施設被害1500件超 2月の大雪 農作物にも(日本農業新聞)

 今月4日からの大雪で、農水省は14日、同日午後3時現在、農業用ハウスの倒壊などの被害が1508件に上ることを明らかにした。昨年からの雪による一連の被害件数の5割以上を占めており、記録的な大雪で、急激に被害が膨らんでいる状況だ。

 4日以降の大雪による被害はその他、野菜や果樹など農作物などで22ヘクタールに上る他、畜舎などでも9件の被害が出ている。一部の県では依然調査中で、さらに被害が広がる可能性がある。

 4日以降の雪も含め、昨年からの雪による被害状況は、農業用ハウスなどは北陸や北海道など20都道府県で2786件、農作物などの被害は253ヘクタール、畜舎などは25件、果樹の枝折れなど樹体の被害は33ヘクタールに上った。

 被害額では農業全体で9億5000万円に上るが、4日以降の雪による被害額は集計中。

 4日以降の大雪によって、北陸で水稲の育苗ハウス、北海道でピーマンをはじめとする園芸作物のハウスなどで被害が広がっている。

日本農業新聞

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ハウス被害1500件超 2月の大雪 農作物にも(日本農業新聞)

 今月4日からの大雪で、農水省は14日、同日午後3時現在、農業用ハウスの倒壊などの被害が1508件に上ることを明らかにした。昨年からの雪による一連の被害件数の5割以上を占めており、記録的な大雪で、急激に被害が膨らんでいる状況だ。

 4日以降の大雪による被害はその他、野菜や果樹など農作物などで22ヘクタールに上る他、畜舎などでも9件の被害が出ている。一部の県では依然調査中で、さらに被害が広がる可能性がある。

 4日以降の雪も含め、昨年からの雪による被害状況は、農業用ハウスなどは北陸や北海道など20都道府県で2786件、農作物などの被害は253ヘクタール、畜舎などは25件、果樹の枝折れなど樹体の被害は33ヘクタールに上った。

 被害額では農業全体で9億5000万円に上るが、4日以降の雪による被害額は集計中。

 4日以降の大雪によって、北陸で水稲の育苗ハウス、北海道でピーマンをはじめとする園芸作物のハウスなどで被害が広がっている。

日本農業新聞

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NEC、今世紀4回目の人員削減 「トンネルからの出口」見えるか(J-CASTニュース)

 NECが、また大規模リストラを打ち出した。2018年1月30日発表した18年度から3年間の中期経営計画の中に盛り込まれたもの。18年度中にも3000人の希望退職を募り、年間300億円の人件費を圧縮する。国内8万人のグループ社員の約4%に当たる人数で、生産を効率化するため国内9工場の統廃合を進め、一部閉鎖も検討する。通信インフラなど主力事業の不振から、21世紀なって4回目の人員削減になる。成長分野の育成が急務だが、トンネルからの出口が見えない状況が続く。

 記者会見した新野隆・社長兼最高経営責任者(CEO)は「想像以上に既存事業の落ち込みが顕在化した」と述べた。実際、既存事業の中で、通信インフラなどの事業の落ち込みが特に大きい。携帯電話の国内基地局向けの需要が一服したほか、海外進出にも出遅れ、売上高の海外比率は4分の1程度にとどまるなど、苦戦を強いられている。

■事業の切り離し、縮小も相次ぐ

 このため、希望退職の主な対象は、総務などの管理部門と、低迷する通信機器などの部門になる。人員のほか、事務所スペースのリストラによる賃料の節約なども含め、売上高に占める販売費・一般管理費(研究開発費は除く)の割合を、直近の22%から「グローバルで生き残る」のに必要な20%以下に下げるのが目標だ。工場の統廃合については東北や関東などの主要9工場が候補だが、新野社長は「具体的にはまだ決めていない」と述べるにとどまった。

 近年のNECはリストラに次ぐリストラと言える状況だった。2001年に4000人、02年に2000人の人員削減を実施したのに続いて12年には派遣社員5000人を含む「1万人リストラ」で、派遣以外では、本体2400人弱、子会社250人、タイ工場閉鎖で2700人の計約5300人を減らした。派遣を除く削減員数は3回で計1万1300人に達する。その後は、これ以上のリストラはしない方針だったが、業績の低迷に歯止めがかからず、今世紀4回目の削減に追い込まれた。

