統合 真価問われるFujiXerox

◇米ゼロックスと経営統合、1万人の人員削減へ

 富士フイルムホールディングス(HD)傘下の富士ゼロックスと米ゼロックスが経営統合し、1万人の人員削減に踏み切ることになった。先進国で成熟市場とされるコピー機やプリンターなど複合機分野でトップを目指し、生き残りを図るのが狙いとみられる。(毎日新聞)

[続きを読む]

鉱工業生産、12月は2.7%上昇 GDP成長率予測は平均で0.83%(産経新聞)

 経済産業省が31日発表した平成29年12月の鉱工業生産指数速報(平成22年=100、季節調整済み)は106・3となり前月比で2・7%上昇した。リーマン・ショックの影響が広がる前の20年10月(107・4)以来9年2カ月ぶりの高水準だった。これを踏まえシンクタンク9社は、29年10~12月期実質国内総生産(GDP)速報値の成長率予測を発表。年率の平均で前期比0・83%と8四半期連続プラスの見通しとなった。

 鉱工業生産指数は3カ月連続で前月を上回り、経産省は基調判断を「総じてみれば、生産は持ち直している」で維持した。全15業種のうち上昇したのは12業種。国内向けの新車販売や海外の土木工事向け建設機械が好調で、輸送機械工業などが大きく伸びた。

 鉱工業生産指数や直近の消費関連の統計などを踏まえ、シンクタンク9社が算出した29年10~12月期実質GDP成長率の予測幅は0・0~1・0%だった。

 項目別では設備投資について、鉱工業生産指数が良かったことなどから、9社とも5四半期連続のプラスを予想。

 個人消費は8社がプラスを見込んだものの、三菱UFJリサーチ&コンサルティングは0・1%のマイナスを予測した。10月の天候不順の悪影響が完全には払拭されず、野菜やガソリンの価格高騰も消費を冷やしたという。

 輸出は9社ともプラスを予想し、最も高い伸び率は3・1%増だった。

 ただ、輸出と同程度に輸入が増え、輸出によるGDPの押し上げ効果が相殺される見通し。新型スマートフォン「iPhone(アイフォーン)X」が大量に輸入されたことが大きかった。

 10~12月期GDP速報値は内閣府が2月14日発表する。

【関連記事】

おかめ納豆 27年ぶり値上げ

 「おかめ納豆」のブランドで知られる納豆メーカー最大手の「タカノフーズ」が31日、主な商品の出荷価格を4月から1~2割引き上げると発表した。値上げは27年ぶり。「円安で原材料の輸入大豆が高止まりしているのに加え、遺伝子組み換えでない大豆を確保する経費もかさんだ。人件費なども上昇し、今後も続くと見込まれるため」と理由を説明している。(朝日新聞デジタル)

[続きを読む]

サンマなどの水揚げ減少も一因、カネ共三友冷蔵(株)(北海道)が民事再生(東京商工リサーチ)

スポンサーは「鳥貴族」などをフランチャイズ展開するトラオム(株)

 カネ共三友冷蔵(株)(TSR企業コード:040011283、法人番号:3460401000062、根室市琴平町3-38、設立昭和41年9月、資本金4000万円、渡邊幸二社長)は1月31日、東京地裁へ民事再生法の適用を申請した。申請代理人は井上愛朗弁護士(森・濱田松本法律事務所、東京都千代田区丸の内2-6-1、電話03-5220-1800)。
 負債総額は約35億円。

 水産加工販売業者。地元近海で水揚げされるサケやサンマなど水産物の加工を手掛けていた。昭和48年の東京営業所の開設を皮切りに全国的に販路を拡大し、最盛期の昭和末期には売上高150億円にまで伸長した。しかし、57年に採択された200海里の「排他的経済水域規制」が導入されたことで水揚げが減少し、水産物相場が高騰。また、平成27年にはロシアが排他的経済水域内における流し網漁を禁止した影響から地元近海での水揚が激減し、同29年3月期の売上高は86億5594万円にまで減少し、1750万円の当期純損失を計上した。30年3月期に入ってからも根室地区での水揚減少に歯止めがかからず、状況はさらに悪化。
 29年9月以降は金融機関に対して借入金返済のリスケジュールを要請した。しかし、30年1月下旬に予定していた大口取引先からの入金が滞り、1月末の決済が困難となったため、今回の事態となった。
 なお、大阪を中心に「鳥貴族」などをフランチャイズ展開するトラオム(株)(TSR企業コード:571820735、法人番号: 1120001160730、大阪府)をスポンサーとして事業再建を図る方針。

東京商工リサーチ

水産物加工・水産食料品製造業者のカネ共三友冷蔵(北海道)、民事再生(帝国データバンク)

 カネ共三友冷蔵(株)(TDB企業コード:020015207、資本金4000万円、北海道根室市琴平町3-38、代表渡邊幸二氏ほか1名)は、1月31日に東京地裁へ民事再生法の適用を申請し、同日保全・監督命令を受けた。 

 申請代理人は井上愛朗弁護士(東京都千代田区丸の内2-6-1、森・濱田松本法律事務所、電話03-5223-7744)ほか4名。監督委員は降籏俊秀弁護士(東京都千代田区霞が関1-4-1、新霞が関綜合法律事務所、電話03-6205-7830)。 
 
 当社は、1966年(昭和41年)9月設立の水産物加工・水産食料品製造業者。鮭鱒を主体に、そのほかサンマなど前浜産から輸入物まで幅広く原料を調達、加工販売を行い大手水産商社や荷受を経由して全国各地のスーパーストアなどへ納入されていた。根室本店と東京営業所の2拠点体制を敷き、当地における売上規模はトップクラスにランクされるなど、市場において高い知名度を有していた。また、ドイツ製包装機や切り身マシンの導入など設備投資の実施、HACCP取得などで商品の付加価値向上に取り組み、2015年3月期の年売上高は約107億3600万円を計上していた。
 
