「この人は頭がいい」と思わせる超簡単なコツ(東洋経済オンライン)



 皆さんは、「質問」というものに対して、どんなイメージをお持ちでしょうか? 

 多くの人は、単に「何かの答えを聞き出すだけのもの」だと考えています。だから、何の工夫もない「雑な質問」をする人が少なくありません。質問に「テクニック」がないのです。

 しかし、いい質問をいいタイミングで投げかけることのできる人は、相手から高い評価を受けることができます。質問がうまいだけで「この人は頭がいい」「話をするのに値する人だ」と思ってもらえるのです。

 そして、「質問のうまさ」は「テクニック」に依拠します。誰もが、訓練次第で「質問の達人」になれます。

 ここでは、ぜひ皆さんに今日から実践していただきたい「質問の技術」をご紹介していきます。いずれもシンプルなものですが、相手があなたを見る目が変わるはずです。

■1・ひとつの質問の中に複数の質問を混ぜない

 世の中には「何を聞きたいのかよくわからない」人がいます。質問がわかりにくいだけで、どうにも頼りなく、信用に足りない相手に思えてしまう……というのは、多くの人が口には出さずとも、ぼんやり感じていることではないでしょうか。

 「わかりにくい質問」で典型的なのは、「ひとつの質問の中に、たくさんの細かい質問が混じっている」パターンです。

 たとえば、なかなか営業の成果が出ない部下に対して、「なあ。おまえ、どうして契約が取れないんだと思う?」などと質問する上司がいます。

 こう聞かれた部下は、たいてい黙りこくって下を向いてしまいますが、別にふて腐れているわけではありません。論点がいろいろありすぎて、何を聞かれているのかよくわからないのです。

 この手の質問をされると、相手は答えるのが面倒くさくなって(というより答えようがないので)黙ってしまいます。同時に、質問をした相手への信頼度も急降下していきます。

 ですが、こうした「ごちゃ混ぜ型」の質問を、私たちはつい日常の中で使ってしまいがちです。なぜなら、そちらのほうがラクだからです。

 一方、質問のうまい人は、こうした雑な聞き方をせず、質問を細かく分割します。ひとつの「ごちゃ混ぜ型の質問」を、少なくとも3つに小分けする感じです。たとえばこんなイメージです。

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