焼き肉のタレにラーメンスープ? 少額輸出7.6%増の233億円(SankeiBiz)



 農林水産省は10日、少額貨物(1品目当たり20万円以下)の農林水産物・食品の輸出額を初めて公表した。それによると、2018年上半期(1~6月)の実績は前年同期比7.6%増の233億円と推計される。多くを越境電子商取引(EC)が占めているとみられ、農水省はこれまで追跡できなかった商流での食の売り込みに役立てる方針だ。

 内訳は農産物が63.7%、林産物が4.0%、水産物が32.2%。金額が大きかったのは「ソース混合調味料」で、例えば焼き肉やしゃぶしゃぶのタレ、ラーメンのスープが含まれるとみられる。

 農水省の担当者は「業者が牛肉などの食材と一緒に調味料を送った可能性がある」と話している。

 少額輸出は税関への申告の一部省略が認められているため、実態の把握が難しい。ただ、20万円を超える品物と一緒に少額輸出をする場合は、最も高い品目を申告する必要がある。農水省はここに目をつけ、少額輸出の推計値を出した。

 新統計で少額輸出の傾向をつかめれば、農産物・食品の輸出拡大戦略に生かせる。ただ、算定の条件が異なるため、1兆円の政府目標には含めないという。

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