不妊治療500万円!42歳専業主婦の深い悩み(東洋経済オンライン)



8/12(日) 6:00配信

東洋経済オンライン

 今回、私たちファイナンシャルプランナーの事務所に「お金の相談」に来たのは、42歳で専業主婦のA子さんです。一般メーカーに勤務する50歳の夫との2人暮らしです。

 疲れた様子で相談に訪れたA子の悩みはズバリ不妊治療の費用についてです。「不妊治療を始めて2年になりますが、貯蓄を半分も使ってしまい、さすがに不安になって……」と言うのです。実は最近、A子さんのように不妊治療に費用をかけすぎてしまい、家計が厳しい状態に陥ってしまう方からのご相談が増えています。早速、お話を聞いてみることにしました。

■40歳から不妊治療スタート、2年間で500万円超に

 A子さんは、39歳のときに友人の紹介で8歳年上のご主人と出会い、交際がスタート。交際半年にしてめでたくゴールイン。「晩婚さんカップル」ということもあり、A子さんが40歳の誕生日を迎えた日から不妊治療を始めました。

 A子さんも最初は、軽い気持ちで不妊治療を始めたとのこと。確かに最近は40代でも出産している人も増えているし、「何回か病院に通えば、妊娠できるだろう」と、ご主人も思っていたそうです。ですから、最初は、基本検査やタイミング法などのいわゆる初期段階の治療を、仕事を続けながらマイペースで行っていたとのこと。

 確かに、タイミング法などの検査は、1回2000円~1万円程度で済み、健康保険も適用になります。この段階で妊娠できればよかったのですが、A子さんの場合、半年続けても妊娠に至らなかったので「人工授精」に移行することになりました。病院にもよりますが、こうなると1回1万円~5万円程度必要で、全額自己負担になります。

 6回程度、人工授精にチャレンジしたそうですが、それでも妊娠に至らず、ついに「体外授精」を行うことになりました。A子さんは、「高額だけど、妊娠する可能性が高い」と評判のクリニックに通院することにしました。この頃には、治療で使う薬の副作用が強かったり、なかなか妊娠しないことのへのあせりがあったりで、精神的にも不安定になり、結局、仕事を辞めることになったそうです。

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