プログラミングで鍛えられる「仕事力」の本質(東洋経済オンライン)



8/13(月) 8:00配信

東洋経済オンライン

2020年から小学校でプログラミング教育が必修化される。「プログラミング教育」と言われても、まったくイメージがわかない人のほうが多いだろう。
『売れる!  魔法のアイデア 7パターン39の法則』の著者であり、ITコンサルタントの市村よしなり氏は、プログラミング教育におけるもっとも重要なことは、アイデアを生みだしカタチにする力である「創造力」を育てることだと説く。

■プログラミング教育必修化におけるよくある勘違い

 ここ最近、小さなお子さんを持つ親御さんを中心に、2020年から始まる小学校におけるプログラミング教育の必修化についてよく相談を受けるようになりました。

 また、エンジニアの方からは、「つねに新しい技術で登場してくるわけだから、学んだことが大人になったとき通用するのか?」といったご意見も耳にします。

 こうした言葉の端々から推測するに、新たに始まる小学校でのプログラミング教育を「コーディングスキルを身に付ける授業」と勘違いされていらっしゃる方が少なくないように感じます。

 コーティングとは、たとえば、「Java」や「C#」といったプログラミング言語を用いてテキストでコードを記述していく作業を指します。ITにアレルギーがある人は、こうしたIT業界独特の表現や、実際に記述されたコードの数字やアルファベットの羅列に苦手意識を持ってしまうのかもしれません。

 もちろんそうした学習も授業の一環としてあるかもしれませんが、文部科学省のHPで公開されている、2018年3月版の「小学校プログラミング教育の手引き」にビジュアル型プログラミング言語と明記されているように、GUIタイプの学習環境を想定されているようです。

 GUIとはグラフィックユーザーインターフェースの略で、小さなお子さんからお年寄りまで、誰でも簡単に視覚的に動かせる環境を意味する言葉です。このことから、技術を習得させるというよりは、どちらかというとこの段階では、プログラミングに慣れ親しんでもらい、将来、抵抗感を持たないようにすることが第一の目的なのではないでしょうか。

 GUIタイプのプログラミング環境で有名なものには、Scratch(スクラッチ)という、マサチューセッツ工科大学内にある研究所のMITメディアラボが開発した子ども向けプログラミング学習用の開発環境があります。

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