岩下の新生姜は「愛があればフリー素材」 小口覺の「意識低い系マーケティング」(日経トレンディネット)

ミュージアムは赤字でいい

小口: 岩下の新生姜ミュージアムは、どういう声から実現したのでしょう。

岩下和了さん(以下、岩下): 以前から、「岩下の新生姜が食べられるレストランやバーを作りなよ」という声をいただいていました。また、僕がフェスやジャズのライブに足しげく通っているので、「社長はいつかジャズ喫茶を作ったらいいね」「フジロックで新生姜を食べたいから店を出してくれないか」と言われることもありました。

 フジロックは出店費用が高いし運営も大変そうなので、地元のフェス「ベリテンライブ」を協賛することにしました。そこで、協賛初年度から一本串に刺した岩下の新生姜を売り出しました。最初は挑戦だったのですが、今ではそのイベントの名物となっています。岩下の新生姜を片手にロックの爆音に身を委ねる若者たちを見つけては、目を潤ませています。

小口: 岩下の新生姜ミュージアムは、ライブステージやカフェもあり、まさにTwitterの声が実現されたわけですね。それにしても広くて立派な建物です。

岩下: ここは、もともと父が所有する美術品を展示する美術館でした。父が病気になり、本人の意思で美術品を全部処分し、建物だけが残っていました。岩下の新生姜のレストランを開こうと、東京で物件を物色していた時期もあったのですが、ここを活用することにしたのです。

小口: 入館は無料ですが、収支は。

岩下: もちろん持ち出しですけれども、費用はそれほどかかっていません。テレビにCMを出すのに比べれば、たしたことはないです。社内にも、ミュージアムは、売店の売り上げなどの採算が最優先ではないと言っています。もちろん無駄遣いはいけませんが、そうでないなら、ここではお客様が喜ぶような赤字には目をつぶっています。ここは広告宣伝の施設ではあるけれど、そもそもファンの方々に喜んでもらうために作ったので。

 商売として見るなら、ミュージアムからお客様がお帰りになってからが勝負です。岩下の新生姜を好きになっていただいて、日々のお買い物で長くご支持いただけるようになればという思いです。だから、ミュージアムは、どれだけ楽しんでもらえるか、いい気持ちになっていただけるか、それが一番大事な仕事です。オープンから3年を迎えるのですが、入館者数は間もなく30万人。片田舎ですし、想像もしなかったほど大勢の方にご来館いただいて、感謝でいっぱいです。

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Xperia Ear Duoを1週間ほど着けっ放しで生活してみた(日経トレンディネット)

 ソニーモバイルコミュニケーションズが4月21日に発売する「Xperia Ear Duo XEA20」(以下Xperia Ear Duo)は、左右のユニットが独立した完全ワイヤレスヘッドセットだ。スマートフォンとBluetoothで接続して使う。

【関連画像】ブラックとゴールドのカラーバリエーションがある

 耳を塞がない構造で周囲の音と音楽を同時に聞けることや、耳の下に掛ける装着方法、各種音声アシスタントを利用できることや、装着した人の状況に合わせて話かけてくれるアシスト機能、同じXperia Ear Duoを持つ人同士で最大5人までトランシーバーのように通話できる機能など、多くの特徴がある。

 製品を貸してもらって使い始めたところ、すぐに気に入ってしまった。まだ1週間ほどだが、寝るときと風呂に入るときと充電しているとき以外はほぼ着けっ放しで生活している。気に入った理由は大きく3つある。

眼鏡OK 蒸れずに快適な装着感

 Xperia Ear Duoを装着してまず魅力に感じたのは“風通しがいい”という開放感と爽快感だ。有線・無線問わず色々なイヤホン・ヘッドホンを使っているが、毎年夏になると蒸れてしまって大変だ。耳の中も外も汗ばんで嫌になるし、イヤホンやヘッドホンが傷むことにつながりかねない。その点、Xperia Ear Duoはイヤーピースに穴が開いていて耳を塞がないので、長時間着けっ放しでも蒸れずに快適だ。夏になればさらに威力を発揮するだろう。

