「ウチの子はダメ」と嘆く親ができてない基本(東洋経済オンライン)



11/11(日) 7:40配信

東洋経済オンライン

田園調布の「つくし会」は、慶應義塾幼稚舎など名門小学校への高い合格率を誇る、知る人ぞ知るお受験塾。募集や宣伝をせず長らくベールに包まれてきた。その代表の石井美恵子氏が、同会の指導方法を著書『募集しない名門塾の 一流の教育法』で初めて公開した。

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その石井氏と、『弱さをさらけだす勇気』の著者でもあり、これからの時代の教育法について錦織圭選手をはじめ第一線で活躍するテニスプレーヤーを育成してきた松岡修造氏が語り合った。

■「できる」ようにするには、段階を踏んで一歩ずつ

 松岡 修造:そもそも石井さんが幼児教室を始めようと思われたきっかけは何ですか? 

 石井 美恵子:息子2人の小学校受験を経験したことですね。子どもといっしょに受験に取り組むことで、「こんなふうに考えているんだ」と納得がいったり、「何でこんなことがわからないんだろう」と悩んだり、うまくできれば達成感を味わうことができたりと、いろいろな感情が芽生えて子どもとの絆が深まり、いっしょに成長できたと感じたんです。特に、できないことができたときの感動は大きかったですね。

 だから、そんな自分の体験をぜひ皆さんにお伝えしたい、共有したいと思ったんです。

 松岡:なるほど。僕の場合、ジュニアへのテニス指導ということに関しては、わりと冷静に取り組めているんですが、自分の子どもに対してはそれができない。ついイラッとした勢いで怒鳴ってしまいます。感情がストレートに出てしまうんですね。日々反省をしているんですが。子育てで失敗したことから学ぶことが多く、それが自分を強くしているように感じています。

 石井:失敗だとお感じになることがあったのですか? 

 松岡:もう、日々感じています。だからこそ、子どもではなくて、僕自身がいちばん成長しているという気がして仕方がないです。

 特に子育ては、とにかく“気持ち”だけを押すようなアドバイスが先行してしまうことが多いじゃないですか。「できる!  できる!」「頑張れ!」って。そんなやり方ではできるようになるわけがないですよね。どうしたらできるようになるかという方法を具体的に説明したうえで「できる」と言ってあげないと。石井さんはどんなふうに指導されているのですか。

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