鶏卵売り場多様化 コンビニ向け増加 日本養鶏協会が初調査(日本農業新聞)



 全国の鶏卵選別包装施設(GPセンター)で扱う鶏卵の1%は、コンビニエンスストアに流通していることが日本養鶏協会の調査で初めて分かった。主流のスーパーや業務用などに比べると数量は少ないがコンビニでも鶏卵が扱われていて、売り場が多様化しつつある実態が浮かび上がった。

 国際競争に対抗するには国内の鶏卵流通実態を早急に把握する必要があるとして、日本中央競馬会の助成を受け、6年ぶりに調べた。1時間に2万卵以上の処理能力があるGPセンター413件を対象にアンケート票を送付。2016年の1年間の実態をまとめた。

 殻付き鶏卵の仕向け先で、最も多かったのが「スーパー・小売り・生協等」で全体の36%。次いで「商社・問屋等」が29%、割卵業者13%と続く。仕向け先の上位順位は前回と同じ。

 新たに「コンビニエンスストア」と「輸出」の仕向け量を調べたところ、コンビニが1%で輸出は0・1%だった。

 鶏卵の店頭販売は、単身世帯の増加や消費者の高齢化などを背景に、主流のスーパーだけでなくコンビニでの扱い量が増えていると見られる。今回の調査で初めて実態が明らかになった。

 今回は大まかな調査だが、同協会は「動向が把握できたことは意義があった」としている。

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