Aミッタル、伯薄板投資を再開(日刊産業新聞)

 鉄鋼最大手のアルセロール・ミッタルは15日、ブラジルの冷延、亜鉛めっき鋼板製造拠点、アルセロール・ミッタル・ベガで3億3000万ドル(366億円)規模の投資再開を発表した。連続焼鈍ライン、第3亜鉛めっきラインを新設、2021年に稼働し、年産能力を210万トンに70万トン増やす。高強度、高品質製品の供給力を拡大し、自動車、建設、家電向けなどの需要拡大に応じる。

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6月国内向け普通鋼受注 5カ月連続増366万トン(日刊産業新聞)

 国内鉄鋼需要の先行指標となる普通鋼鋼材受注の回復の足取りがより確かなものとなってきた。日本鉄鋼連盟が16日発表した用途別受注統計によると6月の国内向け普通鋼鋼材受注は前年同月比3・1%増の366万トンで5カ月連続増となった。一方、輸出向けは2・7%減の193万4000トンで2カ月ぶり減。受注トータルは1・0%増の559万4000トンで3カ月連続増となった。国内では建設向けの需要回復が本格化し、製造業向けも堅調に推移している。海外の鉄鋼需要も総じて堅調だが、高炉メーカーの生産余力が乏しいため輸出向けは200万トンを割り込む水準が続いている。

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亜鉛建値4.2万円下げ29.8万円 鉛1.7万円下げ28.4万円(日刊産業新聞)

三井金属は16日、8月積み亜鉛建値をトン4万2000円(12・4%)引き下げ29万8000円に改定したと発表した。LME亜鉛現物相場急落を映し、2016年11月以来1年9カ月ぶりの30万円割れ。亜鉛建値の1回の下げ幅としては、2008年のリーマン・ショック以降で最も大きかった今年6月26日の3万6000円を超えた。月内推定平均は31万8700円。

三菱マテリアルは16日、8月積み鉛建値をトン1万7000円(5・6%)引き下げ28万4000円に改定したと発表した。米・トルコの対立激化などから指標となるロンドン金属取引所(LME)の鉛現物相場が急落したことを反映し、2016年11月以来1年9カ月ぶりの安値を付けた。月内推定平均は29万300円。

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LME非鉄金属相場、軒並み節目割れ(日刊産業新聞)

 ロンドン金属取引所(LME)の非鉄金属が軒並み下落している。銅やアルミ、鉛は心理的な節目を下抜け、亜鉛や錫、ニッケルも安い。世界的に貿易摩擦が激化することへの懸念が高まる中、トルコ通貨の急落など新興国経済への不安が広がっている。金融市場はリスクオフに傾いており、商品や株式といったリスク資産が売られやすい。リスク回避の動きとともにドル高が進行していることも、非鉄相場にとっては重しになっている。

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18年アルミ地金需給、48万トン供給不足に見直し(日刊産業新聞)

 住友商事の軽金属事業部地金チームがこのほど発表した「アルミ地金2018年7月回顧と展望」によれば、今年のアルミ市場は47万9000トンの供給不足と、年初に予測した22万8000トンの供給過剰を見直した。中国を除いた地域の需給環境に大きな変化はなく、需要超過は継続している。その中国でも環境規制の強化による減産などから、これまでの荷余り感がやや抑制されつつある。19年については供給過多見通しは変わらないものの、余剰幅が9万7000トン縮小している。

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藤澤鋼板、スリッターライン改良(日刊産業新聞)

8/17(金) 10:58配信

日刊産業新聞

 有力コイルセンターの藤澤鋼板(本社=千葉県浦安市鉄鋼通り、藤澤鐵雄社長)はこのほど、厚物加工を得意とするスリッターライン「S―1」を改良し、生産性を向上させた。昨年、全面更新した油圧拡縮型(HES)のカッタースタンドに「自動位置決め装置」を搭載。刃組み作業の省力化につなげた。

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飯塚鉄鋼、プレス設備増設検討(日刊産業新聞)

 飯塚鉄鋼(本社=兵庫県姫路市別所町北宿、矢野健社長)は、今年11月にも本社工場にプレス設備1基を増設する方向で検討している。導入予定設備はコマツ産機製の300トンプレス。今春にトルコ製のプレス設備を新設し、鋼板の曲げ加工に進出したが、同加工はすでにフル操業となっており、外注対応を継続していた。今回、こうした外注加工を可能な限り自社に取り込むとともに、鋼板の二次加工全体を強化していくのが狙い。

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スクラップ 大阪湾岸7月船積み量、3カ月ぶり減3.9万トン(日刊産業新聞)

8/17(金) 10:55配信

日刊産業新聞

 関西鉄源協議会(代表幹事=黒川友二・扶和メタル会長)がまとめた7月の大阪湾岸スクラップ船積み数量は、前年同月比7%減の3万8654トンと3カ月ぶりに前年実績を下回った。ヘビースクラップについては鉄スクラップ共同輸出の船積みに加えて「内外、また東西価格差が生じていたことなどから船積み数量が増えた」(流通筋)とみられる一方で、中国の環境規制強化などに伴い、同国向け雑品スクラップ輸出の低迷が続いている。

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国内BH価格、さらに上伸13万5000円へ(日刊産業新聞)

 国内のBH(ビルトH形鋼)の価格は今秋さらに上伸し、13万5000円前後(トン当たり、ストレート物)となる方向だ。BH製作業者の多くが来春まで受注残を抱え、母材の厚板価格がさらに上昇する方向にあり、コスト負担を製品価格に転嫁し安定収益の確保に動くことが確実なため。大手業者では「年内、14万円まで上がる可能性も出てきた」としている。

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