 耳の下に掛ける独特の装着方法も快適だ。筆者は眼鏡をしているが、装着しても眼鏡と干渉しないところがいい。逆に、女性で大き目のイヤリングをしている人には使いづらいかもしれない。重さはカタログ値で片側10.6gとなっている。人によって感じ方は違うと思うが、長時間装着しても重さは気にならない。

 装着するときはちょっとコツがいる。最初は不慣れなため、手で耳たぶを軽くつまんで引っ張り、Xperia Ear DuoのU字型の管の部分(音導管)で挟むように挿しこんで装着していたが、毎日着け外しをしているうちに片手で簡単に装着できるようになった。イヤーピースは耳の穴の中に入るのではなく、穴の上に軽く被さる感じになる。いったん身に着けると外れにくく、走ったりジャンプしたりしてみたがほとんどズレることがなかった。IPX2の防滴対応なので、スポーツをする人にも向いているだろう。作りは全体的にカッチリしていて強度も問題なさそうだ。

 本体色はブラックとゴールドの2色。筆者はゴールドを装着して過ごしているが、編集部をはじめ行く先々で知り合いに「大きいイヤリングをしているみたいで不気味」と言われたので、男性はブラックが無難かもしれない。

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米国版新型フォレスターには“スバル初機能”が2つ(日経トレンディネット)

 スバルが米国仕様の新型「フォレスター」を日本で公開した。2018年3月に開催されたニューヨーク国際オートショーで世界初披露したモデルで、米国では今秋の発売を予告している。日本でも現行型の受注生産を終了しており、すでに新型登場を予告するウェブサイトもオープン。初夏には日本仕様が投入されるとみられている。

【関連画像】新型「フォレスター」は米国では今秋の発売予定

 フォレスターはスバルがグローバルに展開するSUVであり、世界での販売の約3割を担う主力車種のひとつだ。今回の新型フォレスターは5代目で、スバルが公表した資料によれば、「冒険心を駆り立てること」と「乗る人全てが快適であること」を追求し、どこにでも行ける、どんな場所でも使えるSUVを目指したという。では、米国版フォレスターを見ていこう。

現行型よりワイドになり、後席がより快適に

 現行型フォレスターの雰囲気を強く受け継ぎながら、より躍動感を感じさせるボディーに、シャープなマスクを持つエクステリアは、全体として若返った印象がある。

 ボディーサイズは全長が現行型より15mm長い4625mm、全幅20mm広い1815mm、全高は5mm低く1730mmで、ややワイドになっている。全長の延長は後席スペースのゆとりに、全幅の拡大は左右の座席の間隔増にあてられ、キャビンを広くすることで乗る人の快適性を狙ったことが分かる。またリアドアの開口角度を75度から80度に広げ、ステップの平面部を拡大することで、ルーフトップへの荷物の上げ下ろしを楽にしている。

 現行型ではSUVらしいけれどややコンサバだったインテリアは、SUVらしいたくましさと安心感、開放感がある空間に仕上げたという。2016年に発売された現行型「インプレッサ」から取り入れた新デザインを採用しており、エクステリア以上に目新しさがあるが、見た目だけでなく触感も向上している。ただし、機能性重視のスバルらしく、ナビやエアコン、メーターパネルなど操作系の配置は従来型に近く、使い勝手はあえて変わらないようにしている。

 快適性を向上したという後席は、左右の着座位置が現行モデルに比べて離れた印象で、3人乗車時のゆとりが増えていた。またチャイルドシートを中央に装着することで大人2人と幼児1人というパターンでも座れるようになったという。

 ラゲッジルームは現行型より15L増えて520Lになっただけでなく、開口部の最大幅も134mm広くなり1300mmになった。横幅のある荷物の出し入れが以前よりラクになったため標準的なゴルフバック(おおよそ長辺46~48インチ)が横向きのままスッと入る。

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ダイハツ・シャレード 世界最小排気量のディーゼル車 あの時代を駆け抜けたクルマたち(日経トレンディネット)

