カツオ・マグロの一本釣りを手掛ける静岡の音代漁業(株)が民事再生手続を廃止、破産開始決定(東京商工リサーチ)



 音代漁業(株)(TSR企業コード:430092040、法人番号:9190001007298、静岡市清水区袖師町1974-39、登記上:三重県度会郡南伊勢町田曽浦3952、設立昭和40年2月、資本金2700万円、浜口正英社長)は10月10日、静岡地裁より破産開始決定を受けた。破産管財人には伊藤みさ子弁護士(静岡・市民法律事務所、静岡市葵区伝馬町9-1、電話054-252-9555)が選任された。
 負債総額は約21億円。
 昭和40年創業の遠洋漁業者で、自社船を積極的に建造。カツオやマグロの一本釣りやまき網漁のほか、水産物の加工販売も手掛け、ピークとなる平成21年2月期には売上高約60億1800万円をあげていた。しかし、その後の業績は低迷し、24年2月期の売上高は約50億6900万円に落ち込んだ。26年2月期は約59億円に持ち直したが、採算は低調推移を余儀なくされていた。
 27年には漁船の沈没事故もあり、資金繰りは限界に達し29年2月9日、静岡地裁に民事再生法の適用を申請した。3月1日、再生手続開始決定を受けたが、公租公課の遅延損害金の支払いのメドがつかないなどの問題から、9月12日には再生手続廃止となっていた。

東京商工リサーチ



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