「HUAWEI P20 Pro」のカメラはスマートフォン史上最強(日経トレンディネット)

ファーウェイが発表した新スマートフォン「P20」シリーズ。ハイエンドモデル「HUAWEI P20 Pro」は、3つのカメラとAIを搭載し、幅広い撮影シーンに対応できるなど、非常に強力なカメラ機能が売り。携帯電話・モバイルライターの佐野正弘氏が評価機でP20 Proの機能・性能を解説する。

【関連画像】切り欠き部分にはフロントカメラとスピーカーが搭載されている

 2018年3月27日、ファーウェイはフランス・パリで新しいスマートフォン「P20」シリーズを発表した。中でも話題を集めたのがハイエンドモデルの「HUAWEI P20 Pro」である。特徴は何といっても、3つのカメラを搭載し、AI技術の活用などで、従来のスマートフォンの弱点を克服した強力なカメラ機能だ(関連記事:カメラが3つ! ファーウェイ新スマホ「P20」の進化点)。

 今回、現地でP20 Proの評価機を使う機会を得たので、カメラ機能を中心にP20 Proの中身をチェックしてみたい。なおこのレビューはあくまで評価機によるものであること、P20 Proの国内発売は現時点では未定であることを、あらかじめご了承いただきたい。

●トレンドを積極的に取り入れたデザイン

 P20 Proについて簡単に説明しておくと、6.1インチでフルHD(1080×2240ピクセル)画質の有機ELディスプレーを搭載した大画面スマートフォンである。最近の流行となっている縦長比率のディスプレーを採用しているため、横幅が73.9mmと、同じく大画面が特徴のiPhone 8 Plus(78.1mm)と比べて持ちやすい。

 デザイン面でもトレンドを積極的に取り入れている。側面が全般的に丸みを帯びた、持ちやすいデザインとなっているほか、ディスプレーもフロントカメラとスピーカーの部分だけを切り欠いた、ノッチ(切り欠き)のあるデザインを採用。画面占有比率を高めている。

 また、「HUAWEI P10」などでは背面に搭載されていた指紋認証センサーを前面下部に移動。設定によっては、指紋センサーを長押ししたりスワイプしたりすることで、ナビゲーションバーと同様の操作ができるようになるため、ディスプレーをより広く使えるようになっている。

 指紋センサーが前面に移動したことで、背面は光沢を生かしたすっきりしたデザインに変更。横にしたときに3つのカメラが際立ち、デジタルカメラのような印象を与えるのもポイントといえるだろう。

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新生活セール! Core i3搭載ダイナブックが1万2800円 価格情報・週末が狙い目(日経トレンディネット)

【編集部より】記事中の価格は、基本的に消費税8%を除いた税別の金額を記載しています。しかし、秋葉原では8%の税込み価格のみ掲示している販売店が多数を占めることを考慮し、『週末が狙い目』では例外的に消費税8%を含む税込み価格で表記します。税別価格のみ掲示している商品は、金額のあとに(税別)の表記を入れています。ご了承ください。

【関連画像】重さ1.3Kg、最大11時間駆動の東芝ダイナブックが1万2800円!

 4月も既に中旬、各店とも新生活を意識したセールを実施している。特に、お買い得品が多いのが、中古ノートPCだ。

 PCコンフル秋葉原店では、4月13日(金)から東芝のCore i3搭載モバイルPC「dynabook R731/C(中古品)」を1万2800円で販売する。

 重量1.3kg、厚さ(最薄部)16.8mmの薄型ボディーで、スペック上のバッテリー駆動時間は最大11時間。Core i3-2310M(2.1GHz)、160GBのハードディスク、13.3型ワイド(1366×768ドット)の液晶ディスプレーを搭載しており、ビジネスシーンでも十分使える性能だ。元々のOSはWindows 7だが、Windows 10 Proにバージョンアップ済みだ。

 販売台数は約40台。いずれもボディーやキーボードのへたり感はほとんどない。なお、レジ会計時に「狙い目を見た」と伝えれば、800円値引きしてくれる特典も付く。手ごろなモバイルPCを探している人にはうってつけだ。