日経BPnet セカンドステージに「くるまのわざ」として連載していたものを再編集して掲載しました。初出は2008年1月17日です。記事の内容は、執筆時点の情報に基づいています。

【関連画像】シャレードGTtiに搭載されるエンジンは、ブロックは他車と共通の3気筒12バルブのDOHCで、ターボまでつけて105PSを発揮していた

●小型車のメジャーになるべき意欲を見せたモデル

 広く各メーカーのモデルを採り上げようという主旨もあって、ダイハツの小型車、シャレードを解説する。ダイハツの小型モデル、そのスタイルを思い起こせなくとも、「リッター・カー」「5m2カー」といったキャッチは、或いは記憶のどこかに引っかかっていたりする。

 初代シャレードは1977年にデビューした。それ以前は1960年代後半にトヨタと業務提携し、当時のパブリカやカローラのボディシェルを利用した小型車を生産販売していた。しかし、全体としては「軽」ブランドとしてのダイハツという印象の方が強く、小型車はシャレードでふたたび独自性を打ち出したのだった。

 ここで採り上げるのは、第三代目にあたるシャレード。それまで質実剛健、経済性、コンパクトであることを前面に打ち出した初代、第ニ代目に対し、クラスのなかではひと回り大きなサイズを主張するなど、小型車のメジャーになるべき意欲を見せたモデルであった。

25タイプものワイド・バリエーション

 同じリッター級の排気量ながら、ターボ・チャージャや電子制御のインジェクションなどを使い分け、6タイプのエンジンを用意。3ドア/5ドアの2タイプのボディと組み合わせることで、実に25タイプものワイド・バリエーションを謳いあげた。

 そのエンジンは水冷直列3気筒、φ76.0×73.3mmというボア/ストロークの993ccという排気量。3気筒ながら、バランス・シャフトを設けることで、振動などに配慮した、小排気量、コンパクトながら、実用性には定評を得たエンジンだ。ここまでは共通なのだが、そのアレインジメントの妙は次のようであった。

CB-37型:基本エンジン。SOHCのバルブ・メカニズム、1基のキャブで55PSを発揮。

CB-36型:電子制御燃料インジェクションを備え、50PSのパワーで経済性を主張するエンジン。

CB-51型:電子制御燃料インジェクションを備え、50PSのパワーで経済性を主張するエンジン。

CB-70型:バルブ・メカニズムをDOHC、気筒あたり4バルブ化。さらに空冷式インター・クーラー+ターボ・チャージャ、電子制御燃料インジェクションなどを装着して、105PSの大パワーを生んだ。

CL-30型:ディーゼル・エ ンジンで、燃料インジェクションを備えパワー数値は38PS。

CL-70/51型:CL-30型をベースにターボ・チャージャを付加し、50PSのパワーを発揮する。

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“食べ歩きパフェ専門店”は原宿の新定番になるか(日経トレンディネット)

 洋菓子を手掛けるBAKE(ベイク)が2018年3月下旬、テイクアウトパフェ専門店「THE PARFAIT STAND(ザ パフェ スタンド)」の1号店をオープンした。JR原宿駅の券売所の一部だったスペースに出店し、竹下口改札より徒歩0分という立地だ。新しい原宿の「定番」になるのか。

【関連画像】JR原宿駅竹下口改札を出てすぐ、徒歩0分。

 『THE PARFAIT STAND』は“EDITORIAL”をコンセプトに、「1冊の雑誌を作るように、原宿の空気感やトレンドをエッセンスとして取り込んだ」というテイクアウトスタイルが新しいパフェ専門店だ。提供されるパフェは『パフェ チョコブラウン』と期間限定商品『パフェ イチゴホワイト』の2種類。特徴的なのはトッピングのメレンゲだ。一見するとホイップクリームのような仕上がりは、「形成の製造方法に試行錯誤した」そうだ。「カリッ」「サクッ」の食感は、やわらかいパフェとコントラストを生む。そのまま食べるのもいいが、カップのパッケージやナプキンのイラストに従い、「チョップ」して砕くのもいい。食べやすく、アイスクリームやゼリーとともに口に運ぶと一層楽しい。「原宿らしさ」を意識し、底部には薄く焼き上げたクレープ生地を使用。サクサクと軽い食感だ。

