お金持ちに「手ぶら」がやたら多い本当の理由(東洋経済オンライン)



11/11(日) 5:30配信

東洋経済オンライン

 ファイナンシャル・プランナーの花輪陽子です。世界の富裕層が集まると言われるシンガポールですが、富裕層の投資動向を調査分析するウェルスインサイト社によると、実際、2020年までにシンガポールはスイスを抜いて、世界最大のオフショア金融センターになると予測されています。

 そんなシンガポールでは、収入のほとんどを会社からの給料ではなく、配当収入から得ている富裕層がたくさんいます。こうした富裕層が身近にいて感じるのは、彼らの荷物はつねに軽いということです。

■富裕層はいつも「手ぶら」、普通の人は「パンパンバッグ」

 日本では、「今から登山にでも行くの」というほど大きなリュックを背負ったビジネスパーソンをよく見掛けます。バッグやリュックの中には、ノートパソコン、携帯の充電器、ノートや手帳に、飲みかけのペットボトルなど、いろいろなものが雑然と入れられています。必要がなくても、あれやこれやと持ち歩かずにはいられない人が、意外なほど多いのです。

 私も、子どもがまだ小さかったときは、同じような状態でした。ママバッグにオムツやミルク、着替えにゴミ袋と、必要最小限の荷物を入れているつもりでも、バッグがパンパンでした。しかも、持ち物が多いとそちらに気を取られて、逆に子どもの動きに不注意になるという悪循環に陥っていました。そのため、貴重品だけを超小型バッグに入れて、残りはなくしてもいいバッグに入れていたものです。

 実際、富裕層や成功者で、重そうなリュックやバッグを持ち歩いている人はほとんどいないでしょう。彼らの多くは本当に必要なものしか、カバンの中に入れないからです。カバンすら持ち歩かず、スマートフォンとキーケースだけの人も少なくありません。

 また、赤ちゃんを連れた知り合いのママは、バッグの中身もお財布、携帯、キーケースだけでした。用事を済ませたらすぐに帰るから、必要な物だけを持ち歩いているそうです。

 毎日会社に通っているビジネスパーソンと、配当収入で生活している富裕層では、ライフスタイルの違いから、どうしても持ち物に違いが出てしまうのは仕方がありません。ただ、たくさんの荷物を毎日持ち歩いている人は、「その荷物は、はたして全部必要なものなのか」を考えてみてください。本来は持つ必要のないものまで持ち歩いているはずです。

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