 じゃんぱら 新宿2号店では、MacBook Pro Retinaディスプレイの“ワケアリ”中古品を大幅に値引きするとのこと。

 アップルの2013年発売モデル「MacBook Pro Retinaディスプレイ ME864J/A(中古品)」は、通常価格6万4800円のところ5万4800円に。ワケアリの理由は、画面の縁のコーティング剥がれや、ACケーブルのビニール被膜破損などで、実使用に問題ないレベルだ。Macの中古品は値引きされることがほとんどないが、この週末はちょっとだけ安く購入できそうだ。

 4月14日(土)からチラシセールを開催するイオシス アキバ中央通店にも注目。「新生活応援SALE!!」と銘打ったセールの目玉は、SIMフリースマートフォン。通常価格1万2800円のアルカテル「SHINE LITE 5080F」(未使用品)を8980円に値下げする。

 クアッドコアCPUや5型ワイドの大画面液晶ディスプレーを搭載したスタイリッシュなボディーデザインが魅力だ。1300万画素のカメラ機能やSIMを2枚挿せるデュアルSIMにも対応する。

 同店では、エイスーステック・コンピューター製の中古液晶ディスプレーも整備再生品として大量入荷していた。中でもお買い得は、1万8800円の「VZ279HE(中古品)」だ。最薄部7mmと極薄、狭額縁の27型ワイド液晶ディスプレーで、解像度はフルHD(1920×1080ドット)。自宅のパソコン環境を限られた予算でアップグレードしたい人にお薦めしたい。

(文・写真/白石 ひろあき)

パソコンは色で選べ! 「ピンクパソコン」大集合(日経トレンディネット)

 ピンク色、あるいはピンクがかった色のパソコンが増えている。NECは2018年春モデルのモバイルノート「LAVIE Note Mobile」シリーズで、3モデルすべてにメタリックピンクのカラーバリエーションを用意。デルはハイエンドモバイルノートと位置付けている「New XPS 13」にローズゴールドのモデルを用意するなど、モバイルノートの目玉機種にピンク系のカラーバリエーションが登場している。

【関連画像】NECの12.5型モバイルノート「LAVIE Note Mobile」。おすすめは最上位モデル。ディスプレー周辺やキーボード周りもピンク色だ

 ピンク色というと目に痛いほど鮮やかなピンク色を想像してしまうかもしれないが、その多くは淡い色合いだ。ミレニアル世代(1980年代~2000年代初頭に生まれ、2000年代に成人する世代を指す)を中心に人気のミレニアルピンクと呼ばれる色に近い。ミレニアルピンクは2016年ごろから流行ってきた薄めのピンク色で、可愛いというよりも上品さや繊細さを感じさせる。女性だけでなく男性にも意外と似合う色だ。

 パソコン、それも持ち歩いて使えるモバイルノートは今やビジネスパーソンの必需品。しかしWebブラウズ、メール、マイクロソフトオフィスアプリを利用するという用途なら、ある一定以上のスペックを満たしていれば実のところ、どれを選んでも性能的には十分だ。

 それならあとは好みの色やデザインで選んでも問題ない。今や、ビジネス向けのデバイスであってもデザインに力を入れるのは世界的な流れだ(関連リンク:ミレニアル世代に好評 デルがデザインに注力する理由)。また、モバイルノートは商談の場やカフェなど人目につく場所で使うことが多いのだから、色やデザインを重視するのは当然と言えるだろう。

 ちなみに、ある一定以上のスペックというのは、Windowsやアプリがスムーズに動作して、ストレスを感じずに使えるスペックのこと。演算処理をするCPUがCore i5以上、メモリー(RAM)は8GB以上を目安にするといいだろう。この条件に当てはまる魅力的なピンクパソコンを紹介しよう。

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ソニー、耳をふさがない完全ワイヤレスヘッドセット(日経トレンディネット)

 ソニーは2018年4月10日、完全ワイヤレスタイプのステレオヘッドセット「Xperia Ear Duo」を発表した。耳をふさがずに音が聞ける独自の構造により、周囲の音を聴きながら音楽を聴いたり通話や会話ができる。4月21日発売で、実売価格は3万円前後。

