進化系メガネが続々、左利き用、ウエアラブル、タッチ式… 聞いた、試した、すごかった! 最新ビジネスギア情報局(日経トレンディネット)



11/9(金) 8:00配信

日経トレンディネット

 2018年10月22~24日の3日間、第31回 国際メガネ展(通称iOFT2018)が開催された。毎年、新しいアイデアや素材、技術などが発表されるなど、見どころの多いイベントだが、今年は、累進レンズをはじめ、多焦点に対応するアイデアの数々が注目された。コンタクトレンズで遠くを見て、近くは老眼鏡、家庭では日常生活用の弱めの近視鏡と、パソコンなどの仕事用、といった使い分けは今や一般的。1本のメガネではまかないきれなくなってきているのだ。

【関連画像】内田プラスチック「Glassick」。ペットボトルのリサイクル素材で作られたメガネのブランドだ

 そういった流行を踏まえつつ、目を引いたメガネやレンズを厳選、5つのメーカーといくつかのオマケを紹介する。

●右利き用、左利き用メガネ

 人の顔は左右非対称のことが多い。それならば、メガネも左右対称ではなく、顔の非対称性を利き手や利き目と同様に考えて、右利き用、左利き用があっても良いのではないか、という発想で生まれたというのが「レチルド」だ。

 左右非対称のデザインのメガネ自体はこれまでもあったが、基本は同じデザインで、左利き用、右利き用2種類を用意するというのは新しい。デザイン自体は同じだが、やや片側のフレームが太くなっているもの、アクセントが片側にだけ付いているもの、そういったデザインのメガネが左利き、右利きそれぞれに用意されているのだ。

 実際に掛けてみると、確かにイメージが変わる。ちょっとの違いだが、掛け比べると明らかに違いがあるし、より自然に見えるほうが必ずある。同社のサンプル調査によると、左利きの顔が40%、右利きの顔が40%、両利きの顔が20%くらいということなので、左右対称のフレームでもかなりの人の顔に対応するのだと思う。それでもこういう試みがあると、より自然に自分の顔にしっくりくるフレームを探すことができるわけだ。

ペットボトル素材のメガネフレーム

 内田プラスチックのメガネブランド「Glassick」は、同社が持つプラスチックの成形技術を生かし、ペットボトルのリサイクル素材を使ったメガネフレームを製作している。ペットボトル素材は軽くて曲げに強いので、メガネフレームに向いた素材なのだ。

 ペットボトル1~2個でメガネフレームが1つ製作できるという。もちろんリサイクル素材なので、粉砕・洗浄したところで、多少の色ムラなどは起こる。そこを、きれいに染めて成形する技術が、内田プラスチックにはあるということなのだ。フレームとしてもダブルヒンジ機構を採用するなど、掛け心地にも配慮している。そして、かなり安価に市場に出せるそうだ。

 プラスチックのメーカーだけあって、例えばロゴなどをプリントするのではなく、内部にロゴや模様を入れた状態でフレームを作る「インナーロゴ」にも対応。長時間擦られても消えないロゴや模様をデザインすることも可能だそうだ。こういう気軽なメガネが増えるのも、1人で数本持つのが当たり前になっていきそうなメガネ事情から考えると、うれしい可能性の1つだ。

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