共働き夫婦が抱える「仕事と子育て」の本音(東洋経済オンライン)



8/12(日) 11:00配信

東洋経済オンライン

昨今、働き方改革が叫ばれてはいるものの、依然として家事・子育てと仕事の両立は簡単ではないのが現状です。本稿では、子育てと仕事の両立に取り組む既婚者および同じ職場で働く人たち双方の意識をたずねた興味深い調査結果を、2回に分けて紹介します(本記事は第2回、前回は『妻が温度差を感じる「イクメン度自己評価」』)。今回のテーマは「子育てと仕事の両立をめぐる職場環境」です。

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なお、本稿記載のデータは、(株)明治安田生活福祉研究所が行った「出産・子育てに関する調査」の調査結果を使用しています。

■これ以上家事・子育ての負担を増やしたくない

 子育てと仕事の両立について、まずは家庭の中での家事・子育てについて、夫婦がどのくらい負担を感じているかを見ていきます。子どもがいて現在仕事をしている25~44歳の既婚者に、家事・子育てに携わっている日常の中で、「仕事に加えてこれ以上の家事・子育ての負担には耐えられないと思うか」をたずねたところ、男女とも末子の年齢にはかかわりなく、男性は「どちらかと言えば当てはまる」が4割台であるのに対し、女性は約7割となりました。

 仕事と子育ての両立のためには、職場からの理解・協力があるのとないのとでは大きな差があります。それでは、実際に職場で子育てについて理解・協力してくれるのは、どのような立場の人なのでしょうか。

■男女とも子育て経験のある同性の上司や同僚

 現在、子どもがいて正社員または非正社員として仕事をしている25~44歳の既婚者に、「自分の職場で、子育てについて理解・協力してくれるのはどのような人か」をたずねたところ、男性で最も割合が高いのは「子育てを経験している男性の上司」で、約5割となっています。次に、「特にいない」、「子育てを経験している男性の同僚」がそれぞれ2~3割と続きます。

 一方、女性で多いのは「子育てを経験している女性の上司」と「子育てを経験している女性の同僚」で、それぞれ4~6割です。「子育てを経験している女性の上司」は20代後半56.4%に対し40代前半37.8%と、年齢層が低いほど割合は高く、「子育てを経験している女性の同僚」は20代後半44.2%に対し40代前半54.3%と、年齢層が高いほど割合は高くなります。また、「子育てを経験している男性の上司」は約3割、「特にいない」は約1割と、それぞれ男性より低くなっています。

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