台湾で「名古屋めし」が人気化した根本理由(東洋経済オンライン)



10/14(日) 6:00配信

東洋経済オンライン

 現在、台湾で名古屋の飲食店が続々とオープンしているのをご存知だろうか。味付けが濃厚でオリジナリティあふれる「名古屋めし」が台湾でどのように受け止められているのか。それを確かめるべく、台湾現地を取材してみた。なお、台湾の通貨単位の元は渡航時のレート1元=3.8円で計算し、端数は四捨五入した。

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■日本のラーメンは台湾人には辛すぎる!? 

 台湾進出の先駆けとなったのは、名古屋のソウルフードともいえるラーメンの「スガキヤ」だ。1995年、台湾に合弁会社を設立し、現在は台湾全土で20店舗を展開している。

 日本のスガキヤは、ショッピングセンターのフードコートを中心に出店している。それは台湾でも同じだった。筆者が訪れたのは、新北市にあるデパート「ビヨンドプラザ」地下2階のフードコートにある「壽賀喜屋 比漾百貨」だ。

 しかし、メニューは日本とはかなり違っていた。まず、ソフトクリームやクリームぜんざいなどの甘味メニューがない。ラーメンも鶏の唐揚げをのせたものなど日本にはないメニューもあった。さらにお弁当や丼もの、餃子や揚げ出し豆腐などサイドメニューがかなり充実していた。

 筆者が注文したのは、シンプルなコーン入りの「玉米拉麺」(98元=約370円)。台湾に出店している日本のラーメン店と比べるとかなり安い。まずはスープをひと口……。あれ?  食べ慣れているはずの和風とんこつスープが少々薄く感じるが……。

 「和風とんこつのベースは同じですが、台湾の人々の味覚に合わせて、ややマイルドな味わいに仕上げています。日本で出しているラーメンの味にあまり執着はしていません。とにかく現地の方に、良いものをより安く提供できれば」と話すのは、スガキコシステムズ管理本部のゼネラルマネジャー、吉田博之さん。フードコートへの出店とリーズナブルな価格という「スガキヤ」のビジネスモデルは台湾でも支持されている。

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