 この間、事業の切り離し、縮小も相次いだ。国内首位だったパソコンは2011年にレノボ(中国)に持ち分の大半を売却した。携帯電話端末も、その昔、電電一家の代表格だった流れでNTTドコモに強く、04年まで国内首位だったが、結局、カシオや日立との合弁に移行したうえ、16年には解散し、撤退。インターネットのプロバイダー事業「ビッグローブ」は14年に売却し、今やKDDI傘下に収まってNECとは縁が切れている。

 かつては世界一を誇った半導体も2010年、ルネサステクノロジ(現ルネサスエレクトロニクス)に統合し、17年に保有株の大半を売った。

 さらに、今年度(2018年3月期)にも売却は続き、日産と合弁のリチウムイオン電池子会社を18年3月、中国系ファンドに譲渡する。

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トヨタやメルセデスも注目するキャンピングカーショー(日経トレンディネット)

トヨタはライトユーザーに狙い

 トヨタの展示は「ハイエース」のカスタマイズモデル2台が主役。日常からアウトドアまで使えるという「ハイエース リラクベース」と、床をフラットにして積載性を高め、趣味を楽しむためのクルマであることがひと目で分かる「ハイエース マルチ ロール トランスポーター(MRT) TypeII」を展示した。

 バンタイプで圧倒的なシェアを持つハイエースだが、キャンピングカーとしてカスタマイズするベース車両の定番。しかしトヨタが狙うのは、よりライトな使い方をするユーザーだ。今回の展示には、車中泊や趣味の移動車という用途に、ファミリー層などのニーズを掘り起こす狙いがある。

 ハイエースの売り上げ自体は商用車として安定してはいるが、さらに拡大する可能性は少ない。ライトユーザーを捉えることで、市場を広げたいとの意図が感じられる展示だった。

●日産はEVで培ったリチウムイオン電池を活用する

 日産もトヨタ同様に「NV350キャラバン トランスポーター」や「NV200バネット」の車中泊仕様車「NV200バネット マルチベッドワゴン」など商用車の展示がメインだったが、リチウムイオンバッテリーシステムを搭載した「NV350キャラバン」ベースのキャンピングカーも参考出展した。これは、リーフで培ったEV技術を活用したもの。8kWhのリチウムイオンバッテリーを後席シート下に搭載し、満充電状態なら照明や空調など車内で必要な電力の3日分をまかなえるという。コストを下げるために発電装置は搭載せず、充電には外部のAC100V電源を用いる。満充電までは6時間だというが、現実的で便利そうな機能だと感じた。

 日産では今秋から同システムを搭載したキャラバンをキャンピングカーメーカー向けに供給する予定。価格は未定だというが、キャンプ中に電気をかなり自由に使えるだけに検討するユーザーは多そうだ。

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45歳「酔うと化け物になる父」描いた女の半生(東洋経済オンライン)

これまでにないジャンルに根を張って、長年自営で生活している人や組織を経営している人がいる。「会社員ではない」彼ら彼女らはどのように生計を立てているのか。自分で敷いたレールの上にあるマネタイズ方法が知りたい。特殊分野で自営を続けるライター・村田らむと古田雄介が神髄を紡ぐ連載の第25回。
 小沢カオルさん(45歳)は、さまざまな体験をしてその様子をルポ漫画にするのがなりわいだ。

この記事の写真を見る

 たとえば、

 「孤独死の現場の特殊清掃を手伝う」

 「樹海を歩いて白骨死体を見つける」

 「多摩川の河川敷でホームレスのいなくなった空きテント小屋に泊まる」

 などなどだ。女だてらに身体を張った取材をしていて人気がある。

 昨年は本名の菊池真理子名義で『酔うと化け物になる父がつらい』(秋田書店)という単行本を出版した。アルコール依存症の父親との生活を描いたドキュメント漫画だ。

 この漫画はウェブ上で連載のときから、大きな話題になった。

 小沢さんはどのような経緯で体験ルポ漫画家になったのか。そして、なぜ自身の過去を題材にしたドキュメント漫画を描こうと思ったのか。お話を伺った。

■母親の宗教問題

 「父親はサラリーマン、母親は専業主婦の家庭でした。3歳のとき、私が喘息になり、空気の良い場所に引っ越そうということになって、埼玉県春日部市に引っ越してきました。その頃から物心がついて、記憶が始まります」

