北九州市、商店街などでキャッシュレスの大規模実証 みずほやアリペイのスマホ決済活用(産経新聞)



 北九州市は20日、JR小倉駅前(同市小倉北区)にある商店街や商業施設などでキャッシュレスの大規模な実証実験を9月1日に開始すると発表した。みずほ銀行と中国電子商取引大手アリババ集団のスマートフォン決済サービスを活用。市内での普及の可能性や訪日外国人観光客の取り込みなどを検証する。

 実証実験には、小倉駅前の京町・魚町銀天街と旦過市場の約50店舗、大型商業施設、北九州空港内の土産物店などが参加。店舗数は計約150店舗と国内最大級の実証実験になる見込み。第一交通のタクシー約80台も参加する。

 日本人はみずほ銀の口座からチャージして使うスマホアプリ「pring(プリン)」、外国人はアリババのスマホ決済サービス「支付宝(アリペイ)」を利用する。

 ともに店頭のタブレット端末に表示された2次元バーコード「QRコード」をスマホのカメラで読み取ると、銀行口座から代金が引き落とされる仕組みだ。店舗にはソフトバンクが端末を無償貸与、店舗から徴収する手数料も無料にする。

 みずほ銀は6月に福島県の数店舗で実証実験を始めたが、第2弾となる今回は北九州銀行、西日本シティ銀行、福岡銀行と組み、各行の口座保有者も参加できるようにする。大規模な実証実験を通じてQRコードの利便性などを確認する。

 一方のアリペイは中国を中心に世界で6億人以上が利用し、日本でもコンビニエンスストアなど対応する店舗が増加。ただ、地方の商店などでの導入は少なく「実証実験で訪日客消費の促進を見極めたい」(北九州市の担当者)という。

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