武田のシャイアー買収、EU承認 開発中の治療薬売却を誓約(SankeiBiz)



 武田薬品工業は21日、アイルランド製薬大手シャイアーの買収が、欧州連合(EU)の欧州委員会から承認されたと発表した。これにより、武田は国内外の当局から承認を取得したことになる。欧州委員会は武田の買収計画に対し、炎症性腸疾患領域の競争が阻害される恐れがあるとして調査を行っていた。両社は承認の条件として、シャイアーが開発中の炎症性腸疾患治療薬「SHP647」を売却すると誓約した。

 武田は、12月5日に買収手続きに必要な臨時株主総会を大阪市で開く予定。臨時総会で3分の2以上の株主の賛同を得て、裁判所の認可を得た場合、早ければ来年1月8日に手続きは完了する。武田のクリストフ・ウェバー社長は21日、「グローバルな研究開発型のバイオ医薬品企業のリーディングカンパニーの実現にまた一歩近づいた」とのコメントを出した。武田は、今年5月にシャイアーを460億ポンド(約6兆8000億円)で買収することで合意したと発表した。代金は現金と新たに発行する株式を合わせて支払う計画だ。

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