帰ってきたスープラ 17年ぶり発売へ トヨタ自動車(朝日新聞デジタル)

 トヨタ自動車は14日、往年の人気スポーツカー「スープラ」を17年ぶりに復活すると発表し、米デトロイトの北米国際自動車ショーで披露した。日本での発売は今年春ごろを予定する。スポーツ用多目的車(SUV)人気に隠れがちだが、根強いファンに向けてスポーツカーを強化する動きも広がってきた。
 「スープラ・イズ・バック!(スープラが戻ってきた)」。新型スープラに乗って登壇した豊田章男社長は、両手を広げて訴えた。
 新型車は後輪駆動の2ドアクーペで、独BMWと共同で開発した。直列6気筒エンジンや重心の低さが特徴だ。米国では今年夏に約5万ドル(約540万円)で売り出す。…… 本文:516文字 この記事の続きをお読みいただくには、朝日新聞デジタルselect on Yahoo!ニュースの購入が必要です。

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(カイシャで生きる:10)「普通の人」こそ組織を変える(朝日新聞デジタル)

 情報誌の編集をやりたいと思っていたのに、配属されたのは営業だった。
 千葉商科大専任講師の常見陽平さん(44)は大学卒業後の1997年、リクルートに入社した。ファクスで新製品情報などを一斉送信するサービスを企業に売り込む部署に配属された。
 全く希望していない部署だった。配属先の希望を聞かれた面談では「何かをつくり出したい」「仕事を通して、社会を変えたい」と人事担当者に訴えた。
 常見さんは一対一で人と話したり、相手の話を聞いたりすることが苦手だった。思うにまかせない組織の人事に、落ち込んだ。
 リクルートに入社したのは実力主義の社風と聞いていたし、「面白い人が多い」と思ったからだ。…… 本文:2,293文字 この記事の続きをお読みいただくには、朝日新聞デジタルselect on Yahoo!ニュースの購入が必要です。

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(カイシャで生きる:9)「部品」は嫌、ワクワクしたい(朝日新聞デジタル)

 「大事な話があります。会社を辞めます!」
 バーベキューを楽しむ家族や親戚の前で宣言すると、盛り上がっていた空気が一変した。みんながあっけにとられていた。
 うつ病などに悩む人の復職・再就職を支援するベンチャー企業、リヴァ代表の伊藤崇(たかし)さん(40)は28歳のとき、IT大手の新日鉄ソリューションズ(現・新日鉄住金ソリューションズ)を退職する決意を固めた。大学院で学び、2004年に入社してから2年しかたっていなかった。
 大手証券会社のシステムを構築していた。仕事は細分化され、指示されたことをこなしていく毎日。…… 本文:1,809文字 この記事の続きをお読みいただくには、朝日新聞デジタルselect on Yahoo!ニュースの購入が必要です。

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資金工作、統括会社隠れみの 日産・三菱BV、ゴーン前会長に10億円(朝日新聞デジタル)

 役員報酬の過少記載などの罪で起訴された日産自動車前会長カルロス・ゴーン容疑者(64)の関与が疑われる「報酬隠し」の舞台が、日産にとどまらず、仏ルノー、三菱自動車との3社連合に広がった。ゴーン前会長が非開示の報酬約10億円を受け取っていた日産と三菱自の統括会社は、ほとんど活動実態がなかったことも判明。不透明な資金工作の解明が求められる。▼1面参照

 日産関係者によると、日産が10日の取締役会で、三菱自との折半出資で2017年6月に設立した統括会社「日産・三菱BV」がゴーン前会長に対し、18年4~11月分の報酬として10億円近くを支払っていたと報告した。…… 本文:1,194文字 この記事の続きをお読みいただくには、朝日新聞デジタルselect on Yahoo!ニュースの購入が必要です。

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FRB、経済減速を懸念 利上げペース緩和 議長「動向見極める」(朝日新聞デジタル)

 米国の中央銀行、米連邦準備制度理事会(FRB)が世界経済の先行きへの警戒感を強めている。米国の景気過熱を抑えるため利上げを続けてきたが、米中貿易摩擦や中国経済の減速への懸念が昨年半ばから急浮上。FRBは利上げペースを緩め、パウエル議長の発言は慎重さを増している。
 パウエル氏は10日のワシントンでの講演で「FRBは景気動向を慎重に見極め、忍耐強さを持つことができる」と述べた。
 4日のアトランタでの講演では「柔軟に政策を調整する用意がある」と発言しており、市場は金融引き締めのペースを緩めると受け止めた。年明けの「アップル・ショック」で急落したダウ工業株平均は4日、約750ドルも急反発した。…… 本文:987文字 この記事の続きをお読みいただくには、朝日新聞デジタルselect on Yahoo!ニュースの購入が必要です。

