スズキで新たな不正 燃費測定、2737台で改竄(産経新聞)



 スズキは26日、完成車の燃費測定などに関して新たな不正が見つかったと発表した。新たに二酸化炭素(CO2)の排出量を意図的に小さくするなどした不正な改竄(かいざん)が2737台、32車種で確認された。スズキは現場の検査員の数に対し業務上の負担が大きかったと釈明、再発防止策を徹底する方針だ。

 国土交通省が燃費測定に関する不正を8月に報告していたスズキを改めて立ち入り検査した結果、新たな不正が判明した。

 スズキは、これまで静岡県内3工場で、車速や走行状態など燃費測定に必要なデータを基に調査していたが、新たに平成21年5月以降のデータが確認できた。測定環境の条件を満たさない無効なデータを有効と判断していた台数が482台増え計6883台に達した。現時点で不正な書き換えには2人の検査員が関与していたことも判明。風通しの良い組織に見直す必要性も浮き彫りにした。

 26日に東京都内で記者会見したスズキの鈴木俊宏社長は謝罪した後、再発防止に向けて全容解明に努める姿勢を強調。「社外の専門家による客観的・中立的な調査と検証を進めて会社を直していくことが経営責任だ」と述べ、辞任を否定した。

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