郷土食が豊かな県 野菜大好き 長野1位、愛知47位 カゴメ調べ(日本農業新聞)



 野菜を前面に押し出した郷土食が豊富な県ほど、野菜の摂取量が多いことが、カゴメの調査で分かった。都道府県別で摂取量トップは長野県で、レタスやキャベツなどの生産が盛んな他、野沢菜漬けといった郷土食を有する。同社は「野菜をおいしいと思う機会が多い地域ほど順位が高い傾向だ」と指摘する。

 調査は7月4~18日、20~69歳の全国の男女9964人を対象にインターネット上で行った。

 都道府県別で最も野菜の摂取量が多かったのは長野県で1人1日当たり140グラム。次いで山梨県(136グラム)、群馬県(135グラム)と続く。山梨は「ほうとう」、群馬はこんにゃく料理など、野菜を豊富に使った郷土食がある。

 一方、野菜の摂取量が最も少ないのは愛知県で99・5グラム。唯一、100グラムを下回った。調査結果を分析したエリアナンバーワン戦略研究所の矢野新一所長は「幅広い道路網と飲食店の駐車場が充実し、家族そろっての外食が多いことで野菜の摂取が少ない」と分析。「名古屋めし」やモーニングといった独特の食文化も影響しているとみる。

 次いで少ないのは富山県(104グラム)、石川県(105グラム)。野菜摂取量の上位県と比べ、「野菜が好き」と答えた割合が10ポイント近く低かった。米や水産物の生産が盛んなことが背景にあるとみている。

 厚生労働省が公表した2016年「国民健康・栄養調査」による野菜の平均摂取量(276・5グラム)とは大きな差があるが、同社は「調査方法が異なり一概には比較できない」と話す。

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