ミャンマーの水産業、新たな飼料候補を模索(SankeiBiz)



 ミャンマーの水産業は新たな飼料の候補を模索している。飼料価格の高騰に加え、同国にとって最大の水産物の輸出相手国であるサウジアラビアでの需要縮小が響いた。戦略の転換を迫られた養殖業者は、水産物をサウジ国民の好物のコイから中国人に人気のナマズに切り替えたり飼料コストの低減を図ったりしている。現地紙ミャンマー・タイムズが報じた。

 水産業にとって課題の一つは、飼料のふすま価格の高騰だ。ふすま価格は過去5年間で最高水準にある。ミャンマー水産用飼料協会のテト・フム会長によれば、ふすま価格は過去数年間で約3割上昇した。また、サウジが水産物の輸入を停止し、輸出が急減したことも打撃となった。

 農業・畜産・灌漑(かんがい)省の統計によれば、ミャンマーの2016年度(16年4月~17年3月)の水産物の生産量は570万トンで、うち淡水魚が全体の47%に相当する。16年度の水産物の輸出量は44万トン、輸出額は約6億580万ドル(約742億円)と総生産量の約8%に達した。

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