 レギュラー商品の『パフェ チョコブラウン』は、ガツンと甘いメレンゲ、苦味のあるコーヒーゼリー、濃厚なチョコブラウニー、甘みを抑えたコーヒームースと、スイート&ビターな旨味に緩急をつける。生クリームを盛っていないので、食べ心地も軽く、テイクアウト専門店だけあり持ち運びしやすい。期間限定の『パフェ イチゴホワイト』も、見た目よりずっと軽やかな味わいだ。底部のクレープ生地に接するムースはクリームと比べ溶けにくく、たどり着くまでに水っぽくならないのもいい。この「溶けにくさ」を象徴するのがトッピングのメレンゲだ。アイスクリームやホイップクリームと違い、時間がたっても崩れないので、SNS用の「フォトジェニック」を満足するまで追求できる。

 仕掛けたBAKEは、1ブランドで1つの製品を展開するのが特徴の専門店を多数展開。時代に沿ったデザインや販売手法を取り入れ、焼きたてチーズタルト専門店『BAKE CHEESE TART』を皮切りに、若者向けのスイーツショップなどを運営する。原宿竹下通りに2014年にオープンしたシュークリーム専門店『CROQUANT CHOU ZAKUZAKU(クロッカンシュー ザクザク)』は、中高生を中心に支持を集めている。2017年4月にオープンした初の土産菓子業態となるバターサンド専門店『PRESS BUTTER SAND』は東京駅土産の新定番となった。

 スイーツの王道であるパフェを改めて「本格的なおいしさはそのまま、もっとカジュアルに楽しんでもらいたい」とするBAKE。“1号店”と銘打ったオープンは、次号店への意欲が感じられる。クレープに次ぐ「定番」になるか、注目だ。

(文/小西麗)

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ついていけるかポルシェみたいなジャガー! Eペイス 小沢コージのビューティフルカー(日経トレンディネット)

 インドのタタ自動車の傘下に入ってよみがえった英国車ブランド、ジャガー。新型SUV「Eペイス」は日本ジャストサイズでもしかしたらヒットするかも! という雰囲気があるが、小沢コージは「ピンとこない人が多いのでは」と指摘する。そのワケは?

【関連画像】ジャガーの新型SUV「Eペイス」(希望小売価格は税込み451万円~)

●【コンセプト】日本で期待の英国モダンな新世代コンパクトSUV

 変われば変わるもんですね自動車ブランドって。マツダ、ボルボに続き、ビックリ大変身中なのが、1922年生まれの伝統の英国車ブランド、ジャガー。この3社とも一時、北米フォードグループ傘下にいましたが、例のリーマンショックで解き放たれ、マツダはほぼ独立、ボルボは中国のジーリーホールディングス、ジャガーはインドのタタ自動車の傘下に入って見事リボーン。3社のなかでもある意味、本来の“王道スタイル”に戻ったのがこのジャガーでしょう。

 かつては葉巻を並べたようなクラシカルな英国スタイルや癒やし系の走りが人気でしたが、2007年誕生のミディアムセダン「XF」を皮切りに超モダン路線に大変身。その後はスポーツカーブランドとしての原点に戻って、カッコよさと大人の走りを追求中。特に日本で売れるのではと期待されているニューカーがこのコンパクトSUV「Eペイス」なのです。

 2016年に出たミディアムSUV「Fペイス」の弟分ですが、Eペイスは全長約4.4mで日本ジャストサイズ。ですから現状ジャガーで一番売れているコンパクトセダン「XE」以上のヒットも見込まれているわけです。

不思議にカイエンっぽい匂いがするSUV

 はたしてちとアウディっぽいセダンのXE、独特の塊感が魅力の兄貴分Fペイスに比べると、Eペイスはちと初代ポルシェ「カイエン」的。基本フォルムはFペイスを引き継いでますが、涙目のヘッドライトやコンパクトにギュッと押し込まれた塊感は小沢的にはちとカイエンっぽいような。