 小沢さんの母親はある宗教の熱心な信者だった。父親は入信しておらず、母親が信者であることに反対していた。

 「結婚前は、結婚したら父も入信すると言っていたらしいのですが、いざ結婚したら入信しませんでした。

 父親は自分以外の家族が宗教信者だという家庭生活にストレスを感じていたのかもしれません。月曜日から金曜日までは一滴も飲まないのですが、土日は意識を失うまでお酒を飲んでいました。もともとアルコールに弱い人で無理して飲んでいるんですよね。2~3杯でもう立てなくなるくらい酔っ払うんです」

 前提から今ひとつうまくいっていない家庭だった、と小沢さんは語る。

 母親の宗教問題が原因でいざこざが多い家庭だったが、小沢さんが初めて漫画を描いたキッカケもその宗教だった。

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 たとえば、

 「孤独死の現場の特殊清掃を手伝う」

 「樹海を歩いて白骨死体を見つける」

 「多摩川の河川敷でホームレスのいなくなった空きテント小屋に泊まる」

 などなどだ。女だてらに身体を張った取材をしていて人気がある。

 昨年は本名の菊池真理子名義で『酔うと化け物になる父がつらい』(秋田書店)という単行本を出版した。アルコール依存症の父親との生活を描いたドキュメント漫画だ。

 この漫画はウェブ上で連載のときから、大きな話題になった。

 小沢さんはどのような経緯で体験ルポ漫画家になったのか。そして、なぜ自身の過去を題材にしたドキュメント漫画を描こうと思ったのか。お話を伺った。

■母親の宗教問題

 「父親はサラリーマン、母親は専業主婦の家庭でした。3歳のとき、私が喘息になり、空気の良い場所に引っ越そうということになって、埼玉県春日部市に引っ越してきました。その頃から物心がついて、記憶が始まります」

 小沢さんの母親はある宗教の熱心な信者だった。父親は入信しておらず、母親が信者であることに反対していた。

 「結婚前は、結婚したら父も入信すると言っていたらしいのですが、いざ結婚したら入信しませんでした。

 父親は自分以外の家族が宗教信者だという家庭生活にストレスを感じていたのかもしれません。月曜日から金曜日までは一滴も飲まないのですが、土日は意識を失うまでお酒を飲んでいました。もともとアルコールに弱い人で無理して飲んでいるんですよね。2~3杯でもう立てなくなるくらい酔っ払うんです」

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50歳以上でも「つみたてNISA」が良い理由(東洋経済オンライン)

 2018年1月、つみたてNISA(少額投資非課税制度)が始まりました。毎年40万円まで非課税で20年間運用ができるという制度です。一方で、NISAには2014年に始まった一般NISAがすでにあります(年間120万円、最大5年まで非課税で運用)。つみたてNISAと一般NISAの両方に入ることはできません。最近よく「どっちに入ったらいいの?」と聞かれるので、今回はこのお話について、読者のみなさんと考えてみたいと思います。

■一般NISAの7割は50代以上、実際の稼働率は6割? 

 つみたてNISAは、一般NISAに比べて「地味な幕開け」でした。先にスタートした一般NISAは、当初は年間100万円までの非課税枠(2016年から120万円に拡大)、投資対象についても個別株でも投資信託などでも、と選択肢も豊富で、金融機関にとっては売り上げアップの好機でした。そのため、多くの金融機関で口座獲得キャンペーンが行われました。NISA口座を開設すると、数千円のキャッシュがもらえたりしていたので、覚えていらっしゃる方も多いのではないでしょうか? 

