「自分にしかできない仕事」を確立する心得(東洋経済オンライン)



会社という“看板”に寄りかからず、自分の名前で仕事をしたい、指名される人になりたい――。「自分を仕事にする生き方」をテーマに語る、ブロガー・作家のはあちゅうさんとモデルの田中里奈さんとの対談。
自分を仕事にするまでの経緯や、ひとりで仕事をするなかでの成長の測り方などについて語った前編(「私たちが『自分』の名前を仕事にできた理由」2月6日配信)に続いて、後編では、年齢を重ねるなかで起きた変化などを語り合いました。

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■心の声を聞くトレーニングのすすめ

 はあちゅう:里奈さんのブログといえば1~2年前、なんだか更新が減ったな、と感じたことがあったんです。そのころから「旅の人」になりつつありましたよね。旅本もいくつか出して。

 里奈:20代はほとんど休みもとらず、仕事に突っ走ってきた時期だったので、29歳になる年の年間目標として、「今年は腰を据えて勉強する年にしよう」と決めました。でも、年が明けて3カ月経つころ、旅ばかりしてる自分に気づいて(笑)。

 はあちゅう:勉強はしてなかった、と(笑)。

 里奈:そう。旅をする流れがきているなら、今年は旅する年にしようって、年間目標を変えたんです。そうしたら旅が旅を呼んだというか、オンオフ問わずたくさん旅をして、一昨年は1年の半分以上、東京にいなかったくらいです。

 はあちゅう:旅を重ねていくなかで、変わったことはありました? 

 里奈:自分の心の声を聞く練習をし始めて、それが少しずつできるようになったのが、大きな変化だったかな。昔は頭で考えたことを優先して、旅の計画も綿密に立てるタイプで、予定をこなすことで精いっぱいになって、自分が心で感じていることを置いてきぼりにしていたと思います。

 そんな私が飛行機に乗ってから、「この旅で、私は何をしたい?  どんな旅にしたい?」と自分に問いかけるようになりました。仕事をしてもいいし、絶景を見てもいいし、そのときどきの心が真に求めることに素直に動くようになった。それを1~2年やっているうちに、日常生活でも自分の心が欲すること、欲さないことの判別がつくようになりました。

 はあちゅう:本を読むと、「心の声を聞きましょう」とか書いてあることが多いですが、自分の心の声を聞くのって本当はすごく難しいですよね。心が求めること、求めないことで言うと、20代のときは「あまり気が進まないけど、この番組には出ておいたほうがいいかな」みたいな、頭と心がバラバラの状態で動いていたことはあったなぁと思い出します。

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