 誤解を恐れずに言えば、Eペイスはより英国流にワイルドに仕上げたコンパクトカイエン!? 乗ってもそんな感じだから驚きます。

 ってなわけでいざ日本の鎌倉周辺の海岸通りで小沢コージチェーック! を。

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4K動画を編集したい ASUSの高性能なノートPCを試した 戸田 覚のデジモノ深掘りレポート(日経トレンディネット)

 一般的なデスクワークに使うなら、最近のノートパソコンの性能に不満を感じることはほとんどないだろう。特に最近のモバイルノートはSSDを搭載しているため、レスポンスはとても快適だ。CPUはCore iシリーズでメモリーが4G~8GBあれば、2~3年前のモデルでも十分使える。

【関連画像】今回レビューするX570UD。ノートパソコンとしては最高クラスの性能でありながら、直販価格は18万3384円(税込み)

 ところが、僕は最近4K映像を扱う機会が増えており、仕事用としては快適なノートパソコンでも不満を覚えるようになった。先日もGoProの「HERO6 BLACK」を紹介した通り、釣りやサイクリングといった遊びのシーンはもちろん、取材の記録としても動画を撮影することが増えてきたからだ(関連記事:GoPro「HERO6」を購入 グッズの“沼”にはまりそう)。これらの動画を管理したり、ちょっとした編集を加えたりするには、高性能なノートパソコンがあったほうがいい。

 ということで、今回はエイスーステック・コンピューター(ASUS)の「X570UD」を試してみた。第8世代のCore i7-8550UにGeForce GTX1050、16GBメモリー、256GBのSSDと1TBのHDDを搭載している。言うまでもなく、ノートパソコンとしては最高クラスの性能だ。ディスプレーは、一般的なA4ノートと同等の15.6型。こんなスペックで、直販価格は18万3384円(税込み)なのだから、実にコストパフォーマンスが高い。

 ASUSの中では、一般的なモデルに属しているが、ややゲーミングノートに寄っている。僕はゲームをしないので、レビューでは、ビデオや写真を編集する人に向いているかどうかに注目したい。

デザインは少し気恥ずかしい

 いわゆる一般的なA4ノートなのだが、本体はやや大きく感じる。参考までにNECの高級ノートとサイズ・重量を比較してみると、NECの「LAVIE NX850/JA」が361×243×25mm、2.3kgなのに対し、ASUSのX570UDは374.6×256×21.9mm、1.9kgだった。LAVIEが狭額縁デザインなのに対し、X570UDは従来型のデザインなので一回り大ぶりなのだ。しかも、A4ノートとしてはかなり薄く設計されているために、より全体の大きさが目立つ。

 また、外装はむき出しの樹脂なので、あまり高級感はない。国内メーカーはパソコンの序列を大事にするので、高性能モデルは高級なボディーで“おごる”。その分、価格は高くなってしまう。X570UDが、高性能ながら手ごろな価格の理由はこんなところにある。

 それよりも気になるのがデザインだ。ゲームを楽しむユーザーも取り込もうとしているのだろう。天板のロゴや周囲を取り囲むラインがエメラルドグリーンで、とても目立つのだ。仕事にも使えると思うが、金融機関などのお堅い職種では無理そう。いい年をしたビジネスパーソンが持つには、気恥ずかしい。

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ビジネス向け自転車バッグ7選 スーツにも合う(日経トレンディネット)

 春は自転車通勤をスタートさせる人が多い季節。自宅の最寄り駅まで、あるいは職場まで、通勤時に自転車に乗り始めたという人も多いだろう。

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 快適な自転車通勤のポイントとなるのが、書類やノートパソコン、タブレットなど重量のある荷物を確実に運べるバッグ選びだ。特に自転車から降りた後、ビジネスバッグとして違和感がないかも重要だ。