 しかし、その後はロシア水域内における北洋サケ・マス流し網漁の規制強化により、2016年3月期の年売上高は約85億200万円にダウン。翌2017年3月期においても、サケ、サンマともに不漁により扱いが落ち込む一方、原料高によるコスト増を価格転嫁できず、年売上高約86億5500万円に対し、約1700万円の最終赤字を余儀なくされていた。加えて、過去の設備投資に伴う借入金が負担となり、余裕に乏しい資金繰りを余儀なくされていた。
 
 今期に入ってからも水揚げの回復が見られず、工場稼働の落ち込みによる収益低下から資金繰りは多忙となり、金融機関へのリスケ要請などで凌いでいたが、支えきれず今回の措置となった。
 
 負債は約35億円。

 なお、1月31日にトラオム(株)(大阪市)とスポンサー契約を締結している。

 また、債権者説明会を根室、東京において下記日程でそれぞれ開催予定。【根室】 2月2日(金)13時から(12時30分受付開始)、根室商工会議所 大ホール(3階)(北海道根室市)、【東京】 2月5日(月)11時から(10時30分受付開始)、日本教育会館 第二会議室(8階)(東京都千代田区)

雑草からメタンガス発電 名城大がシステム開発(日刊工業新聞電子版)

出力800W、酸素無し状態で微生物発酵

 名城大学持続可能イノベーション社会創成センターは、雑草から生産したメタンガスでガスエンジンを燃焼して発電するシステムを開発した。雑草を刈り取って土壌に混入、水を湛(たた)えた後にシートで覆う。酸素が無い状態で微生物発酵し、バイオメタンガスを生産する仕組み。ガス貯蔵や供給、エンジン始動などの自動化システムを開発し、2020年をめどに実用化を目指す。

 雑草は水田のようなところで発酵させ、ガスを袋で吸収し、パイプでガスエンジンに供給する。エンジンはメタンガス向けに最適制御をかけており、供給電力は出力約800ワットまで高められた。

 雑草由来のメタンガス生産システムは、材料の処理や分別が不要。このため、ほかのバイオマスエネルギー生産で必要になる固液分離装置や炭化装置などの大規模な設備を導入せずに構築でき、コストを低減できる。

 バイオマス原料供給の安定性や、有害物質がほとんど発生しないなどのメリットも見込める。さらにガスエンジンは、コージェネレーション(熱電併給)システムとしての活用も研究している。熱で湯を沸かして農業用ハウスに電気とともに供給してハウスの温度制御に活用、園芸作物などの栽培に生かす方針。

 同センターは従来、稲わら1キログラムから濃度60―70%で310リットルのバイオメタンガスを生産し、発電する技術を確立しており、これを雑草にも応用した。適用範囲の拡大で普及促進につなげる。

【関連記事】

ZOZO、「スーツ」と「PB」で挑む世界一の野望(東洋経済オンライン)

予約受付から早2カ月――。ファッション通販サイト「ZOZOTOWN(ゾゾタウン)」を運営するスタートトゥデイは、昨年11月22日に発表した瞬時に採寸できるボディスーツ「ZOZOSUIT(ゾゾスーツ)」の発送を始める。ゾゾスーツを活用し、オーダーメイドで製造するPB(プライべートブランド、自主企画商品)の「ZOZO(ゾゾ)」も発売される。
同時にスタートトゥデイは1月31日、2017年度の第3四半期(2017年4月~12月)決算を発表した。ゾゾタウンに出店するブランドは6000を超え、商品取扱高1969億円(前年同期比33%増)、営業利益235億円(同22.1%増)に達した。ゾゾスーツやPBは、ゾゾタウン事業に次ぐ第2の柱になるか。PB発売を前に自らゾゾスーツを着用してインタビューの場に現れた前澤友作社長を直撃した。

この記事の写真を見る

■あらゆる体型の人にフィットする服を提供

 ――それ、今着ているのってゾゾスーツですよね……。

 今日は何社か取材を受けているが、自分たちのPBのTシャツをずっと着ていて、そろそろ飽きてきた。こんな格好でインタビューに出た人はあまりいないと思う。ファッションメディアでは「前澤さんだとそういうことをやるだろうな」と予想されてしまうが、逆にビジネス誌の取材だったら面白いのではないかと。取材を受ける寸前に決めた。

 ――当初の予定より、ゾゾスーツの発送とPBの発売が遅れた理由は? 

 ゾゾスーツに対する世間の期待が私たちの想像を超えてかなり高く、スーツの精度をもっと上げるべきだと判断した。(ゾゾスーツの予約受付を始めた)昨年11月の段階では、特殊な体型の人が着た場合に採寸の精度に誤差が見られていたので、その改修・バージョンアップをする中でお時間をいただいてしまった。より高い精度が担保できたので、配送を開始する運びになった。

 ――PB発売までの経緯を教えてください。

 「PBをやるぞ」と言い出したのが約7年前。自社のブランドをやるなら、規模の大きな、世界の人たちをターゲットにするようなブランドにしたかった。誰にでも着てもらえるベーシックな衣料がコンセプトだ。今回はデニムとTシャツでのスタートだが、すでカジュアルシャツや、ビジネスシーンで着用できるものも裏では作っている。ゾゾタウンに出店するブランドとかぶらず、多くの人に届けるブランドにしようという考えがあった。

【関連記事】