台湾スイーツ「豆花」が新宿に上陸したワケ(東洋経済オンライン)



8/12(日) 16:10配信

東洋経済オンライン

 美食の国、そして親日の国として日本からの観光人気も高い台湾。その台湾をルーツとするスイーツの新店「騒豆花(サオドウファ)」が、7月13日にオープンした。騒豆花は、台湾では行列ができる有名店。新宿の駅ビル「ミロード」の7、9階レストランフロアリニューアルに合わせ、初めての日本出店となった。

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 今回の新店舗の一押しメニューは、店名にもなっている豆花(トウファ)というスイーツだ。原料は大豆で、豆腐に似ているので、一見したところは日本人にもなじみやすい。ただし実際に味わってみると、豆乳をさらにいがらっぽくしたような味があり“子どもからお年寄りまで”という親しみのあるおいしさではない。これはつまり大豆の風味がしっかりしているということだ。最初は鼻につくかもしれないが、慣れると何度も食べたくなる。美容や健康にも良さそうなので、女性からの支持が高いスイーツだ。

■見た目にも華やかな新しいスイーツを提供

 伝統的な豆花の原料は基本、豆と水だけ。シンプルだからこそ、微妙な味わいを出すのが難しい。騒豆花では原料の大豆や水にこだわって、本場の味を再現。そして豆花に、フルーツを組み合わせて華やかにアレンジしている。定番のイチゴ、バナナのほか、季節ごとにマンゴーやスイカなどを使った限定商品を提供する。

 日本での運営は、日本でのマスターフランチャイズ権を有しているフークルが担う。フークルはほかに、5年前よりアメリカ発祥の「オリジナルパンケーキハウス」を国内で8店舗展開。アメリカでは65年前に創業し、約150店舗を展開する一大チェーンだ。

 今回の騒豆花オープンの経緯について、専務取締役の小峯祐一郎氏は次のように語る。

 「騒豆花とは“運命的な出合い”があり、3年間交渉してきました。台湾の人気店なので、日本のいろいろな企業がビジネスを申し出てくるのですが、オーナーの劉ママ(騒豆花オーナー劉端貞氏)が断ってきた。それはオーナーが海外に展開する=騒豆花の味が変わってしまう。それほどまでに自店の味を愛し、その難しさを理解していたからです」(小峯氏)“運命的”という表現は少し大げさかもしれないが、同社社長の河崎孝文氏が現地で初めて味わったときの衝撃はそれほど大きかったのだろう。同社のもう1つの業態であるパンケーキ店も、「パンケーキブームとはまったく関係なく、店の味に感動した」(小峯氏)からこそ、日本での展開を決断したのだという。

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