【関連画像】耳の下に掛けるように装着する。耳の穴は塞がない構造になっている

 独自の音導管から鼓膜に音をダイレクトに送る仕組みを備える。耳に入れて固定する部分はリング状になっていて耳の穴を塞がないため、周囲の音を聴きながら音楽などを聴ける。周囲の環境に合わせて自動的にボリュームを調節する機能も備える。

 スマートフォンなどとはBluetoothで接続し、左右のユニットの接続には補聴器などで使われてきた技術を採用。アンテナ設計を工夫することで、低遅延と左右の安定した接続を実現したとしている。音質を左右するコーデックは、一般的なSBCと高音質なAACに対応する。

 耳の下に掛けるように装着することで、メガネと干渉しにくくしたデザインも特徴だ。耳に固定するリングは3種類のサイズのものが付属する。操作は、本体側面にタッチして行うほか、頭の動かし方で操作するヘッドジェスチャーに対応する。

 ボイスアシスタントも利用できる。Android OS搭載スマートフォンで利用するときは、ソニー独自のAssistant for Xperia、LINE Clova、Googleアシスタントを利用できる。Assistant for XperiaからClovaの機能を呼び出す連携も可能で、たとえばAssistant for Xperiaで「LINE送って」と音声入力すると、Clovaが起動してLINEメッセージをハンズフリーで入力して送信できる。iOS搭載機器(iPhoneなど)ではSiriを利用可能だ。

 Android OS搭載スマートフォンとの組み合わせでは、ユーザーの状況に合わせて着信やスケジュール、天気、ニュースなどを知らせるアシスト機能も備える。たとえばスマートフォンのGPSと連動して、会社到着間近になるとスケジュールを音声で知らせるといった使い方ができる。最大5人(5セット)で相互にトランシーバーのように通話することもできる。

 重さは左右とも10.6g。音楽再生時のバッテリー駆動時間は約4時間で、付属の充電ケースで3回分の充電ができる。7分の充電で1時間の音楽再生ができる急速充電機能も備える。本体色はゴールドとブラックの2色となっている。

(文/湯浅英夫)

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AirPods 脱落防止フックがあればなくさなくない!? イトウアキのアップル系と呼ばれて(日経トレンディネット)

スマホはiPhone、パソコンはMac、仕事先にはiPadを持参し、移動中はAirPodsで音楽を聴いているけど『別にアップル好きじゃないです』と言い張るライター伊藤朝輝がつづるアップルライフ。今回は、AirPodsをなくさないために購入した脱落防止フックのお話だ。

【関連画像】AirPodsは、通称「うどん」部分が弱点。下から軽く押し上げただけで簡単に外れてしまうのだ

●AirPodsは「うどん」が邪魔すぎる

 「AirPods」の片っぽをなくしたときの精神的ダメージは、とてつもなく大きかった。そして、AirPodsを使えなかった1週間は、ものすごく不便だった。そこで、なくさないための方法を真剣に考えてみた。

 実を言うと、AirPodsはiPhone付属の有線イヤホンよりも「外れにくい」と感じている。ランニングしたくらいでは外れないし、頭を振って故意に外そうと思っても首が痛くなるほうが先。あるポイントを突かない限り、まず外れないと言っていい。

 体を動かしたときに、ケーブルを衣服に引っ掛ける心配がないのが、AirPodsに代表される「完全ワイヤレスイヤホン」のいいところだ。しかし、そこにこそ危険が潜んでいる。AirPodsの場合、通称「うどん」部分が引っ掛かって、耳から外れてしまうことがたまにあるのだ。

 酔っていたのでよく覚えていないのだけれど、筆者がAirPodsの片っぽをなくしたのは、ネックウオーマーに「うどん」部分が押し上げられたからではないかと考えている(関連リンク:【悲報】愛用のAirPodsを片っぽだけなくしました……)。なくしたときの状況は、考えれば考えるほど予想できたことばかりで、「自分の気持ちがたるんでいたせいだ」と、精神論に陥ってしまう。

ストラップよりも脱落防止フック

 AirPodsを購入したばかりのころ、左右のスピーカーユニットをストラップでつなぐ製品を試したことがある。脱落や紛失を防げるのではないかと考えたわけだが、かえって不安定になった。ストラップが首や襟に当たったときに、AirPodsが引っ張られてしまうことがあるのだ。しかも片方が外れると、もう片方もつられて外れてしまう。これでは役に立たないどころか、被害を拡大しかねない。

