ご飯の力で高校球児を応援 JA全農が栄養教育プログラム開発へ(産経新聞)



 JA全農が高校の野球部員向け栄養教育プログラムの開発に取り組んでいる。「ご飯離れ」が進む中、国産米を中心とした日本らしい食生活を通じて高校球児の活躍を支援する。若いアスリートにエネルギー源として国産米を積極的に食べてもらうと同時に、2020年東京五輪・パラリンピックに向け「ご飯食」の機運を盛り上げる。

 今年度から3年間の計画で、シドニー五輪で野球日本代表チームの管理栄養士を務めた立命館大学スポーツ健康科学部の海老(えび)久美子教授と連携して取り組む。JA全農は調査対象の8校のうち、滋賀県立彦根東高校など4校に毎月400キロを上限にコメを提供する。

 食事や栄養について学ぶ機会を提供するほか、身長や体重、体脂肪率などの身体測定や食生活に関するアンケートを定期的に実施し、食事と体の成長の関係を解析する。さらに、部活動で忙しい高校球児の生活に合った栄養教育プログラムを組み立てる。

 プロジェクトの成果は書籍や冊子にまとめ、高校野球連盟を通じて加盟校に配布する予定だ。JA全農では野球以外の競技を含め、若い世代のアスリートに広めていくことも検討している。東京五輪に向け、食を通じてスポーツ全体を盛り上げていきたい考えだ。

 農林水産省によると、日本人1人当たりのコメの年間消費量は昭和37年度の118・3キロをピークに減少傾向にあり、平成28年度は54・4キロと半分程度まで落ち込んだ。

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