 そこでスーツなどのビジネスウエアの雰囲気を崩さないデザインで、走行の安定性を妨げない、最新の通勤向け自転車バッグを、背負う「バックパック(リュック)」、自転車に装着する「キャリアバッグ」、肩に掛ける「メッセンジャーバッグ」の3タイプで紹介。自分のスタイルに合ったバッグを選んでもらいたい。

※掲載価格はすべて希望小売価格です。

【ビジネスパーソン向け自転車バッグ7選 タイプ別】

■突然の雨でも安心なファスナー使用、英国ブランドの一品

■縦にも横にも持ちやすい&収納性抜群

■革新的なデザインながら収納しやすい

■自転車に簡単着脱、防水性も高いドイツ製

■22リットルの大容量キャリアバッグはショルダーにも

■ビジネスバッグとして違和感なしのメッセンジャー

■1泊2日の出張にも活躍する日本ブランドの一品

走りやすさを考えた「バックパック」は安定感、機動力が抜群

 自転車に乗らなくてもスーツにバックパックを背負うスタイルは定着してきているが、最大の利点は、バックパックは両肩で背負うので、荷物の重さが両肩に均等にかかり、自転車ライド時に荷物が左右に振られてバランスが崩れることがなく快適なこと。角ばった形状のノートパソコンを確実に収納できるデザインなら特に使いやすい。

●突然の雨でも安心なファスナー使用、英国ブランドの一品

●ブルックス「スパークヒル バックパック」

 革サドルやバッグなどを多くそろえる1866年創業の英国発ブランド、ブルックス。最新の素材と技術を採用した「スパークヒル バックパック」は、15リットルと22リットルの2サイズをラインアップ。防水素材と止水性に優れたファスナーを使用し、通勤途中の突然の雨でもバッグ内の荷物がぬれる心配がない。また、バック上部に大きなキャリーハンドルが付き、肩から下ろして手持ちのビジネスバッグとしても活用できる。

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定額でガッツリ系ラーメン食べ放題 毎日食べられる?(日経トレンディネット)

 ビデオや音楽などのネットサービスに多い「月額○○し放題」を売りにした定額プランが実店舗にも広がっている。集客力アップや固定客の獲得を目的としたもので、うまく使えばお得なサービスと利用いえる。

【関連画像】新橋駅前店。濃厚スープで、山盛りの野菜、厚めのチャーシューが載ったガッツリ系

 月額8600円(税別)で、野菜山盛り、豚骨スープのガッツリ系ラーメンが1日1杯、毎日食べられる。こんな魅惑の定額プランを打ち出したのは、フードリヴァンプが首都圏で15店展開する「野郎ラーメン」だ。

 同店のアプリで定額プランに登録すれば、全店で使える。対象は、主力の「豚骨野郎」(税込み780円)、「汁無し野郎」(同830円)、「味噌野郎」(同880円)の3種。豚骨野郎なら12杯(同9360円)、つまり週3回のペースで食べれば月額料金の元が取れる。「ラーメン店にとって、週3回も来てくれる人はかなりの常連客。食べ盛りの学生や会社員からの反響が大きく、ほぼ毎日来てくれる人もいる」(フードリヴァンプ)という。

 1カ月すべて通うと、1杯当たりは破格の約280円。そんな皮算用も成り立つが、現実はそう甘くなかった。何日連続で豚骨野郎を食べられるか挑戦したところ、パンチのあるスープに1杯170gの麺、300gの野菜が盛られたラーメンの威力に負け、4日目にあえなく挫折した。ただ、間隔を空けて週3回ペースなら達成できる実感はある。さらに、定額プランでは「麺なし」の注文も可能。時折、1杯120円の半ライスを付けた「野菜スープ定食」にすれば、より回数を重ねられ、得になるだろう。

 東京・西新宿のカフェ「coffee mafia」(運営会社:favy)は、月額2000円(税込み)で通常1杯200円のドリップコーヒーが1日何度でも飲み放題になる。提供サイズは、コンビニコーヒーなら「Sサイズ」相当。「しっかり」と「あっさり」の2種がある。「会員は月平均で19杯注文している」(高梨巧社長)といい、コンビニコーヒーと同等の約100円で飲んでいることになる。

