小麦で簡単押し麦 家庭用製麺機使い 6次化商品に有望 群馬県農技センターが製法開発(日本農業新聞)



 群馬県農業技術センターは、家庭用製麺機を使った押し麦の簡易製造法を開発した。小麦「さとのそら」を精麦し、吸水させて柔らかくして製麺機で平らに延ばす。加工業者や専用機械に頼らず、個人や小規模グループでも作れる。

 小麦の加工利用を検討する同センターは、製粉せずに麦の形を生かした押し麦に注目。押し麦は大麦が主だったが、小麦でも簡単に作れるとして、6次産業化に取り組む小麦産地のPR材料の一つになるとみる。

 脱穀した麦を家庭用精米機や、JAなどに依頼して7分ほどまで精麦する。吸水は40%が目安。精麦した麦100グラムに水40グラムを入れて、冷蔵庫など涼しい場所に1晩置く。その後、製麺機で厚さ0・5~1ミリになるよう延ばし、乾燥させて押し麦にする。

 同センターによると、電動製麺機を使うと1時間当たり約1キロ、手動だと同500~800グラム、圧ぺん作業ができるという。「個人や女性グループで利用するには十分な量が作れる」(農産加工係)と話す。他品種でもできるが、「さとのそら」の麦は比較的柔らかく、手動製麺機でも圧ぺん作業がしやすいという。技術は同センターのホームページで公開している。

日本農業新聞



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