銅山権益交換(日刊産業新聞)

 チリのロス・ペランブレス銅鉱山、コジャワシ銅鉱山で、日本陣営内の権益構成が変化する。JX金属、三井物産、丸紅の16日の発表によると、三井物産はロス・ペランブレスの全権益をJX金属と丸紅へ譲渡し、JX金属はコジャワシの全権益を三井物産へ譲渡する。譲渡額はすべて非公表だが、JX金属は交換取引で生じる資金を、自社の下流事業に充てる方針。それぞれが自社にとって重要度の高い上流資産を選択し、資源開発事業の資産構成や他事業とのバランス、シナジーを改善する。3月末までの手続き完了を見込む。

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JFEエンジ、タイ廃棄物発電プラント受注(日刊産業新聞)

2/19(月) 13:34配信

日刊産業新聞

 JFEエンジニアリング(本社=東京都千代田区、大下元社長)は16日、丸紅から廃棄物発電プラント(発電容量8630キロワット)を受注したと発表した。このプラントはタイ国南東部のへマラートチョンブリ工業団地内に建設され産業廃棄物を受け入れる。

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太平産業、福岡に営業拠点 4月開設(日刊産業新聞)

2/19(月) 13:30配信

日刊産業新聞

 伊藤忠丸紅鉄鋼グループで軽仮設機材などを主に扱う太平産業(本社=東京都中央区、小林裕宜社長)は、4月から伊藤忠丸紅鉄鋼の九州支社(福岡県福岡市)に営業拠点を開設する。従来品の軽仮設資機材の販売に加え、工事施工における安全性や在庫・運搬時のスペース性に優れ、普及が拡大している“くさび緊結式手すり先行足場”と呼ばれる次世代足場などの同地域でのさらなる拡販、地域密着の営業基盤の構築を図っていく。

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ファブ上場8社、4―12月7社経常増益(日刊産業新聞)

 鉄骨・橋梁ファブリケーター上場8社の2017年4―12月期決算は、工場の稼働率上昇などにより、7社で経常増益となった。橋梁の発注増や大型再開発案件が堅調なことから、受注高も6社で増加した。今後も安定した工場操業が続く見通しだが、鋼材価格のほか、人件費、輸送費などが上昇する中、コスト増の懸念もあり、利益を圧迫する可能性もある。

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鉄腐食原因菌に電子引き抜く酵素 NIMS(日刊産業新聞)

 物質・材料機構(NIMS)は17日、理化学研究所などとの共同研究チームが石油採掘用のパイプラインなどで鉄の腐食を進行させる細菌が、鉄から電子を直接引き抜く酵素群を持っていることが分かった、と発表した。同日、米国の科学専門誌サイエンス・アドバンスに掲載された。今回発見された酵素を標的とする薬剤を開発すれば、環境汚染が問題になっている化学殺菌剤に変わる細菌抑制につながる可能性があるほか、深海で水素がエネルギー源と考えられてきた細菌の生態やエネルギー獲得戦略に新たな視点・展開を与える可能性もあるようだ。

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豊田スチールセンター、IoT・AI活用に着手(日刊産業新聞)

 【東海】豊田通商グループの鉄鋼物流基地である豊田スチールセンター(本社=愛知県東海市、斉藤尚治社長)は今年度下期から、IoTやAIといった先端電子技術の活用に着手した。設備へのセンサー取り付けによる予防保全の強化や、板取りや運送用配車の自動化を図るための取り組みで、先端技術の活用により、需要家への製品供給の安定化や、生産性、効率の向上につなげていく考えだ。

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17年国内向け普通鋼受注、2年連続増4390万トン(日刊産業新聞)

 日本鉄鋼連盟が16日発表した用途別受注統計によると2017年の国内向け普通鋼鋼材受注は前年比1・1%増の4389万5000トンで2年連続増となった。建設用は0・2%増の1140万6000トンで2年連続増、製造業用は1・6%増の1929万2000トンで2年連続増となった。内需の緩やかな回復が続く中、高炉メーカーの設備・操業トラブルなどで生産余力が低下し、輸出向けは9・6%減の2367万5000トンで3年ぶりに減少。普通鋼鋼材トータル受注は2・9%減の6757万トンで2年ぶり減となった。

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「ペッパー」でプログラミング教育 小中学生が大人顔負けのアプリ(日刊工業新聞電子版)

■ペッパーを使いこなしている!