 日本証券業協会によると、2017年9月末における全金融機関での一般NISAの口座開設数は1102万口座。そのうち50歳以上が占める割合が約7割です。ただし実際にNISA口座で金融商品を購入した、いわゆる「稼働率」はおよそ6割にとどまっているという調査もあります。キャンペーン目当ての口座開設が多く、金融庁が掲げている「貯蓄から資産形成へ」の目論見とはやや外れた結果になっています。

 金融庁の狙い通りにいかなかった点は、稼働率だけではありません。そもそもNISA創設の目的は、国民が適切な投資行動を行うことによって、預金だけに偏らず、経済成長の恩恵を受けて資産を成長させていけるようにしたいと願ったからです。そのため、運用益にかかる税金をゼロとしたNISAを創設したのですが、金融機関の販売行動は、全体としては残念ながら、金融庁の思惑とは違ったものだったのです。

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相次ぐ談合疑惑、問題はゼネコンだけなのか(東洋経済オンライン)

 「色々とお騒がせして、どうもすみません」――。

 今年に入り、複数のゼネコン関係者からこうした言葉を耳にした。特に注目を集めたのが談合疑惑だ。昨年はNEXCO東日本・中日本が東京外かく環状道路(外環道)工事の入札を中止。年末にはリニア中央新幹線の建設工事をめぐる入札談合の疑いが浮上。東京地検特捜部や公正取引委員会が大手ゼネコン各社を家宅捜索し、トップニュースをさらった。

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2月13日発売の『週刊東洋経済』は「ゼネコン 絶頂の裏側」を特集。相次ぎ浮上した談合疑惑の深層に切り込んでいる。

■受注前の情報交換が問題に

 「あれを『談合』と言われたら厳しいな」。リニアの話題を振ると、ある中堅ゼネコン幹部はこうこぼした。「われわれだけではリニアは建設できない。やっぱりスーパーゼネコンがいないと」。

 スーパーゼネコンとは、日本の建設業界でトップに君臨する大林組、鹿島、清水建設、大成建設、竹中工務店の5社を指す。今回浮上したリニアの談合疑惑では、トンネルなどの土木事業を手掛けていない竹中を除いた4社が家宅捜索を受けた。

 焦点になっているのは、受注前に工事に関する情報交換をしていたことだ。大林組は公正取引委員会に独占禁止法の課徴金減免制度(リーニエンシー)に基づいて談合(受注調整)を申告した。清水建設も「この情報交換が談合だといわれると、認めざるをえない」と言う。一方で、鹿島と大成建設は「必要な情報交換であり、談合ではない」と否認している。

 スーパーゼネコン各社は2005年末に「談合決別宣言」を出した。当時、談合事件が続発し、独占禁止法の罰則が強化された。それにもかかわらず、なぜリニア工事で疑惑が浮上したのか。

 品川―名古屋間約286キロメートルの大半がトンネルで、中でも山梨、静岡、長野にまたがる南アルプストンネルや品川駅地下、名古屋駅地下は超難関の工事とされている。大手4社抜きにしてリニアは建設できないというのは、業界関係者であれば誰もが認めるところだ。

 「リニアについては利益を確保しながらきちんと工事を行うためには受注調整が必要だという発想が、ゼネコンだけでなくJR東海にもあったのだろう。現場に行けば行くほど、工事をきちんと行うことに意識が向き、発注者や他社と協力しようという発想につながる。受注前のこうしたやりとりも談合に当たると認識しないかぎり、談合は今後もなくならない」と独占禁止法が専門である上智大学法科大学院の楠茂樹教授は指摘する。

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中国富裕層に「美容体験ツアー」が人気なワケ(東洋経済オンライン)

 街でとにかく中国人を見掛ける――。そう思った方も多いのではないだろうか。2月16日は中国の春節(旧正月)。休暇を利用して多くの中国人が大移動することで知られ、日本にも毎年多くの中国人が訪れる。今年の春節シーズンは15~21日で、日本観光振興協会によると、訪日客のピークは17日になる見通しだという。

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 昨年、中国からの訪日客は過去最高の735万人に及んだ。今年もさらに伸びていく見通しだが、これまでの団体客中心から「個人旅行化が急速に進んでいる」(日本政府観光局)。その中で、中国人の日本での楽しみ方も変わってきている。

