会社で働いているのは「正社員」だけではない(東洋経済オンライン)



10/17(水) 9:00配信

東洋経済オンライン

現在でも企業は、多くの仕事や業務を社員以外の人に頼っていますが、今後はプロジェクトごとに違う専門家に仕事をお願いしたり、フリーランサーを雇ったりする機会がさらに増えそうです。そこで今回は、人材開発支援会社、コーナーストーンオンデマンドのブログから、こうした人材をどうマネジメントしたらいいのかを紹介します。

■ギグが広がれば上司の役割も激変する

 ロボットとはまったく関係ない、新たな働き方の波が到来しています。インターネットを通じて単発の仕事を受注する「ギグ・エコノミー」です。

 近年、短期で仕事を請け負う「ギグ」はウーバー、タスクラビットといった企業からあらゆる業界に急速に浸透しつつあります。ある報告よると、労働力の50%以上が今後10年以内にフリーランスになるとされています。

 そこまで劇的な数字になるかどうかはともかく、ギグ・エコノミーにより働き方が変わることは確かだと思います。特に、上司の役割が変わるでしょう。ギグ・エコノミーでは、正社員で構成される部門ではなく、多様で次々に入れ替わる人材プールをマネジメントする必要が出てきます。

 デロイトの調査によると、より多様な雇用形態を管理する用意ができていると回答した人は16%にとどまりました。ギグ・ワーカーと正社員が混在する部門をうまく統率するため、上司はタスクマネジメント能力と人材マネジメント能力の両方をスキルアップする必要があります。

 前職で管理職に就いていた10年ほど前、私は初めてギグ・エコノミー型のマネジメントにかかわりました。ある重要なプロジェクトを遂行するため、テクニカルライターを採用しました。強力な推薦もあり、彼女はすばらしい仕事をしてくれました。

 ただ、意思の疎通に問題がありました。そのテクニカルライターはあまり協調性がなかったので、私の部下は彼女と一緒に仕事することを好みませんでした。上司である私は、部下が「話を聞いてもらえている」「評価されている」と思えることのほうが重要なのか、プロジェクトを成功させることのほうが重要なのか、判断を迫られました。

 当時の状況では、プロジェクトを完遂することに意味がありました(彼女には、ほかの部下にない専門性がありました)。そこで私は部下に、彼らの困難な状況を理解していると伝えました。そしてプロジェクトが終わる頃には、部下も理解を示してくれました。仕事がうまく行ったことを喜んでくれ、彼女を雇った理由も理解してくれました。ただ、彼女とは2度と仕事したくないようでした。

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