鉄道博物館の新館は大人仕様? 最上階に注目 南田・安田の鉄道トレンド研究所(日経トレンディネット)



8/12(日) 7:00配信

日経トレンディネット

「鉄道好き」で知られるホリプロのマネジャー・南田裕介氏。当連載では南田氏の手ほどきを受けながら、アナウンサーの安田美香氏が鉄道のいろはについて学んでいく。今回は2018年7月にオープンしたばかりの鉄道博物館新館に向かった。

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 さいたま市にある「鉄道博物館」。その新館(南館)が2018年7月5日にオープンしました。地上4階建てで、以前は子供向けの遊具などが並ぶ「てっぱくひろば」があった敷地内の最も南側に位置しています。新館のコンセプトは、「鉄道の仕事を伝え、歴史をひも解いて未来の鉄道を想像する」(鉄道博物館広報)。このコンセプトを基に、新館は「仕事ステーション」「歴史ステーション」「未来ステーション」の3つのゾーンに分けているとのこと。また、「東北新幹線E5シミュレータ」などが新設され、車両の運転体験ができるようになりました。でも、オープン直後&夏休みとあって体験ができるエリアは大混雑。そこで、今回はそれ以外の新館の見どころをマネジャーの南田裕介氏と一緒に探りました。

●トレインテラスに行くなら10時台がおすすめ

 新館は延べ床面積が約6000平方メートル、展示面積が約3500平方メートル。見どころはたくさんありそうですが、南田氏がまず最初に向かったのは4階の「トレインテラス」でした。「鉄道博物館は複数の線路に挟まれた立地にあるので、ここに来れば在来線から新幹線まで一度に見ることができる」(南田氏)とのこと。

 「お目当ての列車の通過時刻を予測しておき、トレインテラスで列車を見るタイムスケジュールを組む。そうして展示を見ながらトレインテラスに何度も足を運ぶのが“俺流”の巡り方」と南田氏。

 鉄道博物館の東側にはJR高崎線と川越線が走っており、通勤電車や特急「あかぎ」、タイミングが合えば「TRAIN SUITE 四季島」が見られることも。また、貨物列車が通過するのを眺めることもできます。

 南側にはレールのゆがみを矯正する保線用機械の一種、マルチプルタイタンパー(通称マルタイ)が。ほかにもレールを輸送する機械などの働く車両が見られるスポットでもあります。保線作業は基本的に夜中に行われるため、動いている姿を見るのは南田氏も初めてだったそう。

 西側に見えるのは東北・上越新幹線の高架橋。10時台は23本ほどの新幹線が通るので、より多くの本数と種類を見たければこの時間にトレインテラスに行くのがおすすめ。高架橋の向こう側には埼玉新都市交通「ニューシャトル」も走っています。冬には遠くに富士山も望めるそうです。トレインデッキの北側には本館があるので広々とした眺めではありませんが、高崎線、川越線、新幹線の線路が見られます。本館にもこのようなテラスがありますが、東西南北全ての線路を見ることができる場所は、鉄道博物館の本館、新館を合わせてもトレインテラスだけです。

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