乳雌牛出生26万頭台 4年ぶり大幅増加 17年度予測(日本農業新聞)



 全国の乳牛の牛群検定報告をまとめている乳用牛群検定全国協議会が乳用雌子牛の出生頭数予測を発表し、2017年度は26万9100頭で13年度以来4年ぶりに26万頭台に回復するとした。16年度比では6%増となる。予測誤差は5%以下のため「前年度超えか、前年度並みは確実」とみている。

 同協議会は、全国の酪農家戸数の半数に当たる7917戸の牛群検定報告を取りまとめている。今月上旬、最新の牛群検定報告を基にした18年5月までの最終予測を公開。検定報告にあった人工授精結果と受胎率を基に算出した。

 予測によると、17年度の乳用雌子牛出生頭数は16年度実数、25万3903頭に比べて6%増えた。性比は雌が56・8%。雄子牛の出生予測は20万4500頭で、前年度比2%減だった。

 乳用雌子牛出生頭数は、酪農家が子牛を繁殖させるか購入するかを決める目安となる。同協議会は「雌子牛市場が高値となっていることを受けて、近年の繁殖減少に歯止めがかかる傾向」と説明する。16年は関東、東北が冷夏だったことで繁殖成績が良かったことも一因とみている。

 交雑種の出生は25万8900頭で、前年度比2%減。乳用種、交雑種の出生合計は73万2800頭で、同1%増と予測した。

 なお、17年度出生頭数の実数は家畜改良センターが10月に発表を見込んでいる。

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