 ソフトバンクがコミュニケーションロボット「ペッパー」でプログラミング教育市場に攻勢をかけている。社会貢献プログラムとして小中学校にペッパーを無償提供。生徒たちが身近な課題をペッパーを使って解決しようと奮闘している。アプリを競う成果発表会「スクールチャレンジ」では、そのレベルの高さで審査員たちを驚かせた。自分たちの地域の観光案内をしたり、ペッパーと漫才をしたりと大人顔負けのアプリが披露された。教育現場に本物のロボットが浸透しようとしている。

 「子どもたちの姿を見て自分の思い上がりが恥ずかしくなった」と蓮実一隆ソフトバンクロボティクス取締役コンテンツマーケティング本部長は振り返る。ソフトバンクは全国の公立小中学校282校にペッパーと開発環境を提供。生徒たちが授業や部活でペッパーを使ったアプリを開発した。スクールチャレンジでは48チームが集まり成果を披露した。

 上位チームは地域や学校生活の課題を分析し、ペッパーで解決してみせた。漢字クイズアプリを作ったチームはクラスの漢字テストの成績を底上げし、図書館での図書推薦アプリを作ったチームは貸出数を前年同月より500冊増の2400冊に増やした。

 蓮実取締役は「初めはスクールチャレンジでロボットに触れるきっかけを提供し、人材が育てば良いと思っていた。だがすでに生活にロボットがいることが自然な世代が育っており、ペッパーを使いこなしている。現在は我々が少しでも助けになれればと思い改めた」という。

■わかりやすい開発環境、組み合わせるだけ

 小学生部門で優勝した岡山県新砥小学校のチームは地元の名産品や観光地を紹介するアプリを開発。中学校部門で優勝した佐賀県武雄北中学校のチームは観光案内アプリを日本語版と英語版に加え、ペッパー未対応の韓国語で制作した。

 部活動部門で優勝した岐阜県青山中学校のチームは1000以上のプログラムボックスを組み合わせ、モノマネクイズを制作した。お笑い芸人「ピコ太郎」や「厚切りジェイソン」のネタをペッパーに真似させて会場を沸かせた。

 小中学生にアプリが作れる背景には、わかりやすい開発環境ソフトがある。ペッパーのスピーチやジェスチャー、待ち時間などをプログラムボックスに入力し、組み合わせるだけでアプリを作れる。

 例えば図書館アプリでは、来館者を検知してあいさつし、好きなジャンルを聞いて本を薦めるなど、コミュニケーション相手の反応に応じてペッパーの対応を変えている。一連のサービスとして作り込んでおり、その過程で選択肢の分岐や条件設計、接客ループなどのプログラミングを日常生活に則して学ぶことになる。

 ソフトバンクはこの開発環境ソフトをプログラミングソフト「スクラッチ」に対応させ提供を始める。スクラッチはプログラミング教育に広く採用されており、慣れている教員が多い。算数や理科などの教科用カリキュラム54種類も提供。経済産業省などが開く国際ロボット競演会「ワールドロボットサミット」では小中校生にも海外チームとアプリを競うステージが用意される。

 チャレンジで審査員を務めた相模女子大学小学部の川原田康文副校長は「現代は子どもとテクノロジーが一緒に成長していく時代。進化中のロボットでどんなことができるか。失敗し、工夫しながら実現していく経験は、その子にとって大切な財産になる」と期待する。

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