(けいざい+)東電、手探りの再エネ推進 原発への逆風、「変化」促す(朝日新聞デジタル)

 東京電力ホールディングス(HD)が、再生可能エネルギーや新規事業を模索し始めた。再エネの世界的な広がりと電力自由化による競争激化で、「コスト面で優位」としてきた原子力事業が厳しさを増していることの裏返しにもみえる。
 「Utility(ユーティリティー)3・0の世界が来る」。昨年6月に東電HD社長に就任した小早川智明氏(54)は今年になって、この言葉を多用するようになった。地域独占下にあった時代の1・0、自由化による送配電部門の分離後の2・0に続く、2050年のエネルギー業界を意味する造語だ。
 元ネタは昨秋に出版された「エネルギー産業の2050年 Utility3・0へのゲームチェンジ」(日本経済新聞出版社)。……本文:1,469文字
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米ゼロックス、買収条件の再交渉方針 大株主は反対(朝日新聞デジタル)

 米ゼロックスの経営陣が、富士フイルムホールディングス(HD)による買収計画をめぐって揺れている。9日、富士フイルムとの間で買収条件の再交渉に乗り出す方針を表明。ただ、富士フイルムは条件の見直しに慎重だ。買収計画に反発する大株主による揺さぶりも続いている。出口が見えないまま、買収劇は混迷を深めている。

 米ゼロックスの取締役会は9日、全株主に宛てた書簡を公表した。富士フイルムと共同出資する富士ゼロックスとの経営統合で事務機器業界のリーダーとなり、年17億ドル(約1900億円)のコスト削減が見込めるなどとして買収受け入れの利点を強調しつつも、自社の株主の利益を最大化するため「より優れた条件について交渉を再開する」との方針を記している。……本文:1,381文字
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武田薬品「1年で買収効果」 財務悪化懸念に反論 社長インタビュー(朝日新聞デジタル)

 国内製薬最大手、武田薬品工業のクリストフ・ウェバー社長がアイルランドの製薬大手シャイアーの買収合意から一夜明けた9日、東京都内で記者会見し、「グローバルのスケールで競争力を獲得できる」と買収の意義を強調した。会見後に朝日新聞のインタビューに応じ、買収手続きを終えた1年後から買収の効果が出始めると自信をみせた。

 武田によるシャイアーの買収総額は約460億ポンド(約6・8兆円)で、日本企業による過去最大の買収案件となる。ウェバー氏は会見で、巨額買収は「戦略の変更ではなく、これまでの戦略の加速になる」と説明。……本文:1,266文字
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(けいざい+ 地域発)めざせ、沖縄発上場企業 地域経済底上げ、市場が支援(朝日新聞デジタル)

 沖縄県で企業が株式上場を目指す動きが目立ってきた。企業が目指すのは、東京証券取引所で一部のプロ投資家向けに開かれている「東京プロマーケット」(PM)。上場で信用力を高めた企業は、新たな投資で業績拡大を図り、地域経済の活性化も期待されている。
 那覇市中心部。ステーキ店運営「碧(へき)」本社では、レストランを模した研修施設で、新入社員が鉄板で食材を焼く研修を行っていた。
 碧は2013年にPMに上場。15年に銀行借り入れなどで9億円超を調達し、新社屋を建てた。1階にはステーキ店、地元の「あぐー豚」を楽しめるしゃぶしゃぶ店も入る。……本文:1,240文字
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(波聞風問)京都の磁力 人を引き寄せる文化をつなぐ 多賀谷克彦(朝日新聞デジタル)

 都市には、それぞれに人を引きつける磁力がある。それも、都市の気候や地形、そこに育まれた文化によって一様でもない。それは都市の個性であり、魅力なのだろう。
 先日、改めて京都の磁力を感じる機会があった。
 パナソニックが4月、四条新町に家電のデザイン拠点を設けた。「ものづくりと京都の精神文化の融合を目指す」という。だが、所長の臼井重雄さんは「海外の優秀なデザイナーを採用したかった」とも明かす。
 実際、期待していた有能な米国人デザイナーは、日本で働くことにためらっていたが、勤務地が京都と聞き、入社を決めた。すでに働いていた米国、イタリア、インド、シンガポール出身のデザイナーからも感激のメールが相次いだ、という。……本文:1,148文字
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(平成とは 第2部・国のかたち:番外編)財政悪化、重い政治の責任 有識者10人、どう総括(朝日新聞デジタル)

