グーグル、自社開発スマホ「ピクセル」の野望(東洋経済オンライン)



9/15(土) 6:00配信

東洋経済オンライン

 「ついにピクセルが日本にやってくる!」

 米グーグルが10月にも自社開発のスマートフォン「ピクセル」を日本に初投入する。9月13日、日本経済新聞が報じた。この知らせに、ツイッターなどのSNSでは、興奮気味なガジェットファンの声が相次いだ。

【写真】グーグルスマホの売りは「カメラ」

 ピクセルは、グーグルが初めて「メーカー」として2016年に発売したスマホだ。現在、アメリカやヨーロッパのほか、アジアの一部で販売されているが、これまで日本での発売は見送られてきた。日本語対応などの課題があったとみられる。

 それまでグーグルは自社ブランドとして「ネクサス」シリーズを展開し、複数のスマホメーカーが製造してきたが、ピクセルは「Made by Google(グーグルによって作られた)」というキャッチコピーを掲げ、自社製であることを強調している。ただ本格的な自社での開発経験のない同社は、台湾のスマホ大手・宏達国際電子(HTC)との共同開発という形を取った。

■来月には「ピクセル3」を発表か

 グーグルは昨年10月にハードウエア製品群の発表会を開催し、カメラなどの機能をアップデートした「ピクセル2」をお披露目した。今年も10月9日にアメリカ・ニューヨークで同様のイベントを予定しており、「ピクセル3」を発表するとみられる。ここで日本発売にも言及する可能性がある。

 オープンソースのスマホOS「アンドロイド」を開発し、世界中のスマホメーカーとのエコシステムを築いてきたグーグルが、なぜ自社製スマホを展開するのか。

 「自社でスマホを手掛けることによって、ハードウエアとソフトウエアがユニークに織り混ざった体験、最良の“グーグル体験”を提供できる。ここ数年で大きく進化した機械学習やAIの技術によって、グーグルとして差別化できるハードウエアを出せるようになった」。今年5月、グーグルの開発者会議「I/O」で取材に応じたハードウエア部門バイスプレジデントのスヴィア・コタリ氏からは、そんな答えが返ってきた。

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