三菱ふそう、自動運転「レベル2」トラックを来年末までに投入(SankeiBiz)



 独自動車大手ダイムラー傘下の三菱ふそうトラック・バス(川崎市)は13日、部分的な自動運転を実現できるトラックを来年末までに国内に投入することを明らかにした。4月に三菱ふそうの社長兼最高経営責任者(CEO)に就いたハートムット・シック氏が同日会見を開き、「自動運転トラックをライバルに先んじて市場に導入したい」と意欲を示した。

 来年の実用化を目指すトラックの自動運転のレベルは政府が示す5段階の分類で「レベル2」。ブレーキやハンドルなど複数の操作を自動にする水準で、走行場所は高速道路などに限定する。車両開発に必要なセンサーなどの部品をダイムラーと共通化するほか、自動運転を物流業務の効率化につなげるサービスの提案にも注力する。

 次の段階で、エリア限定で全ての操作が自動化される「レベル4」のトラックを開発する。競合のいすゞ自動車や日野自動車は、政府のIT総合戦略本部の方針に沿って2025年以降にレベル4を実用化する目標を掲げるが、三菱ふそうはそれより早い開発を狙う。

 運送業界では、深刻化する人手不足や運転手の負担軽減といった課題を解決できる自動運転技術への期待感が急速に高まっている。このためシック社長は、レベル2から1段階飛ばし、「レベル4で自動運転の利点を顧客が明確に確かめられるようにする」と強調。開発競争が激化する商用車の自動運転技術分野で主導権を握りたい考えだ。

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