 平成は、歴史的な財政悪化の時代だった。いまや政府の借金残高は国内総生産(GDP)の2・3倍に達し、主要先進国の中でもきわだって高く、敗戦時並みの不健全な状態だ。財政に詳しい有識者10人に対する財政アンケートとインタビューで、平成という時代の財政問題について、どのようにとらえ、どう総括しているかを聞いた。

 ■財政悪化の最大の理由は?(5択・複数回答可)
 最も多かったのは8人が選んだ「政治」だ。
 確かに財政再建はずっと大きな政治課題だったが、そうと知りつつ多くの政権は増税を先送りした。バブル崩壊後にはたびたび財政出動もして歳出を拡大させた。……本文:1,348文字
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(けいざい+ WORLD)失業しにくい協同組合 スペイン「働き手尊重」が理念(朝日新聞デジタル)

 スペイン北部バスク地方にある労働者協同組合の企業グループ「モンドラゴン・コーポレーション」。雇用の維持を重視し、従業員の給与格差に制限を設けて最大6倍に抑えるなど「職場での人間らしさ」を理念にした経営を貫く。経済格差が広がる欧州で注目され、その哲学を取り入れようとする動きが出ている。
 モンドラゴンは、従業員約7万4千人を抱える協同組合形態の企業グループ。1956年に最初の協同組合ができ、事業を次々と拡大。今では工作機械や自動車部品の製造から小売業や銀行業、大学運営まで広げ、計102の協同組合と計140の海外子会社を持つ。……本文:1,488文字
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株主提案、制限加える? 財界もっと/個人株主は反発 法務省試案(朝日新聞デジタル)

 株主権限の乱用を防ぐために株主提案に一定の制限を加えるという法務省の試案をめぐり、財界と社会運動に携わる個人株主らの意見が真っ向から対立している。同省は来春までに一定の結論を出し、会社法改正案に反映させたい考えだが、株主総会のあり方が大きく変わる可能性があり、議論を呼びそうだ。

 法務省は今年2月、会社法改正に向けた中間試案を公表。その中で(1)株主提案を最大10(役員選任議案を除く)までに制限する(2)「専(もっぱ)ら人を困惑させる目的」といった提案を禁止する(3)株主提案できる持ち株数の要件を厳しくする(4)議案に対する株主の賛否の閲覧を限定的にする――といった株主の権利にさまざまな形で制限を加える案が盛り込まれた。……本文:1,027文字
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(けいざい+ 地域発)琉球の技、変えずに継承 廃業寸前、本土からの弟子に託す(朝日新聞デジタル)

 那覇の首里城に近い住宅地に、かん高い金属音が響く。16世紀から続く沖縄唯一の金細工師(カンゼークシ)、又吉家の7代目、健次郎さん(86)の工房だ。
 ここで、愛知出身の宮城奈津子さん(38)が後継ぎの修業を続けている。眼鏡にかなう人がおらず、いったんは「私で最後」と廃業を覚悟した又吉さんの心を変えたのは、宮城さんの伝統を受け継ぐことへの理解と決意だった。
 カカン、カカカン。2人が金づちを振り下ろして形を整えていくのは、長さ五寸(約15センチ)ほどの純銀のかんざし「ジーファー」だ。粒状の銀をバーナーで溶かし、棒状の型枠に入れて固める。……本文:1,341文字
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(けいざい+ 地域発)太陽のタマゴ20年:下 ブーム去り、効率化模索(朝日新聞デジタル)

 宮崎県では田畑が広がる景色の中に巨大な農業用ハウスがあちこちに立つ。宮崎が全国に誇る高級フルーツ、マンゴーが育てられている。最高級品の「太陽のタマゴ」の中には1玉3万円台で売られるものもあるが、出荷量の8割は「完熟マンゴー」として1玉数千円で売られることが多い。
 「こんなはずじゃなかった」。マンゴー生産9年目の永倉慎一朗さん(31)は話す。宮崎県日南市のハウス3棟(約50アール)で年7~8トンを生産する。「生活費を引いて利益が出れば良い方で、将来への貯蓄は出来ていない」という。
 京都の大学に在学中、地元宮崎で東国原英夫氏が県知事に就任。……本文:1,465文字
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