「ワンプレートご飯」各社が投入 家事の時短ニーズを反映(SankeiBiz)



 主食のパンやご飯、複数のおかずなどを1枚のお皿に盛り込んで、1人分の食事を完成させる「ワンプレートご飯」。食品メーカー各社は、秋冬商戦向けに相次いで関連商品を投入し、家庭における普及を目指す。共働き家庭が増加する中、家事の時短ニーズを反映して販売好調だという。

 ワンプレートは、ハウス食品グループ本社が昨年8月、カレー、ハヤシに次ぐ「第3のワンディッシュ」として投入した「シチューオンライス」がブームの火付け役となった。年間販売額は10億円を達成するなど、食品業界で久々のヒットとなった。

 エスビー食品は今年2月、「とろっとワンプレート」シリーズ2品を投入。発売から約5カ月後の7月には、当初の年間売り上げ目標をクリアした。8月に「ドリアミート」を追加し、ソースにひき肉、タマネギを加え、8分間煮込むだけで完成という手軽さを強調する。

 キユーピーは8月から、地域限定商品「ビストロクイック 欧風ライスソース」を全国展開している。業務用のノウハウを活用するなど「本来家庭では出せない味」をフライパン一つで5分で完成できるのが売りだ。

 永谷園の「のっけごはん」シリーズは、学校給食のメニューを意識して企画・開発し、子供人気も取り込む。

 一方、和食による「和ンプレート」として、PRするのがキッコーマンだ。「混ぜご飯の素」をつかったおにぎりや、各種の総菜の素を組み合わせる。雑貨大手のロフトと協力して、こだわりのお皿と商品をセットにして提案するキャンペーンも展開する。

 ワンプレートご飯は、カフェなどで提供されたメニューが、会員制交流サイト(SNS)などで取り上げられ、インスタ映えする素材として話題になった。

 家庭でも、「つくるのが簡単」「食器の後片付けも少なくてすむ」など、家事の時短アイテムとしてニーズが強まっている。認知度も上昇する中、各社ともに来春の新商品に向けた準備を進めている。

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