 エンタメ系では、月額1600円(税別)の「ソナーユー」(運営会社:アクトコール)がある。全国130以上のライブハウスの指定イベントが行き放題になるサービス。通常ライブハウスの入場料は2500円程度なので、たった月1回行くだけで元が取れてしまう。

 参加できるライブはインディーズのアーティストが中心。なかには、元ジャニーズJr.の双子が所属する男性グループ「クラスター」や、ライブ配信サービス「SHOWROOM」などでも活躍する「みぃぽむ」のように、次世代の注目株のライブもある。音楽ジャンルはアイドル系やロックなど幅広く、自分の「推し」を発掘するのも楽しみだ。

 そこで面白いのは、会員が月に1組のアーティストを「サポート」できる仕組み。登録すると、月額料金の一部が好きなアーティストに還元される。例えば、2000人のサポートを集めると、アーティストは月104万円もの収入を得られるという。「推しの女性アーティストを応援しようと、30~40代の男性会員も多い」(アクトコール)。18年1月からは、好きなアーティストを支援することでトーナメント突破を後押しできる、参加型の音楽イベント「OTONOVA(オトノバ)」を開催中だ。

 月額3900円(税別)の「NEON」(運営会社3.0)は、東京・六本木の「SIX TOKYO」や「ESPRIT TOKYO」、青山の「fai aoyama」など、都内14店のナイトクラブが行き放題になるサービス。1日何軒でもはしごできるため、すぐに元が取れる。使い方は、アプリなどで直近7日間のイベント一覧から予約し、発行された電子チケットをクラブの入り口で提示するだけだ。仕事帰りに満喫したい。

(文/日経トレンディ編集部)

※日経トレンディ2018年2月号の記事を再構成

次世代SMS「+メッセージ」はLINEの対抗サービスとなるか(日経トレンディネット)

 携帯大手3社が共同で発表した新しいコミュニケーションサービス「+メッセージ」。SMSを進化させた新しい技術「RCS」を採用し、電話番号を選ぶだけというSMSの手軽さはそのままに、写真やスタンプも利用できる「+メッセージ」は、携帯大手3社の「LINE対抗策」とみられているが、実際はどうなのだろうか。

【関連画像】携帯大手3社が共同で発表した「+メッセージ」。電話番号でメッセージのやり取りができる、SMSの進化系サービスだ

●スタンプも送信できるSMSの進化版

 4月10日、NTTドコモ、KDDI(au)、ソフトバンクの携帯大手3社が共同で記者会見を開いた。そこで発表されたのが、3社が共同開発した新しいコミュニケーションサービス「+メッセージ」である。

 これは、携帯電話の電話番号を利用して、最大で全角70文字のテキストをやり取りできるショートメッセージサービス(SMS)を進化させたサービス。メッセンジャーアプリと違って、アカウントの取得やログインの必要がないのがメリットだ。

 しかも「+メッセージ」では、テキストのみなら全角で最大2730文字まで送ることが可能。さらに最大100MBまでの写真や動画、音声、位置情報、そしてスタンプの送信もできるようになっている。メッセンジャーアプリの「LINE」のようなコミュニケーションをSMSで可能にしたサービスと考えていい。

 もう1つ、大きな変化と言えるのが料金体系だ。従来のSMSは1通送信するたびに料金が発生する「通数課金」で、ドコモの場合は1通当たり3円かかる。だが「+メッセージ」では、送信したデータ量に応じてパケット通信料がかかる仕組みなので、定額プランを利用していれば料金を気にする必要がない。

 「+メッセージ」の対応機種はドコモ、au、ソフトバンクのスマートフォンおよびタブレットで、OS(基本ソフト)のバージョンはiOS 9.0以上、Android 4.4以上で利用できる。なお、サービス開始は5月9日が予定されているが、当初利用できるのはAndroid端末のみ。iOS端末に関しては、準備ができ次第対応する予定とのことだ。

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