経路は便利なのに…本数が「残念」な特急10選(東洋経済オンライン)



10/19(金) 5:40配信

東洋経済オンライン

 メインとなる列車の運転区間からは外れるけれど、便利で重宝する貴重な直通列車がある。しかし、メインでない悲しさ、思ったよりも利用客が多くなく、存続さえ危ぶまれている残念な特急列車も散見される。今回は、そうしたやや日陰の存在である列車にスポットを当ててみた。

【写真】八ヶ岳をバックに走る「はまかいじ」

■“異端”とも言える「はまかいじ」

1) はまかいじ[横浜―松本]
 中央東線を走る代表列車「スーパーあずさ」「あずさ」「かいじ」。新宿―松本を主たる運転区間として、30分ごとに「スーパーあずさ」「あずさ」と「かいじ」が新宿を発車している。最近では、新型車両E353系が続々と投入され、乗り心地がよくなったと評判も上々だ。

 そんな中にあって、異端とも言える列車が「はまかいじ」である。横浜を起点として、横浜線を走破し、八王子から中央東線に乗り入れ、松本まで行く。車両はE353系でもE257系でもなく、「踊り子」で使用されるものと同形式の185系6両編成。土曜と休日の運転で、朝、横浜を発車する下りと、夜横浜に戻ってくる上りの1日1往復のみである。

 1日2往復運転されていた時期もあったのだが、利用状況が芳しくないためか、現在は1日1往復に戻っている。横浜や町田エリアに住んでいる人には重宝する列車かと思われるものの、中央線沿線への行楽客はクルマや高速バス利用も多く、主流とはなっていない。

 185系の引退時期が迫っていて、後継車両の問題などもあり、存続自体が不透明だ。異色の列車は、鉄道旅行の利便性を宣伝する効果もある。魅力的な車両を導入して何とか永続させてもらいたいものだ。

2) あずさ[千葉―南小谷]
 新宿始発がメインの「あずさ」「かいじ」の中で、千葉始発南小谷行きの「あずさ」は毎日運転だ。船橋、錦糸町にも停車するので、千葉県民や東京の下町在住者には便利な列車であろう。松本からは大糸線に乗り入れ、豊科、穂高、信濃大町、白馬と停車していくので多様なニーズに応える列車として常時混雑している。

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