 そこで今回は、耳の溝にはめる脱落防止フックを試してみた。AHASTYLEというメーカーの「Silicone Ear Hooks Cover」という製品だ。筆者が購入した時点では、全て同じサイズの左右3セットが入って税込み680円だった。似たような商品がいくつもある中、特に優れた特徴があるわけではない。あまり深く考えずに価格の安いものを選んだだけだ。

 このフックをAirPodsにかぶせると、他社製のスポーツ用のイヤホンでも見たことのある、“ツノ”が突き出たような形状になる。このツノが耳の内側の溝にはまって「突っ張り棒」のような効果を生み、安定感が増す仕組みだ。素材はシリコーンなので、AirPodsが耳穴に密着することも安定感につながっている。また「うどん」部分があごのラインに添った状態で安定し、必要以上に出っ張らない。これなら引っ掛けるリスクはかなり低くなるのではないかと思う。

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GoPro「HERO6」を購入 グッズの“沼”にはまりそう 戸田 覚のPC進化論(日経トレンディネット)

 以前も書いたが、僕は外で体を動かしたり遊んだりするのが好きだ。実は釣り雑誌でも20年ほど連載を持っているし、週に1度はロードバイクでサイクリングにも出かける。

【関連画像】付属のベースマウントはヘルメットなどに貼り付けて固定できるようになっている

 こうした遊びのお供として、最初に手を出してハマったのが、全天球カメラ。釣りやサイクリングのときだけでなく、旅行先で撮影したり、取材の様子を記録したりするのにも便利に使っていた。

 ただ、全天球カメラは、4K対応といえども画質はさほどよろしくない。旅行などには十分だし、ぐるりと見渡せるのは素晴らしいのだが、仕事の記録にはやはりあまり適さない。写っている文字を後から読むにはくっきり感が足りないのだ。特にプレゼンを記録するには力不足を感じる。全天球でなくていいから、くっきりとした高解像度の映像を撮れるカメラが欲しくなってきた。

 そこで、視野に入ってきたのが、高画質化しているアクションカムだ。スマートフォンでも動画は撮れるのだが、1~2時間の4K動画を記録しようとするとストレージ容量に不安があるし、電話やメールチェックなどにも使うスマートフォンのバッテリーを動画撮影のために消費しすぎるのも困りもの。三脚への固定も面倒だ。また、取材の際には、バックアップとしてスマートフォンで音声も記録している。動画もスマートフォンでとなるともう1台必要になりそうだ……。

 いろいろ理由を並べてみたが、これらはある意味、アクションカムを買うための言い訳でもある。こうした言い訳をしながら、価格のこなれてきたGoProの「HERO6 BLACK」をようやく買った。一時は5万円以上するうえ、入手も困難だったようだが、僕は4万円台半ばで手に入れることができた。

 ところが、ここから深すぎるHERO6 BLACKの沼にハマっていくことになる。

HERO6 BLACKはそのままでは三脚に固定できない

 HERO6 BLACKは、フレームにはめて使うのが基本で、製品にも純正のフレームが付いてくる。フレームにはマウントが付いており、付属のベースマウントを使って自転車用のヘルメットなどに取り付けて固定する。

 ただ、このままでは普通の三脚に取り付けられない。プレゼンなどを動画で記録するために、ちょっと格好いいイタリア・マンフロットの小型三脚を手に入れたのだが、HERO6 BLACKに付いているキットだけでは取り付けられなかった。そこで、トライポッドマウントというアダプターを購入した。これで、三脚に取り付けるためのネジ穴がHERO6 BLACKに付くわけだ。

 さらに、撮影にはmicroSDカードが必須だ。僕はおそらく4K映像を撮る機会が増えそうなので、128GBと64GBで迷ったのだが、64GBでの記録時間は4Kで2時間13分、1080Pで4時間22分となっている。ちなみに、仕様上のバッテリー駆動時間は4K30フレームで95分だ。実際に撮影するのは、70~80分が多いと思う。どうせストレージを使い切れずにバッテリーが切れるなら、バランスを考えても64GBで十分だと考えた。もう少し容量が必要なら、64GBのカードを複数そろえると使いやすそうだ。

