「合理的へそ曲がり」式日本株投資のススメ(東洋経済オンライン)



7/14(土) 6:00配信

東洋経済オンライン

 ここのところ株価がいまひとつだ。1月に2万4000円台があった日経平均株価は、13日には大きく反発したものの2万2000円台でとどまっており、投資家には元気が出にくい展開となっている。

■市場がパッとしないときは「長期投資」を想え! 

 市場がパッとしないとき、投資家はどうするといいのか。「市場のことを忘れているといい」というのが有力な解決策だが、わざわざ本欄を読まれている読者にとって、これは有効ではなさそうだし、賢い方法でもない。

 別の方法として、「長期投資について考える」というやり方がある。「短期」が冴えないときには、「長期」に意識を移すのだ。

 筆者は、運用や経済をあれこれ論じることを仕事にしているので、「長期」というと、「『長期投資だから、長い目で見てください』は、ファンドマネジャーの言い訳の定番だな」とか、「経済学者は、『長期』と『短期』使い分けて怪しいことを言うから気をつけねば」と半ば反射的に皮肉が思い浮かぶのだが、これは単なる職業病だ。

 素直な投資家の皆さんは、相場が冴えないときこそ、株式や投資信託(手数料の安いインデックスファンドがいい)をじっと保有し続ける長期投資のメリットを確認しておくといい。まとめると、以下のとおりだ。

 【長期投資の5つのメリット】

 (1)投資とは自分のおカネを経済活動に参加させて働かせることなので、長期間働かせるほうがより大きなリターンが期待できる。

 (2)利益が出ている場合に投資の一部ないし全部を売却すると税金を取られるので複利効果が薄まる。

 (3)売り買いすると余計な手数料が掛かるので、じっとしているほうが得だ。

 (4)「いったん売って、安値で買い戻す」のは難しいから、じっとしていよう。

 (5)投資に空白ができている間に株価が上がるのはよくあることなので、もったいない。参加を続けることが、たぶん得である。

 株価が下がるのは、悪材料があって下がるのだが、現在の株価に対して悪材料の反映が不十分なのか過剰なのかの判断は、誰にとっても難しい。結局、「現在利用可能な情報と判断は、現在の株価に反映しているのだろう」というくらいに考えて、株式市場と付き合い続けるのが得策だろう(「絶対」とは言えないので、語尾は「だろう」としておく)。

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