日本電産・永守社長、交代へ 元日産幹部・吉本氏昇格(朝日新聞デジタル)

 精密モーター大手の日本電産は15日、吉本浩之副社長(50)を6月20日付で社長に昇格させる人事を発表した。会社トップは1973年に創業した永守重信会長兼社長(73)が務め続けており、初の社長交代。永守氏は代表権のある会長と最高経営責任者(CEO)として経営を担いつつ、吉本氏を後継者に育てていく考えだ。

 永守氏は一代にして世界有数のモーター製造会社を築いた。創業45年を迎え、京都学園大学(京都市)を運営する学校法人の理事長に今春就く予定もあり、後継者選びを進めていた。15日に京都市内で開いた記者会見で「吉本氏には大企業の子会社を経営した実績もある。……本文:1,274文字
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朝日新聞社

「廃炉時代」課題置き去り 作業遅れ懸念も 低レベル廃棄物(朝日新聞デジタル)

 原発の解体で生じる低レベル放射性廃棄物の行き場がない現状が明らかになった。解体が始まっているのに、処分地がないことで作業が遅れる事態も現実となりつつある。東京電力福島第一原発事故の影響で規制が強化され、運転終了に追い込まれる原発が相次ぐ「廃炉時代」に、置き去りにしてきた廃棄物処理の問題は深刻さを増している。▼1面参照

 国内の商業用原発で初めて廃止が決まった東海原発(茨城県)。原発専業会社の日本原子力発電(原電)が2001年から解体工事を進める。当初、17年度を予定していた工事の完了時期は2回も延期され、25年度に先送りされている。……本文:1,873文字
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(けいざい+)問う、社外取締役:上 進まない「外の目」強化(朝日新聞デジタル)

 JR新宿駅東南口からほど近く。大塚家具の大型ショールーム最上階の8階は、今春にも他企業に貸し出すイベントホールに衣替えする。
 ホールを運営するのは貸会議室大手のティーケーピー(TKP)。昨秋、TKPは大塚家具に約10億円を出資し、第3位の大株主になった。かつて「親子げんか」で注目された大塚家具は、2年連続赤字で業績不振が続き、異業種との提携などで復活を急ぐ。
 2015年3月の株主総会では、大塚久美子社長と、父親で会長だった勝久氏が、お互いの退陣を求めた。株主の委任状を奪い合った結果、「企業統治のさらなる整備」を訴えた久美子氏が支持された。……本文:1,358文字
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(波聞風問)事業継承 小さな酒蔵5人の復活劇 多賀谷克彦(朝日新聞デジタル)

 中小企業の廃業・解散が過去最高の水準にあるという。経営者が引退の時期を迎えても後継者が見つからないからだ。そのなか、逆境を克服した小さな酒蔵を訪ねた。
 十数年前、東京から戻った5人が、それぞれに秋田県の酒造蔵を継いだとき、経営状態はひどかった。
 「赤字基調でした」は、まだまし。「債務超過で銀行からの融資は望めなかった」「どうせ潰れるなら、違う酒造りに挑戦するか」と、それぞれが追い詰められていた。
 今、5人は「NEXT5」(ネクスト・ファイブ)として知られ、それぞれが個性的な酒を醸す。全国に知られる銘柄に育ち、安定的に利益を出せるようにもなった。……本文:1,194文字
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(平成経済)第2部・昭和モデルの崩壊:3 非正社員、守らぬ労組(朝日新聞デジタル)

 「働く人の味方」だった労働組合が、平成に入って大きく変わった。長期不況でリストラの嵐が吹き荒れるなか、余裕を失った「正社員クラブ」は、自らの職や賃金を守るため非正社員の拡大を黙認した。働く人の間に分断ができ、その溝を埋める役割を労組は果たせていない。(大日向寛文)

 ■改正法骨抜き「問題ない」
 労組ならば非正社員でも味方になってくれる――。そんな期待は裏切られた。
 東日本の自動車部品メーカー工場で期間従業員として働く40代男性は昨年秋、社内の労組を初めて訪ねた。改正労働契約法の「5年ルール」の趣旨を骨抜きにする会社の規則を変えてもらうためだ。……本文:3,012文字
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(101年目のパナソニック)岐路に立つ:下 社会の公器、変わる企業の役割(朝日新聞デジタル)

