トランス脂肪酸の使用低減 明治、家庭用マーガリンで積極展開(SankeiBiz)



 過剰な摂取により心臓病のリスクが高まる可能性が指摘されているトランス脂肪酸について、明治はトランス脂肪酸を低減した家庭用マーガリン類の積極的な情報発信を行う。今年6月から米当局が規制を強化することに伴う措置で、明治は従来の取り組みを充実させて市場拡大を狙う。

 明治では、油脂の加工過程で生じるトランス脂肪酸を多く含む「部分水素添加油脂」を3月から不使用とする。米食品医薬品局(FDA)が6月から、部分水素添加油脂の食品への使用を規制することに対応した。

 具体的には、家庭用マーガリン類10商品のパッケージに「トランス脂肪酸の低減に取り組んでいます」「部分水素添加油脂を使用しておりません」などと訴求するロゴをつけて3月1日から発売する。また、ホームページを新規開設し、トランス脂肪酸に関する情報を分かりやすく提供する考えだ。

 明治は2006年ごろから、部分水素添加油脂について、パーム油など自然界に存在する固体油脂をブレンドしたものに徐々に置き換えている。

 マーガリンの市場規模は年々縮小傾向で、消費者のトランス脂肪酸に関する不安は払拭されていない。明治は今回の完全不使用を契機に、マーガリン市場の拡大を図る考えだ。

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