ワイヤレスの次はスマート化 オーディオの次のトレンドとは?(日経トレンディネット)



10/20(土) 8:00配信

日経トレンディネット

 スマートフォンのハイエンドモデルでイヤホン端子を廃したものが増えていることもあって、近年のヘッドホン/イヤホンのトレンドは「ワイヤレス」が主役だ。それと同時に訪れているのが、スピーカーの「スマート」化の波。さらに欧州を中心に「ノイズキャンセリング」という付加価値を備えたモデルが存在感を増している。欧州の状況は日本市場の次の展開を見るのにも参考になる。欧州の都市部では日本と同じく電車で通勤する人が多く、騒音軽減の需要があるためだ。そこで、欧州のトレンドから日本のオーディオの次を占ってみよう。

【関連画像】beyerdynamicのノイズキャンセリング対応ヘッドホン「LAGOON ANC」

●ワイヤレスかつノイズキャンセリング

ドイツの名門ブランドbeyerdynamicは、同ブランド初となるワイヤレス・ノイズキャンセリング対応ヘッドホンの「LAGOON ANC」、イヤホン版の「BLUE BYRD ANC」をIFA2018に出展していた。米国のヘッドホンブランドのスカルキャンディは、同社初のノイズキャンセリング対応ワイヤレスヘッドホン「Venue」を発表。日本でも11月2日に発売する。紛失したときにどこにあるのかをトラッキングできる忘れ物防止タグ「Tile」を内蔵しているのがユニークだ。

 ワイヤレスで人気を加速させているヘッドホン/イヤホンは、通勤時も快適に音楽に集中できるノイズキャンセリングと併せて広がりつつあると言える。

Bluetooth、Wi-Fiスピーカーが次々とスマートに

 スピーカーによる音楽リスニングのスタイルが変化しているのも最近の傾向だ。その理由は、スマートスピーカーへのシフトが鮮明になってきたから。スマホと接続するBluetoohスピーカー、Wi-Fi接続で定額音楽配信サービスを利用するWi-Fiスピーカーを送り出しているオーディオメーカーから、アマゾンやグーグルの音声アシスタントに対応したスピーカーが続々と登場している。

 ギターアンプをモチーフにしたスピーカー/ヘッドホンを販売しているMarshall Speakersは、同社のワイヤレススピーカーの最新モデルとしてAmazon Alexa対応モデル、Googleアシスタント対応モデルを発売している。

 デンマークのLIBRATONEは、同社のワイヤレススピーカーをスマートスピーカー化した「ZIPP 2」「ZIPP MINI 2」を発表。360度サウンドを再生するスピーカーで、Amazon Alexaに対応する。

 欧州では定額音楽配信サービスが人気なうえ、家中で音楽を流すマルチルームの需要もあるので、手軽に音楽を流せるWi-Fiスピーカーがそもそも人気だ。そこに、ネットワークにつながることでさまざまな機能を実現できるスマートスピーカーが登場してきた。今後はWi-Fiスピーカーを含む市場全体をAmazon AlexaやGoogleアシスタントに対応したスマートスピーカーがのみ込んでいく可能性がある。

(文/折原一也)

【関連記事】

Related Post



コメントを残す