福袋 「体験型」の時代 レストラン列車披露宴も(産経新聞)



 今年も残すところ2カ月を切り、百貨店各社が来年の初売りに並べる福袋を相次ぎ発表している。話題を呼んで新年から購買意欲を盛り上げようと、目玉商品の中にはバイヤーが1年前から準備してきたものも。各社がそろって打ち出すのは、特別なぜいたくを味わう「体験型」の福袋だ。

 伊勢丹新宿店は自動車のF1シリーズの一戦、モナコグランプリを観戦する「夢袋」を発売。旅費や宿泊費を除いても1人250万円と値は張るが、各チームが整備などを行うピットなど通常は立ち入り禁止の場所にも入れるとあって、ファン垂涎(すいぜん)の品だ。

 日本橋三越本店は着物と羽織をあつらえて高級クラブで飲食する「男の銀座遊び体験」を売り出す。飲食2人分で32万4千円と、こちらも高価だ。

 約400種類、3万個の福袋を用意する松屋銀座店は「体験型」を前年の13種から37種に増やす。陸上のトラック種目で日本人初の世界大会でのメダルを獲得した元陸上選手、為末大さんが子供にかけっこを指導する福袋(15人限定)はシューズ込み2万円。一方、高島屋は将棋好きの子供向けの福袋として、公式戦29連勝を達成した藤井聡太四段の師匠、杉本昌隆七段による講義と多面指しでの対局などをセットにし、新年にちなみ2018円で販売。親子30組を募る。

 また東武百貨店池袋本店は「寿司食べ放題60分」を発売。同店の「立喰い寿し すしつね」で、40種以上のすしを選べる。2人で2018円と激安だけに1組限定の抽選販売だ。

 そごう・西武の目玉は、西武鉄道のレストラン列車「52席の至福」を借り切って、池袋-西武秩父駅間を走りながら結婚披露宴を開く福袋。計26人まで出席でき、指輪や料理、引き出物など含め201万8千円。

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