 暗がりで布を織る女性たちの手もとを、パナソニック製のソーラーランタンが明るく照らしていた。
 作業の手を止めたユリアナ・ワダン・トビ(44)は笑って言った。
 「夜も作業できるようになってうれしい」
 熱帯雨林に囲まれたインドネシア・フローレス島にあるリアンバリン村の人々にとって、伝統の織物「イカット」は貴重な収入源だ。以前は午後4時には作業を終えなければならなかったが、ランタンのおかげで生産量が増えた。
 ランタンは、パナソニックが2016年に贈った。村は電力供給が不安定なため、太陽光で充電できるランタンは、放課後に補講を行う寺子屋や、夜間の診療所でも活躍している。……本文:1,494文字
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(101年目のパナソニック)岐路に立つ:中 消費者との接点、取り戻す好機(朝日新聞デジタル)

 1月中旬。京都府宇治市にある井上二三男(70)の自宅を、青いジャンパーをまとったパナソニックショップ、「マキノデンキ」の店員が訪れた。井上は笑顔でドアを開け客間に上げると、テレビやエアコンの調子を相談した。
 「なじみの電器屋さんやから、家のなかも見せられるし相談もできる」
 マキノデンキは1976年、牧野伸彦(71)が創業した。「ナショナルショップ」と呼ばれていた時代から、系列店としてパナソニック(当時は松下電器産業)製品を扱っている。
 近所に住む井上とも30年来の付き合いだ。牧野は「密接な関係を築くことで、得られる情報がたくさんある」と話す。……本文:1,357文字
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(101年目のパナソニック)岐路に立つ:上 原点回帰、シリコンバレーから(朝日新聞デジタル)

 大きな窓に面したソファで、若い技術者たちが議論を交わす。
 「こんなものがあったら便利じゃない?」
 「こうやったらできると思うんだよね」
 やりとりを聞いていたデザイナーがパソコンをいじり、すぐに映像化。これをもとに、模型のような試作品ができあがる。
 ここは米シリコンバレーにある、パナソニックのオフィス。昨年できたばかりの、商品開発拠点だ。窓の外では、道を挟んだ向かいに立つ米アップルの本社が存在感を示している。
 メンバーは20~30代が中心の約30人。これまでに1千以上の商品やサービスの種が生まれた。……本文:1,567文字
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消えゆく、街角の飲料自販機 採算とれず屋内重視 ピークから20万台減(朝日新聞デジタル)

 街角にある飲料の自動販売機が次々と姿を消している。飲料メーカーが長年続けてきた「台数至上主義」を転換し、採算がとれない屋外の立地から撤退を進めているためだ。飲料各社は代わりに屋内での設置に力を入れているが、国内の設置台数は減少傾向が続く。
 東京・JR秋葉原駅から徒歩5分。大通りを1本入ったマンションの前の自販機が昨秋に撤去された。周辺の半径100メートルほどのエリアでは、最近2年間でほかに3台が相次いで撤去された。業界関係者は「都内でも屋外の自販機は飽和状態。急速に淘汰(とうた)が進んでいる」と話す。
 日本自動販売システム機械工業会によると、全国の飲料自販機の設置台数は2005年の267万台をピークに減少基調が続く。……本文:1,061文字
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(平成経済)第2部・昭和モデルの崩壊:2 日本型総合電機の落日(朝日新聞デジタル)

 昭和の時代、日本の電機メーカーは、世界を驚かす数々のヒット商品を送り出した。だが、平成に入ると、韓国や中国勢との価格競争に敗れ、部品から最終製品まで自前で手がける「垂直統合」が立ちゆかなくなった。「日本型総合電機」は壁にぶつかっている。(神山純一、高田寛)

 ■部品から製品まで、重荷に
 三重県亀山市のJR亀山駅から車で10分ほどのところに、シャープの亀山工場はある。かつて、ここでつくられた液晶テレビ「アクオス」は鮮明な画像が評判を呼び、「世界の亀山モデル」といわれた。
 工場南側の丘を登ると、全体が見渡せる。……本文:2,555文字
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