超望遠「COOLPIX P1000」はスナップ撮影にも使える 三井公一の最新デジカメ撮って出し(日経トレンディネット)



12/8(土) 8:00配信

日経トレンディネット

 超望遠撮影が楽しめるニコンの「COOLPIX P」シリーズ。その最新モデル「COOLPIX P1000」は、なんと光学125倍ズームだ。ついに3000mm相当となる“眼”を手に入れた同機は、野鳥や月などスーパーテレフォト撮影で大活躍する一台に仕上がっている。

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 COOLPIX P1000は、レンズ一体型の「コンパクトデジタルカメラ」なのだが、そのルックスはデジタル一眼レフ並みだ。本体を初めて見たら「デカい!」と思うに違いない。しかし、実際に使ってみるとこのサイズ感も納得である。35mm判換算24-3000mm相当のズームレンズを本体に収めるためには必要な大きさなのだ。

 そのことは、実際に有機ELのEVF(電子ビューファインダー)をのぞいて超望遠で撮影すると実感できるはず。手になじむ大きめのグリップのおかげで、遠くの小さい被写体もフレーム内にしっかりと捉えられるのだ。小型軽量すぎるモデルでは本体が安定しないため、こうはいかない。また、デジタルズームとの合わせ技「ダイナミックファインズーム」なら最大250倍、約6000mm相当の撮影も可能となっており、そんな撮影では、補正効果5.0段のデュアル検知光学手ブレ補正が威力を発揮する。

 もちろん画質も良好だ。1/2.3型原色CMOSセンサーの有効画素数1605万画素だが、スッキリとした画を切り取ってくれる。レンズもなかなかのもので、12群17枚(EDレンズ5枚、スーパーEDレンズ1枚)、F値は2.8-8.0となるが、ワイド側はヌケ感も良く、標準域も整った描写。もちろん、ウリの超望遠域でも驚異の写りを楽しめた。

 本体はかさばるし、電池、メモリーカード込みの重量は約1415gと重いのだが、ボタンやレバー類の配置・節度感がそんな弱点をカバーする。またRAW撮影にも対応しており、より踏み込んだ作品づくりにも応えてくれるだろう。日常のスナップ撮影から、肉眼では捉えられない超望遠の世界までを楽しめる、オンリーワンのカメラがCOOLPIX P1000なのである。

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