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(カイシャで生きる:8)失職2度、そして突然社長に(朝日新聞デジタル)

 40歳を過ぎてから2度の失職を味わった男性に、人材紹介会社の知人から電話がかかってきた。
 「突然ですが、社長をやる気はありませんか?」
 電話を受けたのは東京都内の喪服の卸売会社で営業職をしていた鷹野行雄さん(57)。6年ほど前のことだ。
 聞けば「トータス」という業務用スリッパを製造する東京の会社の社長が一線を退きたがっているという。後継候補は、社長の30代の娘婿。だが本人はまだ別の会社で働いていて、戻ってくるまでの間をつなぐ「中継ぎ経営者」をやってほしいという話だった。
 〈外様の自分に務まるだろうか……〉
 当時のトータスは価格競争でシェアを奪われ、赤字続きだった。…… 本文:1,765文字 この記事の続きをお読みいただくには、朝日新聞デジタルselect on Yahoo!ニュースの購入が必要です。

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(カイシャで生きる:7)末期がん…そうだ上場だ!(朝日新聞デジタル)

 昨年12月19日、東京の病院で、谷口浩さん(47)は検診結果を告げられた。
 「悪性リンパ腫ではない、ほかのがんになっている可能性があります」
 末期のリンパ腫と闘い始めて3年近くたつ。体調が良いわけではなく、何かあるとは思っていた。ところが、谷口さんは医師の言葉に落ち込まなかった。
 〈ボクには、まだ時間がある。生きられるんだ〉
 日本から南太平洋へ飛行機で約9時間。常夏の島国・フィジーに2万人を超える日本人留学生を送り込んできた。谷口さんは、そんな会社の社長である。
 本社は東京。社名はサウスパシフィックフリーバード。…… 本文:1,705文字 この記事の続きをお読みいただくには、朝日新聞デジタルselect on Yahoo!ニュースの購入が必要です。

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(カイシャで生きる:6)パイオニア精神、音に乗せて(朝日新聞デジタル)

 「パイオニア 3千人削減へ」。昨年12月、オーディオメーカー、スペック社長の石見(いしみ)周三さん(66)は、経営不振が続くパイオニアが香港ファンドの完全子会社になるというニュースを知って、悲しい気持ちになった。
 「復活を願ってきたが、リストラか……」。10年前のことを思い出した。
 2009年2月。パイオニアはプラズマテレビ事業から撤退し、正社員と非正規社員計1万人を削減するリストラ計画を発表した。
 石見さんは、パイオニアの販売子会社の取締役営業本部長として、リストラを指揮した。各地の拠点を訪ね、早期退職の募集に応じるように促していた。…… 本文:1,777文字 この記事の続きをお読みいただくには、朝日新聞デジタルselect on Yahoo!ニュースの購入が必要です。

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次世代通信5Gが変える 遠隔医療や自動運転で新技術 米CES開幕(朝日新聞デジタル)

 7日(日本時間8日未明)に米ラスベガスで開幕した世界最大級の家電・情報通信技術の見本市「CES」。今年の発表や展示で、注目を集めているのが次世代の移動通信技術「5G」だ。大容量で高速の通信網が広がることで、自動車の運転支援や遠隔医療など新たなサービスの実現が見えてきた。

 「5Gの時代は人だけでなく、車や機械などモノも含めたネットワークになる」。米半導体大手クアルコムの幹部は7日、CES会場で5Gの可能性をそう解説した。
 5Gは米国や韓国の一部で先行的に始まっており、日本でも今年から実用化が始まる。最大毎秒20ギガビットと現行(4G)の数十倍~100倍の速度を持ち、通信の遅れもわずか1千分の1秒。…… 本文:1,194文字 この記事の続きをお読みいただくには、朝日新聞デジタルselect on Yahoo!ニュースの購入が必要です。

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(カイシャで生きる:5)起業精神、打たれて強くなる(朝日新聞デジタル)

 「力を貸していただけないでしょうか」。中国南部、広東省深セン。藤岡淳一さん(42)は5年ほど前、祈るような気持ちで中国語の手紙をしたためていた。ファクスの送信先は、台湾・鴻海(ホンハイ)精密工業の会長室。会長は大物経営者として有名な郭台銘(かくたいめい)氏だ。
 藤岡さんは2011年、電子機器を受託製造する「創世訊聯科技(ジェネシス)」をたった一人で立ち上げた。資金は、母親から借りたわずか200万円。日本の流通大手イオンから、格安のスマートフォンの調達先を決める入札の話が舞い込んだ。受けたくても、イオンが求める数万台規模の大量生産はできない。…… 本文:1,786文字 この記事の続きをお読みいただくには、朝日新聞デジタルselect on Yahoo!ニュースの購入が必要です。

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