障害者のお守り作りに支援を 滋賀でクラウドファンディング – 京都新聞

障害者施設で作ってもらった信楽焼のお守り。近江の麻布の入れ物に包み、特産品にしたいという(大津市内)
障害者施設で作ってもらった信楽焼のお守り。近江の麻布の入れ物に包み、特産品にしたいという(大津市内)

 障害者福祉施設で作った信楽焼の勾玉(まがたま)のお守りを販売しようと、大津市の市民グループ「RAINBOW LIGHT(レインボー・ライト)」が取り組んでいる。勾玉は近江の麻生地の小物入れで包み、福祉と伝統が融合した特産品として広めていくといい、信楽焼の型の購入費など初期費用をインターネットを通じて募集している。

 同グループは、大津市秋葉台の画家HIDEKIさん(51)とグラフィックデザイナーの森友美子さん(52)が2006年に立ち上げた。芸術を軸にしたワークショップや親子キャンプなどに取り組んでおり、14年からは障害者福祉施設の手作り作品展にも携わっている。

 手作り作品展に展示されている作品は、独創的で質も高いが販売価格は材料費程度のものも多い。販路を持たない施設も多く、優れた作品を作っても通所者の収入増につなげられない現状がある。施設の収入アップの一助になればと、勾玉づくりは甲賀市の「信楽くるみ作業所」に依頼。勾玉を包む布は近江の麻生地で、巾着型と二枚貝の形の2種類を用意した。袋詰めの作業は大津市のノエル福祉会「ぽかぽか」に頼んだ。

 HIDEKIさんは「一つ一つ、心を込めて作ってもらっている。心のこもったお守りを届けたい」と語る。

 初期費用の募集は30日まで。クラウドファンディングサイト「キャンプファイヤー」内で募る。目標金額は50万円で賛同者には勾玉のお守りなどを贈る。すでに製作に取りかかっており、目標額に達しなくてもお守りづくりは続ける。

【 2017年06月18日 21時40分 】

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クラウドファンディング(英語:Crowdfunding)とは
ある目的、志などのため不特定多数の人から資金を集める行為、またそのためのネットサービスのこと。大衆(crowd)と財政的支援(funding)を組み合わせた造語であり、ソーシャルファンディングとも呼ばれる。クラウドファンディングの実施者は、インターネットを利用して不特定多数の人々に比較的低額の資金提供を呼びかけ、必要とする金額が集まった時点でプロジェクトを実行する。
米国では2008年に創設された「Kickstarter」が有名であり、12年7月3日までに6200のプロジェクトが参加、合計2億2900万ドルの資金調達に成功している。日本では「CAMPFIRE」や「READYFOR?」を代表とし、映画系・ファッション系・アート系・地域活性化系など、ジャンルを特化したサイトも多数登場している。
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