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10万円イヤホンは10倍いい音がするのか? 湯浅の穴(日経トレンディネット)

 演奏活動でメシを食っていたこともある、音楽とITにはちょっとうるさいライターの湯浅英夫氏が、自分がハマった物について、そのハマった穴を解説していく。

【関連画像】AKGのイヤホン「N5005」

 いいイヤホンが欲しいと思ったとき、いくらまでお金を出せるのか? 人によって違うと思うが、筆者の場合は自分の経済状態と音の好みの両面から導き出した価格帯は1万~1万5000円だ。2万円を超えるとかなり思い切りが必要になり、3万~4万円クラスになると店頭で“買おう! いや、やっぱりやめた……”を繰り返して挙動不審になってしまう。このあたりが自分の限界なのだろう。

 現在、完全ワイヤレスイヤホンでは2万円台の製品も使っているが、有線のイヤホンで使っているのは1万円前後の製品だ。音はまずまず満足しているし、1万円なのでたとえ紛失しても1週間くよくよするぐらいで済む。このクラスの製品が自分には合っているだろうと思っていた。

 そんな思いを破壊してくれたのが、実売価格10万円前後のAKG「N5005」。オーディオの世界は上を見ればキリがないが、筆者がこれまで手にしてきたイヤホンのなかでは最高額の製品だ。

 AKGは70年以上の歴史を持つオーストリアの音響機器メーカーで、スタジオや放送局向けのマイクやヘッドホンなどで知られる。一般ユーザー向けにもヘッドホンやイヤホンを多数発売していて、家電量販店などでもおなじみのブランドだ。        

 N5005はそのAKGのイヤホンの中でも、最上位モデルに次ぐ高級ラインの製品になる。音がいいのはもちろんだが、それ以上に面白いのが自分で音をチューニングできる機能や、ケーブルを交換してワイヤレスでも使える機能だ。その音と面白さがかなり気に入ってしまった。

1台2役の高級イヤホン

 N5005はパッケージからして1万円のものとは違う。まず箱が大きく豪華だ。

 付属品は多い。イヤホン本体はMMCX端子を使ったケーブル交換式になっていて、交換用ケーブルとして、普通のイヤホンジャックに取り付けるための3.5㎜ステレオミニプラグが付いたリモコン付きツイストケーブル、バランス接続用の2.5㎜ツイストバランスケーブル、ワイヤレスイヤホン化して使うためのBluetoothケーブルなどが付属する。ケーブルは耳掛け式で、カーブが付けられている。下の写真には入っていないが、日本向けにはそのほかAKG純正アップグレードリケーブル「CN120-3.5」も付属する。

 スマートフォンで聴くときは3.5㎜プラグが付いたケーブルで、バランス接続端子のあるオーディオプレーヤーで聴くときはバランスケーブルで、スマートフォンを持って外出するときはBluetoothケーブルを使ってワイヤレスイヤホン化して聴くといった使い分けができる。有線とワイヤレスの1台2役、または用途に合わせて1台3役の働きをするわけだ。2~3台分の価格と考えれば10万円は高くはないような気がしてくる。

 高価なこともあってか、持ち運びには自然と気を使ってしまう。ある程度高いイヤホン・ヘッドホンには運搬用ケースが付属するものだが、これまでは面倒でそうしたケースを使うことはなかった。しかしこれだけ高価だとさすがにケースを使おうという気になる。ケースは大きめで、本体のほかに有線接続用のケーブル1本、Bluetooth接続用ケーブル、イヤーピース1セットぐらいなら十分入れて持ち歩ける。

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他社IPの活用でタイトルの幅を広げるコロプラ キーパーソン激白! 進化するゲーム・ビジネス2018(日経トレンディネット)

クリエイティブ本部の設置で人材の流動性高める

――コロプラにとって2017年はどのような1年だったか教えてください。

森先一哲取締役(以下、森先氏): 2017年は5月に『プロ野球バーサス』、9月に『PaniPani-パラレルニクスパンドラナイト-』、そして10月に『ディズニー ツムツムランド』という3本の新作を投入しました。決して楽な年だったわけではありませんが、その分、経営を含めて会社全体の改革に着手できた1年だったと言えます。これを足場にして、2018年をやっていこうと考えているところです。

