20年ぶりの新ジムニー モード切り替えレバーが復活(日経トレンディネット)



7/23(月) 6:00配信

日経トレンディネット

 スズキは2018年7月5日、軽四輪駆動車「ジムニー」と小型四輪駆動車「ジムニーシエラ」のフルモデルチェンジの発売を開始した。価格は、ジムニーが145万8000~184万1400円。ジムニーシエラは、176万400~201万9600円。

【関連画像】軽四輪駆動車「ジムニー」。価格は、145万8000~184万1400円

 ジムニーシリーズは、小さくても頑丈なオフロード4WD車として、国内のみならず世界中で約285万台が販売されてきた。現時点での販売地域は194の国と地域にのぼり、まさにスズキを代表するクルマと言える。

 4代目となる新型は、実に20年ぶりのフルモデルチェンジ。とはいえ、ジムニーの伝統は、きっちり受け継がれている。懐かしさを感じる外観デザインのコンセプトは、「プロの道具」だ。機能の充実に徹した飾り気のない潔さを追求した。5スロットグリルや、ボンネットの強度を高める形状の「クラムシェルフード」など歴代ジムニーのアイコンも取り入れた。

 ボディーサイズは、ジムニーが全長3395×全幅1475×全高1725mmで、ジムニーシエラが全長3550×全幅1645×全高1730mmとなる。小型車のシエラの方がやや大きいが、これは専用の前後バンパーや、ワイドタイヤが収まるようにボディの全幅を拡大するためのオーバーフェンダーというパーツを備えるため。基本構造と車室内の広さは、どちらも同じ。悪路を走破するオフロード4WD車に重要な最低地上高は、ジムニーが205mm、シエラが210mmとなっている。

伝統のラダーフレーム構造も新開発

 インテリア(内装)のデザインコンセプトも共通しており、シンプルで機能的に仕上げている。ダッシュボードデザインは、オフロードでも車両の傾きが判断しやすいように直線的で、助手席側には、乗降時に役立つ大型のグリップハンドルがついている。乗員定員は、どちらも4人だ。

トランスファーレバーが復活

 4WDは、切り替えができるパートタイム式で、通常走行に使う後輪駆動モードの「2H」、雪道や荒れ地などで使う4WDモードの「4H」、ぬかるんだ道や急勾配など特に高い駆動力と4WDが必要なときの「4L」の3つのモードがある。モードの切り替えは、機械式副変速機(トランスファーレバー)でドライバー自身が行う。前モデルでは電子制御のボタン操作だったが、ユーザーの声に応えて操作性に優れるレバー式に戻した。

 走破性を高める新機能として、ぬかるみにはまったりなどしてタイヤが空転してしまう状態での脱出を助ける「ブレーキLSDトラクションコントロール」、坂道発進時にペダルを踏みかえる瞬間に車両が後退するのを防ぐ「ヒルホールドコントロール」、急な下り坂などでも車速を一定に保つ「ヒルディセントコントロール」が追加された。

 先進の安全運転支援機能も初めて採用した。上級グレードには、「スズキ セーフティ サポート」をオプションで設定。このシステムは、単眼カメラとレーザーレーダーを組み合わせたもので、衝突被害軽減ブレーキ「デュアルセンサーブレーキサポート」や、車線逸脱警報機能、標識認識機能、自動ハイビーム、誤発進抑制機能、ふらつき警報機能、先行車発進おしらせ機能を備える。搭載車は、サポカーS(セーフティ・サポートカーS)ワイドに該当する。また、前席のエアバックに加えて、前席サイドのエアバックとカーテンエアバックも全車に標準化された。

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