駅から徒歩10分「渋谷ブリッジ」は人の流れを作れるか 話題の商業施設オープン速報(日経トレンディネット)



9/15(土) 8:00配信

日経トレンディネット

 東横線の渋谷~代官山間の地下化から約5年。地上駅や線路の跡地を利用した「渋谷ストリーム」が、2018年9月13日、渋谷駅南側に誕生(関連記事「『渋谷ストリーム』開業 “閑散エリア”に新たなランドマーク」)。さらに、渋谷と代官山エリアをつなぐ目的として、複合施設「渋谷ブリッジ」も同日オープンした。
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【関連画像】渋谷ストリーム前の稲荷橋広場前の遊歩道からスタート。渋谷ストリームの飲食店を右手に、渋谷川を左手に見ながら代官山方向に進む

 渋谷ブリッジは、線路跡地の細長い土地を利用して作られたA棟とB棟からなる複合施設。A棟には渋谷区の保育所型認定こども園が2018年10月に開園予定。B棟はさまざまな人々の交流を目的とした施設で、1~7階には鎌倉発祥のレストラン「GARDEN HOUSE」などを運営する「THINK GREEN PRODUCE(シンク グリーン プロデュース、以下、TGP)」が手掛ける初のホテル「MUSTARD HOTEL(マスタードホテル)」が入る。ほかにもホテル併設のカフェ・バー&パティスリー、ホットサンドとティーラテなどを提供するカフェ、レンタルオフィスもある。

 同施設を運営する東京急行電鉄の髙橋和夫社長は、「渋谷の周辺には原宿、表参道、青山、代官山など個性的な魅力を発信するエリアが多い。2012年にオープンした『渋谷ヒカリエ』(関連記事「渋谷ヒカリエ」解剖! “大人の女のリアル”を知る)、キャットストリートへの玄関口となった『渋谷キャスト』(関連記事「新施設『渋谷キャスト』は個性派おしゃれグルメに注目」)は、原宿から渋谷を経由し代官山方面へと、南北に新たな人の流れを作った。渋谷ストリーム、渋谷ブリッジに続き、2019年には渋谷スクランブルスクエアも開業予定。さまざまな施設を集めてそれぞれの魅力を高めあうことで、『エンターテインメントシティー渋谷』に彩りを添えるムーブメントを作り出していきたい」と語った。

徒歩10分とは言うものの……

 渋谷ブリッジがあるのは、渋谷駅と代官山駅、恵比寿駅のほぼ中間。明治通り沿いの「並木橋交差点」の近くだ。南側エリアの再開発とともに、渋谷区と東京急行電鉄が連携して渋谷川沿いに代官山方面までつながる約600mの遊歩道を新設。渋谷駅16b出口を出てすぐの渋谷ストリーム前の稲荷橋広場からスタートし、渋谷川を左手に見ながら代官山方面に10分ほど歩けば到着する。ちょうど明治通りに平行する形だ。

 実際に遊歩道を歩いてみた。整備されていて、広くて歩きやすい道だが、対岸に見える景色は明治通りの飲食店やオフィスの裏側。エアコンの室外機や洗濯したタオルなどがぶら下げられていて生活感あふれる雑多な印象がなんとも渋谷らしい。遊歩道にはところどころにベンチも置かれているので、渋谷ストリームで買った弁当を食べるのにも便利そうだ。

 だが、実は渋谷駅前から渋谷ブリッジまで遊歩道沿いに一直線に行けるわけではない。遊歩道は明治通りにつながる一般道によって分断されているので、何カ所か明治通りに出て信号を渡る必要があった。「これなら最初から明治通りを歩いたほうがいいのでは?」という疑問も浮かぶ。まだ工事中の箇所もあったので、今後どの程度遊歩道が整備されるのか気になるところだ。

 やがて遊歩道も終わり、トンネルをくぐってしばらく歩くと渋谷ブリッジが見えた。時間にすれば10分ほどだが、後半はあまり建物がないため、かなり長く感じた。

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