 いま注目されているのが、モノではなく「コト」消費だ。「コト」、すなわち体験型ツアーのことだが、消費する金額も大きい。「コト」需要そのものは多岐にわたり、”忍者体験ツアー”、”着物着付けツアー”などがあるが、その1つとして利用者が増えているのが、中国人旅行客の「美容体験ツアー」だ。

■月20~30組が参加

 中国人が日本の美容技術に持っている評価は、あこがれに近いほど高いとされている。そのため、単に日本の化粧品を買うだけでなく、美容を組み込んだツアーを体験することが新しいトレンドとなっているのだ。

 この動きにいち早く対応しているのが、日本のヘアサロン、ネイルサロン、エステサロンなどを検索できる中国人旅行客向けの美容ポータルサイト「ビューティパークチャイナ」(玩美花园)を運営しているオーエス(東京都豊島区)である。

 「ビューティパークチャイナ」は、2017年4月に中国人旅行客向けにスタートし、月平均のページビュー(PV)は133万といった状況。問い合わせはスマートフォン(ウイチャット)などを通じて月平均で30~40件あり、月20~30組が美容ツアーに参加している。「組」というのは、友人、親子、夫婦、カップルなど2人以上で美容を組み込んだツアーを体験するのが一般的なケースとなっているためである。

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明治「R-1」新妻さおりんCMが支持されたワケ(東洋経済オンライン)

あなたのお気に入りCMは、何位にランクインしているだろうか? 
CM総合研究所が毎月2回実施しているCM好感度調査は、東京キー5局でオンエアされたすべてのCMを対象として、関東在住の男女モニターが、好きなCM・印象に残ったCMをヒントなしに思い出して回答するものだ。
最新の2018年1月後期(2018年1月5日~ 2018年1月19日)調査結果から、作品別CM好感度ランキングTOP30を発表。その中から、CM総研が注目するCMをピックアップして、ヒットの理由に迫る。

■“三太郎シリーズ”がTOP3を独占! 2018年も絶好調

 【1位~10位】

 調査期間中、東京キー5局からオンエアされた3175作品のうち、作品別CM好感度TOP3をKDDI『au』の「三太郎」シリーズが独占した。桃太郎、浦島太郎、金太郎に加え、鬼、かぐや姫、乙姫、織姫など個性あふれるキャラクターが次々に登場し、2015年の開始から、依然その人気は高い。

 今回1位に輝いた「鬼の親子」篇には、菅田将暉演じる鬼ちゃんの長男・赤鬼役として新たに鈴木福が登場した。8人兄弟の長男として家計を心配し、進学を諦めて父の仕事を手伝うと話す息子に、本音を察した父は「学んだことは誰にも奪われないから」と進学を促す。モニターからは「言葉がすごくいい」「感心した」「泣かせるセリフ」など鬼ちゃんのセリフへの感想が寄せられた。学ぶことの意味を改めて考えさせられる言葉と、菅田と鈴木の演じる親子愛に胸を打たれた視聴者も多かったようだ。

 かたや30秒バージョンでは、学費を稼ぐために「もう1個副業増やすか!」と明るく話す父に、息子が「お父さん、本業…何?」と問いかけるというユーモラスなオチがつく。

 続く2位は年始恒例となった長尺のCMだ。今年は「笑おう」をテーマに登場人物たちが失敗を乗り越えて笑顔を見せるストーリー。ラストシーンでは初めて同じアングルの中に主要キャラ全員が集合して記念撮影をしようとするもの。

 3位の「半額屋」篇では、鬼ちゃんがただの板を「板Phoneっす! 今、半額っす!」と熱心に販売する。対象のスマホ購入と加入で機種代金が最大半額となるサービスをアピールするものだが、実はCMに登場するこの“板Phone”、Web上には「世界初、すべての機能をそぎ落とした最新のスマートフォン誕生」「基本料0、通信料0、充電不要」「近くにいる人と話せる」など、いかにも実際の製品であるかのような紹介動画も公開されている。また、前述の登場人物が全員集合する場面でも、記念撮影のために桃太郎が手にしているのは“板Phone”であった。

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