<上尾男性放置死>男性の通夜、知人ら怒り「ずさん、考えられない」(埼玉新聞)

 埼玉県上尾市戸崎の障害者支援施設「コスモス・アース」で知的障害を抱える男性利用者(19)が車内に放置され熱中症とみられる症状で死亡した事故で、男性の通夜が16日夕、上尾市内の斎場でしめやかに営まれ、親族や友人らが早すぎる別れを惜しんだ。

 参列者によると、男性は施設に入所する際に作ったスーツを着て、傍らには大好きだったミニカーとスポーツドリンクが置かれていた。男性の母親は憔悴(しょうすい)しきった様子で、「本当のことが知りたい」と話したという。

 男性を知る女性(50)は「音楽をかけると、いつも踊っていた。明るくて優しい子だった」と振り返り、事故について「点呼をしていなかったなら考えられないこと。作業中に男性がいないことにも普通は気付くはず」と語った。別の知人女性(50)は「体の大きな男性を車から降ろし忘れるなんて考えられない。いないことに気付いた職員が男性を捜さないのもずさん」と怒りをあらわにした。

 男性は施設に到着してから約6時間後、送迎車内で倒れているのを発見された。県によると、降車時に複数の職員で行っていた利用者の確認を運転手1人で行っていたほか、昼食時に職員の1人が不在に気付いたものの情報が共有されなかった。

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