スルガ銀預金、ゆうちょ流入なし 郵政民営化委員会の岩田氏、資金移動警戒の金融庁牽制(SankeiBiz)



 政府の郵政民営化委員会の岩田一政委員長は21日の委員会後の記者会見で、「スルガ銀行の預金が相当流出しているが、ゆうちょ銀行の貯金残高は減少を続けている」と述べ、不正融資問題でスルガ銀から流出した預金がゆうちょ銀に流入していないと指摘した。

 ゆうちょ銀の限度額をめぐって、日本郵政は撤廃を求めているが、金融庁は民間の金融機関の資金がゆうちょ銀へ向かうことを警戒しており、規制緩和への反発が根強い。

 岩田委員長は「預金者保護の制度が整い、金融行政が銀行の経営や健全性を監督している」と資金移動が起きない理由を分析し、金融庁を牽制(けんせい)した。

 一方、民営化委員会は今春、報告書を取りまとめて公表する予定だったが調整が難航しており、時期については「できるだけ早い時期に調整を終えたい」と述べるにとどめた。

 日本郵便が、宅配などの成長分野に人員を配置転換するために土曜日の郵便配達の中止を総務省に要望したことについて、岩田委員長は「収益性の高いところで人材を確保することは重要」と述べ、制度改正に理解を示した。

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