新MacBook Airは素晴らしい出来 でも買い替え候補に入れにくい 戸田 覚のPC進化論(日経トレンディネット)



11/22(木) 7:00配信

日経トレンディネット

 「MacBook Air」は完成度が高い製品だ。だが、初代モデルの登場から10年ほどが経過した。その間、新モデルは発売されているものの、製品コンセプトはほとんど変わっていないので、さすがに古く感じるようになっていた。そもそも解像度が1440×900ドットというのは、最近のモバイルノートとしては低すぎる。それでも人気を保っていたのだから、ある意味でとても素晴らしいのだが。
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【関連画像】新モデルだがデザインは既視感が強い。もちろん、仕上げは非常に良い

 そう思っていたら、11月についに新モデルが登場した。新しいMacBook Airは13.3インチモデルのみ。Windowsのモバイルノートでもメインストリームのサイズで、メインマシン、モバイルどちらにも使いやすいだろう。

 そもそも、最近のMacBookのデザインはどれもとても似通っている。外装すべてをアルミで作ったボディーはとても高級感がある。新しいMacBook Airもそのデザインコンセプトはほとんど変わらないし、12インチのMacBookとも似ている。

 だが、旧モデルとデザイン面で大きく違うのは、ディスプレーのベゼル(縁)が細くなり、液晶とともに全面がガラスで覆われる形になったからだ。色も黒くなった。これだけででも新鮮な印象を受ける。なお、MacBook Airとして初めて「Retinaディスプレイ」を搭載し、解像度も2560×1600ドットになった。

アルミボディーは非常に美しいが重い

 ボディーは例によってアルミだ。「6000シリーズアルミニウム」という強度の高い素材で、かつ再生アルミニウムを100%利用しているという。こんな配慮をしているメーカーは、アップルぐらいだろう。この点は大きな拍手を送りたい。

 ボディーの継ぎ目は非常に細く、エッジもしっかり立っていて、細部の作りまで完璧。表面の仕上げも非常に美しく、僕はゴールドの色合いにうっとりしてしまった。光の当たり方で黒っぽく見えるグラデーションがすてきだ。

 ただし、13.3インチモデルで1.25kgというのはいかがなものか。確かに前モデルの1.35kgと比べると100gも軽くなっている。だが、僕にとって13.3インチで1.25kgは少しも軽くない。というより、重い。富士通の「LIFEBOOK UH」シリーズは同じディスプレーサイズで600g台を実現している。Windowsの世界では、13インチモデルで1kgのノートパソコンは、もはや普通だ。

 そもそも、MacBook Airの「Air」は空気のように軽いことを連想させる。また、アップルのウェブページを見ると「世界に再び、軽さの衝撃を。」と書かれてもいる。だが、この重さでは衝撃的に軽いとは言えないだろう。

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