16年度 都道府県別自給率 秋田192%、初の1位 北海道2位、天候不順響く(日本農業新聞)



 農水省は2016年度の都道府県別食料自給率をまとめた。カロリーベースでは、秋田が192%で初めて1位になった。15年度まで1位を守っていた北海道は、台風や長雨など天候不順が響き、前年度の222%からから185%まで大きく落とした。北海道が1位を逃すのは、同省が都道府県別の公表を始めた1998年度以降初。

 食料自給率は、国内の食料消費を国内の農業生産でどの程度賄えるかを示す指標。都道府県別は全国の自給率より1年遅れの公表となる。16年度の全国の食料自給率は、カロリーベースで前年度比1ポイント減の38%。

 北海道は、台風や長雨などの天候不順が重なり、37ポイントの大幅下落となった。秋田も5ポイント落としたが、北海道を5ポイント上回り、初めて1位になった。都道府県別では15年度まで毎年、北海道が1位、秋田が2位で続いていた。

 前年度に比べ下落したのは19道府県。上昇したのは8県。100%を超えたのは6道県あった。東北は米の生産量の減少などもあり6県とも前年より低下。生産が伸びた新潟は7ポイント上げた。西日本ではサトウキビの増産などの影響で鹿児島、沖縄が大きく伸ばした。

 生産額ベースでは、宮崎県が287%でトップ。22県で100%以上だった。牛肉や青果物の価格の上昇で、35都県で自給率が向上。伸び率は青森がトップで、野菜類が好調で22ポイント上昇した。

日本農業新聞



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