 まず大きく変えたのが組織です。以前はタイトルごとの事業部に分かれていたのですが、2017年1月からエンジニアやデザイナーをまとめた「クリエイティブ本部」という部署を、事業部とは別に設置しました。つまりクリエーターを抱える差配部門と、ゲームビジネスを執行する部門とを分離したわけです。

 現在、社内のほぼ全てのクリエーターはこのクリエイティブ本部に所属していて、事業部側の各プロジェクトにアサインされるという仕組みになっています。他社ではよく見られる構造かもしれませんが、当社ではしばらく取り入れていませんでした。2018年1月からは、さらにディレクターやプランナーなどが所属する3つの事業部を1つに統合し、「エンターテインメント本部」という新しい部署を発足しました。ここは私が管轄しています。

――従来の事業部制から、そうした機能組織制に変更された目的はなんですか。

森先氏: まずは業務の効率化です。昨今の「働き方改革」という流れにしっかり対応しようという狙いもあります。これまではタイトルにひも付いたチーム制のようなスタイルだったので、限られたプロジェクトの中でしか人を動かせなかったり、あるプロジェクトで人が欲しいとなった場合に、事業部を超えて差配することが難しい状況でした。それを今回、クリエイティブ本部にスタッフをまとめたことで、全社横断的に人を行き来させられるような形になりました。

 現在、クリエイティブ本部には約500人のクリエーターが所属しています。会社単体で社員は800人くらいですから、「この組織自体がコロプラなんじゃないか」と言えるくらいですね(笑)。これが当社にとって、2017年の最も大きなトピックと言えるでしょう。また、2018年から事業部自体をエンターテインメント本部という1つの部署にまとめたことも同様の効果を狙った取り組みです。

――組織改革によって何か成果は上がっていますか。

森先氏:  例えば、既に運用している重要なプロジェクトで何か施策を打ちたいとなったとき、人員を流動的に動かしやすくなりました。これが自分のプロジェクトだけで人を抱えていると、あれも大事、これも大事となってなかなか動かせません。今の体制に変わってからは、こちらのプロジェクトは人数を増強する一方で、あちらは少ない人数で効率化しながら進める必要があるといった判断をしやすくなりましたね。また、新作を開発する場合も最適な人材配置をしやすくなりました。

 自らの成長のため、新たなプロジェクトへの異動を希望する声も上がりやすくなってきましたね。会社としては社員に色々な部署を経験してもらうことでノウハウを蓄積し、スキルアップにつなげるといった狙いもあり、社員もこうした変化に慣れてきたのではないでしょうか。とはいえ、長く一つのタイトルに携わりたい、同じメンバーと継続したものづくりがしたいという声もあり、うまく融合させていくことは今後の課題ですし、応えていきたいと思っています。組織改革に着手し1年たちましたが、今後もっと具体的な成果が出せるよう進めていきます。

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新モデル「第6世代 iPad」の使用感は? 古いiPadユーザーは新iPadへの買い替えどきか!?(日経トレンディネット)

 2018年3月末、アップル「iPad」シリーズの新モデル(以下第6世代iPad)が発売された。発売日に早速購入してきたのでその使用感をお届けしたい。

【関連画像】アップルの9.7型タブレット「iPad」の第6世代モデル(Apple Pencilは別売で1万800円)

●ベーシックな9.7型iPadの最新モデル

 iPadには画面サイズと基本性能によって大きく3モデルある。10.5型と12.9型の上位モデル「iPad Pro」、9.7型の「iPad」、7.9型の小さい「iPad mini」だ。今回発売されたのはそのなかで最もベーシックな9.7型iPadの最新モデルで、9.7型では第6世代となる。

 従来モデル(第5世代モデル)からプロセッサーがA10 Fusionチップに変更されて処理性能が向上したほか、iPad Proと同様にApple Pencilによるペン入力に対応したのが特徴だ。A10はiPhone 7などが搭載しているもので、iPhone 8などが搭載する最新のA11ではないが、従来モデルが搭載するA9より高性能だ。

 外観は地味で、従来モデルと持ち比べてみても代わり映えがしない。指紋センサー(Touch IDセンサー)を兼ねたホームボタン、ヘッドホンジャック、充電やデータ転送などに使うLightningコネクターを備える。充電用のACアダプターとLightningケーブルが付属する。

 Wi-Fiのみ対応のモデルと携帯電話の回線を使ってインターネットに接続できるWi-Fi+Cellularモデルがあり、それぞれ内部ストレージ容量が32GBのモデルと、128GBのモデルがある。価格は、Wi-Fiのみで32GBのモデルならアップルの直販サイトで3万7800円だ。これは現行のiPadシリーズの中では最も安い。

 128GBモデルは4万8800円からで、1万1000円の価格差がある。あまりデータを保存しない、あるいはiCloudなどクラウドストレージに保存するから本体の容量は少なくてもいい人には、安価な32GBモデルがおすすめだ。大量のデータを持ち歩きたい人は128GBモデルがいいだろう。アップルの直販サイト(Apple Store)などで販売されるほか、Wi-Fi+CellularモデルはNTTドコモなど携帯電話キャリアでも取り扱っている。

 本体色はシルバー、ゴールド、スペースグレイの3色。筆者が購入したのはWi-Fiのみ対応でストレージ容量が128GBのモデルだ。色はゴールド。店頭で他の色はすべて取り寄せと言われて選択肢がなかったのでこの色になった。ピンク系の色にしか見えないが、落ち着いた色合いで年齢性別問わず誰にでも似合いそうだ。

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新iPadがApple Pencilに対応 Macはもういらない! 戸田 覚のデジモノ深掘りレポート(日経トレンディネット)

 2018年3月27日(米国時間)に新しい「iPad」が登場した。ナンバリングがないので分かりづらいことこの上ないのだが、「新iPad」としておこう。新iPadについては改めてまとめたいと思うが、僕が最も注目しているのが、Apple Pencilに対応したこと。僕は、手書きを強く推奨しており、将来はキーボード、マウスに並ぶ入力デバイスになると確認している。「Pro」が付かない普及版のiPadでも手書きに対応したことで、手書きの普及は加速すると思っている。

【関連画像】それぞれのアプリをアップデートすると描画機能が紹介される

 実際、新iPadがApple Pencilに対応したのに合わせるように、アップル製のiOS向けワープロアプリ「Pages」、表計算アプリ「Numbers」、プレゼンテーションアプリ「Keynote」が手書きに対応した。Apple Pencilはもちろん、指や市販のスタイラスペンでも書き込める。iPhoneでも利用できるのだが、画面サイズが違うと使い勝手は相当異なるので、やはりiPadやiPad ProとApple Pencilの組み合わせが最適だ。

Pagesは、2つの手書きモードを持つ

 Pagesはワープロアプリなので、キーボードでテキストを入力できる。加えて、Apple Pencilを使うことで便利な機能が2つある。1つは描画機能だ。Apple Pencilで画面を長押しすると、描画エリアが表示され、その中に手書きできる。手書き用のエリアは周囲のハンドルを動かすことで、サイズや位置を調整可能。テキストの中に描画エリアを置くと、文字が描画エリアを避けて回り込むのもワープロアプリらしいところだ。

 ペン先はサインペン、鉛筆、クレヨン、絵具の4種類で、絵具は、囲んだ部分を塗りつぶすようになっている。ペンの太さ色、透過率を自由に調整できるので、思い通りの図が描けるはずだ。

 もうひとつは、「スマート注釈」と呼ばれる機能で、ラインマーカーや注釈をテキストの上に書き込めるというもの。こちらはエリアに関係なく、好きな場所に自由に書ける。Apple Pencilでテキストをタップすると、メニューが表示され、ペンの種類なども選べる。スマート注釈で使うペンは、色がやや薄く、確かに注釈向きだ。

 なお、指で描きたい場合には、Apple Pencilのように画面を長押しやタップしても描画エリアやメニューは立ち上がらない。その代わり、どちらもメニューから選べるように工夫されている。スマート注釈は右上の「…」をタップして「スマート注釈Beta」を選ぶ。描画は「+」をタップし、吹き出しで図形機能を選んで一番下にある「描画」をタップする。

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